COACH特集

2012年3月30日金曜日

SPANISH WHITE GUERRILLA VERDEJO 2010

最近お気に入りのスパニッシュ・ゲリラ。
スパニッシュ・ホワイト・ゲリラ・ベルデホ [2010]

【スペイン/V.d.T.バジェス・デ・サダシア】
リースリング、シャルドネ、ヴィオニエといわゆる国際優良品種の葡萄を使った物を飲んできました。今回はアルバリーニョと並んでスペインの高級白葡萄品種ベルデホです。D.O.ルエダで一番成功しているそうです。

外観:標準的な濃すぎず薄すぎずの黄色。
香り:グレープフルーツ的な柑橘の香り。白胡椒のスパイス、ハーブ。
味わい:酸味もありますが、厚みのある味わい、スパイスのピリッとしたニュアンス。後口がすっきりしています、

これは珍しい飲み口で以前の3種類とは異なりハーブのニュアンスの繊細なワイン。まだ、ゲヴェルツトラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン、アルバリーニョを飲んでいませんが、このシリーズに外れ無しと言ってしまいましょう。

あることはありますが、在庫はです。


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2012年3月28日水曜日

Andre Roger Vieilles Vignes Grand Cru NV

アンドレ・ロジェ ブリュット ヴィエイユ・ヴィーニュ グラン・クリュ NV
100%グランクリュ・アイのピノノワール100%によるブラン・ド・ノワール。平均樹齢45年のヴィエイユ・ヴィーニュ。葡萄は2006年産100%だそうですが、ミレジム表記は無し。ドザージュは7g/l。

当たり年に限り年間4000本程度のみ造られる希少品です。

来客と共に味わったので、写真は瓶のみ。
きめ細かな泡と柑橘系の香り。味わいはとても円やかで複雑味ありどんどん開いて来るのには驚きました。

残り1本です。


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2012年3月27日火曜日

Anniversary Wine Party@Villa Due 記念日ワイン会

ワイン仲間の息子さんが20歳になったので、バースデー・ヴィンテージ1992を味わう会。
場所は神田ヴィラ・ドゥーエ




☆2010 羊蹄グリーンビジネス ラロ・スプマンテ



羊蹄山のあるニセコ町の生産者。ドメーヌ・タカヒコのナイアガラを使った濁りスパークリング。ナイアガラはアメリカ品種なので嫌っていたのですが、これは旨い!!

 ◇1992 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatieres     Remoissenet Pere et Fils



古酒といえばルモワスネ。キノコの香。ミネラルの旨み。

 ◆1992 Chambertin Lou Dumont




仲田さんのルーデュモン。

 ◆1992 Echezeaux VV Mongeard Mugneret



エシェゾーは20年でも果実味が健在!!
◆2008 Castel d'Encus Syrah Thalarn Costers del Segre Spain




スペインのシラー
◆1992 Ch. Leoville-Las Cases Saint-Julien




ボルドー格付け2級。もっとも1級に近いといわれるサンジュリアンのレオヴィル・ラスカーズ。
◆1992 Bryant Family CS Pritchard Hill Napa Valley





 ナパのブライアント・ファミリー。まだまだ若い。あと十年もしたらどうなるのか

料理はヴィラ・ドゥーエ の特製コース。





真鯛のカルパッチョ アスパラガスとオレンジのヴィネグレット



アニメッレのコートレット 春野菜のストゥファートバルサミコ酢のアクセント



豚肉のラグーと山菜のペンネ



牛フィレ肉のサルティンボッカ仕立て ポワブラソース

古酒はなかなか見つからないのですが。

ルモワスネの古酒もっと古い1988がありました。


これは売り切れです。参考に。

ルー・デュモン シャンベルタン[1992]
ルー・デュモン シャンベルタン[1992]
価格:9,280円(税込、送料別)

リシュブールです。

リシュブール[1992]モンジャール・ミュニュレ

リシュブール[1992]モンジャール・ミュニュレ
価格:31,290円(税込、送料別)



ギョエー、ナパキャブは高いな~


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2012年3月23日金曜日

Freeman Wine Party@Shirokane フリーマン ワイン会2012年3月

昨年訪れたFreeman Vineyard & Winery。オーナー夫人のAkiko Freemanさんをお迎えしてのランチワイン会。場所は白金のアルヴィナール
ワインのラインナップは下記の通り
2010 ROSE of Pinot Noir
2010 Keefer Ranch PN
長野のシードル 
2007 Sonoma Coast マグナム
2010 Ryu-Fu CH (涼風)
2010 Sonoma Coast  
2010 Akiko's Cuvee PN

シードルで乾杯後、Akikoさんからご挨拶とワインの説明





涼風シャルドネからワインが注がれていきました。
マッシュルームのフラン(洋風茶碗蒸し?)

信州サーモンのテリーヌ フロマージュブランで和えたルビーグレープフルーツ添え
フランス産フォワグラのソテー 春野菜添え
フランス・シャラン産鴨胸肉のロースト 蜂蜜とコリアンダー風味
 桜のクレーム・ダンジュ

料理は島田シェフがフリーマンのワインを飲んで考えられたそうです。
島田シェフ曰く「料理に寄り添う優しい味わいのワイン」。Akikoさんの理想も同じで「料理に合うワインと言われるとうれしい」とのこと。

 昨年11月に訪れたFREEMAN VINEYARD & WINERYの入り口。この先に貯蔵庫がありティスティング・カウンターがあります。ここでAkikoさんが忙しく働きながら、来訪者のティスティングの相手をしたりしています。入り口のうえに”FREEMAN”と刻印されたプレートがあります。FREEMANの下には”9・26・85”と書かれています。これはAkikoさんとKenさんがNYCで出会った日だそうです。

ワインについてはやはり’07の5年近くたった熟成感と滑らかさが印象に残りました。

楽天ではFREEMANのワインはほとんど売り切れ!!

売り切れでしたが2009 SONOMA COAST PINOT NOIRはこんな感じでした。


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2012年3月19日月曜日

Return of SPANISH WHITE GUERRILLAS

2月にリースリングを味わって驚いたスパニッシュ・ホワイトゲリラ(SPANISH WHITE GUERRILLA REISLING 2010)。
7本セットを思わず”ポチ”してしまいました。 そろそろ暖かくなると思ったのですが、まだまだ寒い、暖かくなるまでに全て飲んでしまいそうです(苦笑)


まずはそのうち、フランス品種(国際品種?)の5本。左からリースリング、ヴィオニエ(樽熟)、ソーヴィニオン・ブラン、シャルドネ(樽熟)、ゲヴェルツトラミナール。


左アルヴァリーニョ、右ベルデホ。

これらはワイナリー和泉屋さんが輸入販売しているもの。和泉屋さんのHPによれば、赤ワインがほとんどのリオハで白ワインを造るというゲリラ活動だそうで、エチケットのキャラクターも皆軍服を着て赤ワインに戦いを挑み革命を起こそうという意気込みを表しているそうです。でもワインはオフザケの要素は微塵もなく真面目なドライホワイトたちです。
スペインだとカヴァ等で使われる白ブドウのビウラは造らないというのも面白いです。ゲリラですから(笑)
シャルドネは樽熟以外にタンク熟成タイプがあるそうですが、今回のセットはそれを除く7種類がそろっています。

 シャルドネとヴィオニエはもう飲んじゃいました(笑)
スパニッシュ・ホワイト・ゲリラ・シャルドネ・バリック [2010] カスティーリョ・デ・マエティエラ

外観:新しいワインにしてはやや濃いめの黄色
香り:最初は柑橘系ですが、2日目3日目とバニラ、ナッツ、蜂蜜と変化
味わい:最初は酸味を感じますが、翌日以降丸く変化を見せます。これは葡萄の力があるからで、薄いシャバシャバのワインではありえない変化。丸くなっても苦味などが表れないのは流石です。

スパニッシュ・ホワイト・ゲリラ・ヴィオニエ・バリック [2010] カスティーリョ・デ・マエティエラ

外観:やや緑がかった麦わら色
香り:ヴィオニエらしくスミレなどの白い花の甘い香り
味わい:味はふくよかですが、塩味という大げさですがそんなミネラル感たっぷりで、知らないで飲んだら北のワインだと思うでしょう。でも南の日照をたっぷり受けているから葡萄のポテンシャリティーは違うと思います。2日目以降の変化が楽しみです。

樽未使用のシャルドネ以外の全7種揃えたければこれ(笑)でも1本当たり1,800円もしないですから!!


シャルドネ・バリック単体だとこれ。


ヴィオニエ・バリック単体はこれ。やはりセットのほうが買い得かも(笑)


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2012年3月18日日曜日

Ed Kurtzman Wine Party@CWG

私の大好きな造り手であるEd Kurtzmanさんが来日され、ワイン会をCWGで開かれました。
2月にメールでお知らせがあり、即予約しました。Edさんの人柄もありあっというまに満席でもたもたしていたら席が取れないところでした。
◇2010 ROAR Sierra Mar Viognier
Sierra MarはSanta Lucia Highlandに2007に開墾された新しい畑。とてもクリーミーなヴィオニエでこれが好きだという女性が多くいました。ROARはGary PisoniとともにGarys'の共同所有者Gary Franscioni自身のブランド。
◇2009 August West Rosella's Chardonnay
きれいな酸味のシャルドネです。最近のカリフォルニア・シャルドネ優れたものは酸味がきれいで食事に合わせやすいものが多いと思います。以前の様に樽がきつくぼやけたワインという先入観を持っている人も多いでしょうが、そういう人はこのワインを飲んでみるとカリフォルニア・ワインの造りが進化しているのがわかると思います。

赤ワインはまずKeefer RanchとGraham FamilyのRussian River Valley2009の飲み比べ。
◆2009 Sandler Keefer Ranch PinotNoir
酸味と果実味のバランスがよくとても気に入りました。サインボトルを1本入手しました。
◆2009 August West Graham Family PinotNoir
これもきれいな味わい。Edさんの造るワインはどれも酸味と果実味のバランスがよく食事との相性が良いワインです。
◆2010 August West Sierra Mar Vineyard PinotNoir
◆2010 ROAR Garys' Vineyard PinotNoir
こちらは、Santa Lucia Highlandsの飲み比べ。」


しまったマグナムの写真がないorz

◆2007 August West Rosella's Vineyard PinotNoir (magnum)

続いてサープライズワイン2種類。

◆2002 August West Rosella's Vineyard PinotNoir
本日のサープライズワイン1 、August Westの最初のリリースワイン。
10年の熟成を経てとてもまろやかにタンニンが溶け込んでいました。Edさんは「2009 Sandler Keefer Ranch PinotNoir」とともにこのワインが好きだと言っていました。

◆2006 Sandler Cabernet Sauvignon Dry Creek Valley KASARWIL Vineyard
本日のサープライズワイン2.Edさんが造ったカベルネ・ソーヴィニヨン。タンニンはマイルドで酸味もあり、以前飲んだ時「イタリアのカベルネ?」と思いました。

最後にEdさんからのご挨拶。

これからも、素晴らしい人柄で素晴らしいワインをお願いいたします。また西海岸でお会いしたいですね。

料理はCWGの特製コース。

帆立貝とムール貝のラビオリ 空豆のソース
白皮 甘ダイの松笠焼き オレンジ風味のムースリーヌソース
ホタルイカとトマトのスパゲッティーニ
ランド産 鳩のロースト マディラソース
鳩って美味しいですね。とてもPinot Noirに合います。

ガトーショコラ

ROARのヴィオニエは未発売(予定はあり?)

August West Rosella's Chardonnayは2008がまだありました。


サンドラーのキーファー・ランチ。個人的にお奨めします。


ロゼラズのピノ。




ROAR Garys' は売り切れでしたが、Pinotのこれはお買い得価格だと思います。


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