COACH特集

2012年3月6日火曜日

イタリアワイン講座 上級編Abbinamento(アッビナメント)第4回@Manner-BO

今回は魚の香草焼きがテーマでそれに合わせるワインを考えて持っていくというテーマ。

左から乾杯のプロセッコ
☆CARPENE MALVOLTI Prosecco di Conegliano/カルペネ・マルヴォルティ プロセッコ ディ コネリアーノ
1868年にアントニオ・カルペネ氏によって創立されたワイナリー。以来4代にわたってカルペネ・マルヴォルティ社はイタリアスパークリングワインの歴史に大きな役割を果たしてきました。アントニオ氏はプロセッコスプマンテ製造の第一人者で、プロセッコの父と呼ばれています。繊細で果実香を持ったワインらしい香り。辛口。オバマ大統領の晩餐会でも使われたことがあるとか。

◇D.O.C. Valdadige Pinot Grigio 2010 [Santa Margherita]
アルコール度 12.5% (コストコ・ホールセールス・ジャパン㈱) 
  Alto AdigeのDOCです。北部トレンティーノ・アルト・アディジェのピノ・グリージョ(PG)。私が綺麗な酸のワインとして思いついたのがこれ。先生によればフリウリの高価格帯の「グリージョはのるよ」ということで、北とは個性が異なるとのこと、土地によって、もちろん価格帯によって表情が異なるっそうです。まあ、オレゴンのピノ・グリもずいぶん厚みのあるものがありますからね。
   
◇D.O.C. Collio Pinot Grigio 2009 [Zorzon] アルコール度13% (㈱Gino)
DOCコッリオ ピノ・グリージョ
ゾルゾン社は19世紀の初め、現在のオーナー ルイジ・ゾルゾン氏の祖父ゴリッィア氏の代からはじめられたワイナリーで、フリウリ ヴェネツィアジュリア州の中でもとりわけ秀逸な白ワインを造るコッリオの地域の中のコモンの近くブラッアーノという山間の冷涼な気候の中にあるワイナリー です。
ややピンクがかったグレーの、チャーミングな色合い。ラ・フランスを想わせる上品な香り。 たっぷりとしたミネラルには微かにソルトのニュアンスも感じ、ボリュームある果実味をよく引き立ててくれます。 秀逸なる出来栄えのピノ・グリージョです。 
 ◇D.O.C. Collio Friulano 2009 [Zorzon] 13% (㈱Gino)
DOCコッリオ フリウラーノ
オレンジやライム等の柑橘系のアロマに、アーモンドのニュアンス。けっこう厚みがります。

◇D.O.C.G. Finano di Avellino 2010[ANTONIO CAGGIANO] 13.5% (㈱オーデックス・ジャパン) 
アントニオ・カッジャーノ フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ [2010] 

元々は建設業が本業だったオーナーのアントニオ・カッジャーノが1990年にタウラージ創設したワイナリー。タウラージ村は人口たった3000人ほどの美しい山間の小さな村。 

彼はある日テイスティングに出かけたフランスのブルゴーニュで、ボルドー大学を
卒業してブルゴーニュで働くナポリ人の醸造家ルイジ・モイオ氏に出会います。
ルイジ・モイオさんはタウラージの第一人者で研究家でもあるそうです。

◇D.O.C. Colli di Luni Vermentino Etichetta Grigia 2010 [Lunae Bosoni]12.5% (モンテ物産㈱)
コッリ・ディ・ルーニ・ヴェルメンティーノ エチケッタ・グリージャ  2010 [ルナエ・ボゾーニ]

リグーリア州注目の生産者、ルナエ・ボゾーニのワインだそうです。 フレッシュな酸味とミネラル。
 チコリとアボカド、菜の花の生ハム巻き
グリーンピースのリゾット。鞘の繊維質もくわえて。
鰯とトマトのガーリック・チリ・オリーブオイル煮。私の作品f^_^;
秋刀魚で作るものと造り方はまるで同じ。自家製アンチョビとでも言える味わい。バゲットとどうぞ。
さて、メインの作成。今回はこれも私が作りました。レシピは先生の指示によるもの。ハーブ焼きのために揃えたハーブ類。ローズマリー、タイム、セージ、オレガノ、イタリアンパセリ。
こんな大きな真鯛。結婚式の引き出物なんて言っても若い人にはわからない(苦笑)
腹、えら、そして背中の切れ目に塩と胡椒をすり込みます。すり込み終わったら、ハーブを腹、えら、切れ目の中に入れます。夫々一枝位が目安。
フライパンで少し焼くとなっていますが、あまりに大きくて29cmのココット・オーバルで上半身のみ焼きました。焼きをするとしないとでは臭みとか変わってくると思います。
天板にオリーブオイルをひき、残りのハーブ、ニンニクを回りにひき詰めて、250度で15分ほど様子を見ながらオーブンで焼きます。
15分でまだ少し早かったようなので、後5分ほど焼いて出来上がり。

ハーブの香りが部屋にまで漂い満足の味わいに仕上がりました。

ワインのうち楽天で購入できたものは以下のとおり。



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