恵比寿のサロンManner-BOにて
「Tony Soterとオレゴンの仲間たち」と題して、Tony Soterのワインを中心にオレゴンワインを楽しむ会に行ってきました。
カリフォルニアでカルトワインをいくつも手がけ、Etudeというすばらしいワイナリーを立ち上げたTony Soterは、Etudeをベリンジャーに売って、1998年から本拠をオレゴン州に移し新しくSoter Vineyardを立ち上げています。
今ではほとんどPinot Noirに特化をしていますが、Beacon HillやMineralSpringsという単一畑のワインはいいブドウが採れる年にしか作りません。
ワインは左から(□:泡、◇:白、■:ロゼ、◆:赤)
□:Soter 2001 Brut Rose Beacon Hill Sparkling
泡はほのかなピンク色、香りは梅のニュアンス、適度な酸味がおいしいスパークリングでした。
◇:Elk Cove 2005 Viognier
このヴィオニエは花の香りのする味わいのまろやかなヴィオニエ。オレゴン州でも最南端ROUGE VALLEYの葡萄で作られています。
◇:Amity Dry Gewurtztraminer 2005
ECOワインも作っているAmityのゲヴェルツトラミネール。ゲヴェルツ特有のライチの香りが気持ちの良い辛口の白
■:Soter 2006 North Valley Rose
Pinot Noirから作られているロゼ。ヴィオニエとともに冷やして夏に屋外で飲んだら良いだろうなあ。
◆:Soter 2005 Pinot Noir North Valley
Soterの普及タイプのキュベ。適度な酸味。タンニンはそれほど強くないですがとても飲み良いピノ。
◆:Soter 2005 Pinot Noir Beacon Hill
Soterのシングルヴィンヤード。Beacon Hillはこれが最終ヴィンテージでこれからはMineralSprings1本でいくようです。North Valleyよりきめ細かいタンニンが強く、奥深い味わい。熟成に耐えられそうです。
◆:Penner-Ash Pinot Noir 2005 Dussin Vineyard
これは濃い~ピノです。この下級キュベは春にじっくり1本味わったのですが、この上級キュベはカリピノかと思えるような濃さ。でもジャミーではありません。和牛とかガッツリした肉料理にもマッチしそうです。
◆:Elk Cove Syrah Del Rio 2005
Elk Coveは昨年2月と6月に行ってどちらもこのシラーを買ってきました。焼肉なんかにも良いスパイシーな味わいのシラー。Del rioはやはり南端にあるヴィンヤードだそうです。
この日はサンクスギビングデーだったそうで、こんな七面鳥もいただきました。
チーズシュバリエの用意したチーズも。
手前右:ガレット・デ・ロワール白カビタイプのウォッシュチース。中身がトローり。もちろんロワールですからフランス産。
手前左:アッペンゼール。白ワインにスパイスを加えたものでウォッシュしてあるそうです。くせが無く食べやすいタイプ。スイス産
奥:ロンバルディア。ワインで洗ったブルータイプのチーズ。イタリア産
主催され料理も用意していただいたManner-BOさん、ワインを買い付けてきてくださったOさん、チーズシュバリエのNさんありがとうございました。
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