COACH特集

2010年3月31日水曜日

L'Angevin Russian River Valley Chardonnay [2007]

ランジュヴァン ロシアン・リヴァー・ヴァレー・シャルドネ[2007]

ピーター・マイケル・ワイナリーでアシスタント・ワインメーカーを、その後ルイス・セラーズでワインメーカーで活躍した醸造家ロビー・マイヤーが造るワイン。

2日に分けて飲んだのですが、ちょっと不思議なことが・・・

外観:黄金色
香り:白い花、やや甘い柑橘の香り、最後に蜂蜜
味わい:初日雑味なく良い感じではありますが、なんだか酸が足りなく甘みを感じました。しかし、翌日適度な酸味が加わり、もっと残しておくんだったと残念に思える位に美味しくなっていました。こんなことは初めてでした。その日の飲み合わせ、食事との相性?

和泉屋さんで税込 3,780 円はお買い得。本来の6千円台でも納得がいくワイン。



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2010年3月30日火曜日

Merry Edwards Wine Party@CWG

カリフォルニアのピノ・ノワールの造り手やワイナリー関係者には女性が多いのですが、そのなかでもピノ・ノワールの女王(Queen of Pinot Noir)と呼ばれるMerry Edwardsさんが始めて(意外でした)夫のKen Coopersmith氏と来日されCWGでワイン会が催されました。

本日のワイン
☆2000 Russian River Valley Cuvee Meredith Sparkling
   このSparklingは自宅に置いておき、Merryさん自らが手で動瓶(ルミアージュ)するそうで、5年に一度位しか造れないって言ってました。そろそろ次が出てくるかな?

◇2008 Russian River Valley Sauvignon Blanc(右)
 Wine Spectator誌で何度も上位に入るワイン。トロピカル・フルーツを思わせる味わい。カリフォルニアのSBは美味しいと思った1本。Merryさん曰く、「主人はシャルドネを出せと言うけれど、私は食事にはソーヴィニヨン・ブランが合うと思うの。それに周りのワイナリーが美味しいシャルドネ出してるしね。」
◆2007 Sonoma Coast Pinot Noir
◆2007 Sonoma Coast Meredith Vyd Pinot Noir
◆2003 Sonoma Coast Meredith Vyd Pinot Noir
◆2003 Russian River Valley KloppRanch Pinot Noir

大きなブルゴーニュグラスを並べて2007の水平、Meredith Vyd の垂直などティスティング。MerryさんはU.C.デービス校で醸造学を教えていた人で、Pinot Noirから立ち上る香りは、カリフォルニアのピノ・ノワールの中でもピカイチだと思います。早飲みだと言っていた人もいましたが、これらのワインはブルゴーニュ並みに熟成が必要な様です。2003Meredithは大分熟れて丸くなってきていましたが、あと3年待っても良いかも知れません。

夫のCoopersmith氏は営業を担当しており、本国の売り上げが最近伸びているんだとご満悦の様子。今回も、ご夫妻で上海、香港と周り「半分は商談だった」そうです。Coopersmithさん、とても饒舌でMerryさんとの出会いなど語ってくれました。

料理はワインに合わせた素材を生かした料理で美味しかったです。

★生シラスのマリネと玉ねぎのキッシュ

★ホタテのムースと白甘ダイのガランティーヌ オレンジのソース

★地鶏もも肉の冷製ポルペッティー コンソメゼリーかけ

★ブルターニュ産鴨胸肉のローストスパイス風味のガストリックソース 黒イチジクのコンポート添え

★ガトーショコラ キャラメルアイス添え


【メリー・エドワーズ】 ソーヴィニョン・ブラン ロシアン・リヴァー・ヴァレー [2008] 税込 7,875 円


メリーエドワーズ ピノノワール ソノマ コースト [2006] 税込 8,400 円


[2003]メリー・エドワーズ・ピノノワール・メレディス・エステート 税込 10,920 円


[2003]メリー・エドワーズ・ピノノワール・クロップランチ・ロシアンリヴァーヴァレー 税込 10,920 円


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2010年3月29日月曜日

イタリアワイン講座 第7回 「ヴァッレ・ダオスタ」@Manner-BO




第7回はヴァッレ・ダオスタ特別自治州。スイス、フランスに国境を接しモンブラン、マッターホルン、モンテローザ等4,000m級の高峰抱かれるようにある小さな州です。
栽培面積、生産量とも20州中20位。

年間降雨量478mmと教科書に書いてある葡萄に最適な年間降雨量500mm~900mmよりちょっと低い。また、このあたりは標高1000m以上で葡萄を栽培しているとのこと。

赤・ロゼ、白の生産比率は80%:20%と以外にも赤の方が多い。
主なぶどう品種は
Blanc de Morgex(白)
Petit Rouge(赤)
Fumin(赤)
Picoutener(赤)


左から
1.D.O.C.Valle d'Aosta  "Blanc de Morgex Rayon Soleil" 2007
2.D.O.C.Valle d'Aosta  "Btanc de Vignes“ 2008
3.D.O.C.Vatte d'Aosta  "Petite Avrvine" 2008
4.D.O.C.Valte d'Aosta  "Torettel'2007
5.D.O.C.Valle d'Aosta  "Pinot Noir"2006
6.D.O.C.Valie d'Aosta  "Fumin" 2005

造り手は1.のLA CROTTA DI VEGNERON以外はLES CRETESです。
まずは白から
1.はレモン等柑橘の香り、味わいは薄く酸味が強い甲州種の白ワインの様。ただ、アフターの苦みが甲州より少し少ない。
2.1.より甘い香りがするものの薄く酸味がある。プリエ ブラン、ミューラー トゥルガウ、ピノ ビアンコ、ピノ グリージョ、シャルドネ
3.は麦藁色でこの3種の中では一番濃い色。酸味も一番大人しい。ペティ・アルヴィン100%

次は赤
4.濃いルビー色、やや弱いながらもハーブの香り。
5.典型的なルビー色。一目でピノ・ノワールとわかる。香りはベリー系よりスミレ等を連想させる。味わいも寒い地方のブルゴーニュ・ルージュと言う感じ。フランス国境に近いこの辺りではフランス語も常用されており、Pinot NeroではなくPinot Noirと標記してあるのが面白い。
6.はここの固有種Fuminのワイン。濃い石榴色。甘草系薬草香

おつまみはミョウガのピクルス、菜の花を茹でたものにオリーブ油をかけて。
この辺りはスイスも近く、チーズも名産でフォンデュ等の料理が好んで食べられる。

ここのワインは生産量からして輸入も少ないためか、なじみも薄く始めて味わうものばかり。寒いためか薄い味わいが多かった。フォンデュ等チーズ料理やチーズと白を合わせるのが面白いかも知れない。

珍しいワインですが、何種類か見つけました。

ペティ アルヴィン 2008 レ・クレーテ 税込3,129 円


ル・ブラン[NV] レ・クレーテ 税込1,869 円


ピノノワール レ・クレーテ 2006 税込4,880円


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2010年3月23日火曜日

ワインを忘れてタイ料理三昧

週末はワイン仲間で集まってワイン会ならぬ食事会。
錦糸町にあるゲウチャイに集合。

ここはタイ食材輸入業「ピーケーサイアム」が直営するレストランだそうでなかなか期待が持てそうです。

まずはタイビール「チャーン」で乾杯。

基本、タイ料理にはビールかサワー系のさっぱり味ドリンクが合うと思います。
パパイヤのサラダ。けっこう辛いです。この辺ですでに汗をかいてきたのでタオルなど出しつつワシワシと食べました(笑)
生春巻き
青梗菜の炒め物。これは辛くありません。さてビールだけではなんだからと、メニューを見るとタイワインがありました。あんまり肉肉って感じじゃないから白だろうということで珍しげなシュナンブランを発注。
う~む、なんか妙な苦みがあります。そこはワイン仲間のこと、喧々諤々の議論(大げさ)が始まりました。ふとエチケットを見るとヴィンテージは2005と5年も経っている。果実の力もあまりなく、翌年あたりのフレッシュな内に飲むべきなのでしょう。またしてもビール発注。
東南アジア定番のサテー
鶏肉入りスープ、トムカーガイ。酸味が新鮮な味わい。トムヤムクンも飲んだのですが、写真がない-_-#
これも定番「パッ・ガパオ・ガイ」。意味としては、パッ=炒める、ガパオ=バジル、ガイ=鶏肉だそうで「鶏肉のバジル炒め」。これをご飯にかけ、半熟のフライド・エッグを乗せてなんてランチメニューは何方も召し上がったているはずです。
海鮮炒め
チキンカレー。ご飯は別ですが、2種類選べます。
タイ米。さらさらがカレーに合います。
餅米。これは蒸かした容器毎供されます。
豚肉の揚げ物グリーンペッパー風味。ニンニクがきいてます。
パッタイ。平米麺に味が染みてます。
この日誕生日の方がいたので、従業員さんのバースデーソングとともにスペシャルデザート盛り合わせ。
象さんに見送られて解散しました。
どこに行ってもワイン飲んじゃうんですね、我々は。タイトルには偽りがありましたことをお詫びしますm(__)m

ワイン作りは北半球の場合年間平均気温16℃~20℃で北緯30~50度と習いましたが、タイのワイナリーは緯度15度前後で、この限界ラインを超えるワイン=New Latitude Wines(新緯度帯ワイン)と言うらしいです。

別のワインですが、こんなのが有りました。ご興味がおありの方はそうぞ。なんとパーカーポイント86点獲得!!税込 1,092 円

鶏肉バジル炒めはレトルトもありますね。税込368円




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2010年3月22日月曜日

SOTER ESTATE GROWN BRUT ROSE 2005

ソーター エステート・グロウン ブリュット・ロゼ [2005]

お祝い事があったので、久しぶりに家族がそろって乾杯。

調べてみると、2005年とも2006年とも、それが最後と言われているソーター自身所有だったビーコンヒルの葡萄から造られた様です。この辺は2006年に所有権は移転したけど移転時点がいつで、いつまでならESTATEを名乗れるのかなどややこしい規定があるようですが、これは2005なのでビーコンヒルの葡萄と推察できます。

外観:綺麗なロゼカラー
香り:チェリーや苺など赤い果実
味わい:少しピリッとした味わいを最初に感じますが、雑味のない後口は流石

家族と飲むといいながら、私と家内でほとんど飲んでしまいました。

今飲むとキリッとした味わいで十分美味しいのですが、もう少しまろやかさがほしければ何年か寝かしておいた方が面白いかもしれません。

ソーター(ソッター)・ヴィンヤーズ】ブリュット・ロゼ "エステイト・グロウン" [2005] 税込4,987円



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2010年3月19日金曜日

Sojourn Sonoma Coast Pinot Noir 2007

お気に入りのSojournのSonoma Coastを開けてみました。
 
2007は昨年11月に飲んでいますが、そのときは赤い果実に加えてバニラが感じられ、黒い果実が舌の上を滑るとメモってありました。今回はちょっと印象が変わりました。

外観:全体に綺麗なルビー色
香り:ブラックチェリーやイチゴの果実香
味わい:酸が少し弱くなった印象ですが、つるんと飲めることには変わりなし

このワインそんなに何年も熟成させるタイプでは無いのかも知れませんね。

Pinot Reportでは『コスタ・ブラウン』、『ラジオ・コトー』、『シェア』、『A.P.Vin』、 『ローリング』と並んで 過去97点を排出した生産者に入っています。

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