COACH特集

2007年12月31日月曜日

Bourgogne Aligote de Bouzeron 2005

ブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブーズロン 2005

シャープな酸味が強すぎて、高級感や丸みに欠けるといわれることの多い葡萄品種:アリゴテ種は、ブルゴーニュではシャルドネに比べて劣性品種としてみなされてきました。しかし畑を手入れし、収穫量を制限し、よく熟したブドウを作ると、アリゴテ種からもしっかりとした熟成感のある美味しいワインが出来ます。特にコート・シャロネーズの北端に位置する小さな村”ブーズロン村”は素晴らしい土壌(アジロカリケールという泥灰土)から品質のよいアリゴテ種のワインを生産することが認められ、AOC(法定原産地呼称)が認められている地区です。

★「キール」

「キール」は白ワインにカシスリキュールを加えたカクテルで、レストランでのアペリティフとして、とてもポピュラーな飲み物です。このカクテルは、フラン スのディジョン市長キャノン・フェリックス・キールが地元産のブルゴーニュ・アリゴテを売り出すことを目的に考案されたようです。なので、正式なキールの レシピはベースにブルゴーニュのアリゴテを使うのが正しいのです。

このアリゴテ、まずレモンのような酸味の香りがします。口当たりはそんなに酸がきつくはありません。香りは後半には青梅のように変化して来ました。ただ、思っていたより平たい感じです。いわゆる閉じている状態なのでしょうか?香りの変化などからは潜在的な能力はあると思われますが、即飲みとしては以前飲んだシャンソンの2005年のアリゴテのほうがこくがありました。

ボディー(ライト)
香り(レモン、後半青梅

味わい(辛口、すっきりした酸味、後口爽やか)
余韻(短い

評価(☆☆☆+0.5、また飲むかといわれても微妙。2千円以下のブルゴーニュ・ブランのほうが?)

2007年12月30日日曜日

ワイン忘年会

米国直輸送のワイン群を集めて豪勢な忘年会でした。





Elk Cove Sparkling 1999 2本
 http://www.elkcove.com/


Ampelos Viognier Santa Rita Hills 2006
 http://www.ampeloscellars.com/
Kynsi Pinot Blanc Bien Nacido Vineyard 2006
 http://www.kynsi.com/
Hanna Sauvignon Blanc RRV Slusser Rd.Vinyard 2006 2本
 http://www.hannawinery.com/
Domaine Alfred Pinot Gris Edna Valley 2006
 http://www.domainealfred.com/
Freeman Chardonnay 2005 涼風
 http://www.freemanwinery.com
Adelsheim Auxerrois Willamette Valley 2006
 http://www.adelsheim.com/


Byron Pinot Noir Bien Nacido Vineyard 2003 2本
 http://www.byronwines.com/
Paraiso Springs Pinot Noir Santa Lucia Highland 2005 2本
 http://www.paraisovineyards.com/
Elk Cove Pinot Noir Willamette Valley 2004
Ridge Petit Sirah 2002
 http://www.ridgewine.com/
Hahn Meritage 2005 2本
 http://www.hahnestates.com/
Carmody Mcknight Cabernet Sauvignon 2002
 http://www.carmodymcknight.com/
Jordan Cabernet Sauvignon 1997
 http://www.jordanwinery.com/
Robert Mondavi Cabernet Sauvignon Reserve 1993
 http://www.robertmondaviwinery.com/home.asp
Hendry Zinfandel Block 7 2004
 http://www.hendrywines.com/
Hop Kiln Zinfandel Old Vin 1998
 http://www.hopkilnwinery.com/
Villa Creek Avenger 2003
 http://www.villacreek.com/
Villa Creek Grenashe 2003

数日前にオレゴンから直送された、まさにオレゴンスタイルのピノ!!

Trinity Pinot Noir 2005
 http://www.trinityvineyards.com/

デザートワイン
Elk Cove Ultima 2006
60% Riesling, 32% Gewurztraminer and 8% Muscat

ワインも素晴らしかったですが、このフォアグラ、口の中で溶けました。

今年も良い1年でしたね~

2007年12月29日土曜日

カリフォリニアピノノワール会裏会

裏会と言ってもまあ、忘年会です。でもPinot Noirはなし(笑)


@CWGで、盛り上がりました。4人で4本とオーナーからも飲ませていただいて、酔っ払いました。
Freeman涼風はファーストヴィンテージの2004。リリース当初は樽も効いておらず爽やかなまさに涼風のごときシャルドネだったそうですが、今はけっこう樽が聞いてる感じでおいしいです。クリーミーな料理に合いそうです。
Wilsonは私の持ち込み。エレガントなZinfandelです。
MatriarchはHarlan Estateの2nd Labelです。
Lancaster Estate、アレキサンダーバレーのカベルネ・メルロのブレンド。所謂メリタージュってやつですね。

参加の皆さん、大変ありがとうございました。
来年もよろしく

2007年12月28日金曜日

HICHING POST PINOT NOIR 2006 CORK DANCER 6.1

ヒッチングポスト 2006 ピノ・ノワール コークダンサー 6.1

昨夜はビーフシチューなどとこれをいただきました。2006年はリリースしたてだと思いますので、まだ硬いかなと思いつつも開けてしまいました。しかし、心配にはおよばず、果実味いっぱい、凝縮されたベリー類、ハーブやすみれ、花梨の甘酸っぱい香り、余韻も長く実にチャーミングなワインでした。ただ、いつもの飲んでいるサンタルシアハイランドやサンタリタヒルズのピノとは異なり、しっかりしたタンニンが感じられました。酸味もそれなりにしっかりとしていますので、もう数年とって置くとまろやかさが加わりもっと良くなるのかなと思えました。

ボディー(ミディアムからフルボディー)
香り(ベリー、ハーブ、すみれ、花梨)
味わい(フルーティー、黒糖、コーラ、タンニン)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆:また飲みたい)

2007年12月27日木曜日

PRIDE Chardonnay Napa Valley 2005

プライド シャルドネ ナパヴァレー 2005


今年の6月に訪問し購入してきたもの、PRIDEはCSが有名なのだが暑い中訪れ飲んだ味がさわやかだったため2本購入。香りは柑橘系、りんごなど。口に含むと酸味も適度。だが飲んだ後にエグ味というか渋みが残る。やはりCSを買えば良かったか(T_T)


ボディー(ミディアムからフルボディー)
香り(柑橘類、バニラ)
味わい(フルーティー、酸味、ミネラル)
余韻(短い)
評価(☆☆+0.5:これしかなければ冷やして飲む)

2007年12月26日水曜日

NEWTON CHARDONNAY REDLABEL 2005

ニュートン シャルドネ "レッドラベル" 2005昨夜はグラタンやオムレツだったので久々にカリフォルニアのシャルドネを飲みたくなりました。


NEWTONのオーナー兼ワインメーカーはスー・フア・ニュートン(Su Hua Newton)女史で、かつてはシャネルのモデルであったこともあるそうです。しかも彼女は、臨床・産業心理学の学位の他、医学博士号"Dr."の称号を持つ元ロンドン大学の助教授でもあります。こういう二兎も三兎も得たような人々が多くワインに関わってるんですね。ワインの魅力のなせる業でしょうか?場所はSt. Helenaにあるようです。


このシャルドネはナパのロスカーネロス地区の果実40%とソノマの果実60%を使用しています。花、りんごやナシ等の香り、口に含むとねっとりとしてさわやかではありますが、骨格のしっかりした味わい。甘みすら感じられるようなこくとうまみが充満しています。控えめながらオークの香りがしています。そこからくるバニラの風味、そして少し時間がたってくると私の好きな蜂蜜の香りが。ただ残念なことに後口に若干の苦味が感じられるのが、おしいのですが、オニオンなどを食べたせいがあるかもしれません。現地価格$25が楽天価格税込み2,604円は適正というより安いかもしれません。

ボディー(ミディアムからフルボディー)
香り(花、りんご、ナシ、バニラ、蜂蜜)
味わい(フルーティー、酸味、ミネラル)
余韻(短い)評価(☆☆☆☆+0.5:またぜひ飲みたい、苦味さえなければ五つ星かなあ)

2007年12月25日火曜日

Bourgogne Cuveé Latour Blanc 2006

ブルゴーニュ・キュベ・ラトゥール・ブラン 2006
木曽路でふぐとあじわいました。普通合わせるのは日本酒なのでしょうが、最近どうにも日本酒は重くていけません。この辛口のシャルドネ。口をすっきりさせてくれます。柑橘系の香りがポン酢と良く合います。ただ全体に薄い印象なので積極的には飲まないかも・・・・

ボディー(ライトボディー)
香り(レモン、りんご)
味わい(ドライ、酸味、ややミネラル)
余韻(短い)
評価(☆☆☆:飲んでも良い)

2007年12月24日月曜日

melville Estate Syrah Verna's 2005

メルヴィル エステート・シラー・バーナス 2005


Greg BrewerのmelvilleのSyrahです。よくブラインドで濃いピノをシラーと間違えたりするのですが、このシラーはまさにピノっぽいシラーと言う感じです。ただ、しいて言うならタンニンの強さや口に含むとピリッとくるスパイシーがシラーらしさでしょうか。胡椒っぽさは黒胡椒よりも弱い白胡椒ですかね。しばらくすると樽からくるのでしょうかバニラの香りがしてきました。

ボディー(フルボディー)
香り(ベリー、タバコ、バニラ)
味わい(スパイシー、タンニン)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆:この価格でこれなら)

2007年12月23日日曜日

Ardeche Blanc Primeur[2007]La Grande Colline

アルデッシュ・ブラン・プリムール[2007]ラ・グランド・コリーヌ


12月9日の飲んだルージュに続き大岡弘武さんの南仏のシャルドネのヌーヴォー。
う~ん、うまいんだけどそれはジュースがうまいといううまさに似てるんです。あくまでフルーティーなうまさのみ。微発泡と言いながらもシャンペンの様にシュワシュワ~と泡が立ち続けます。購入時は濁りがすごくありましたが、1ヶ月ほど床下の冷蔵庫(このワインは要冷蔵となっています)に寝かしておいたので
にごり成分は沈殿してました。

うまいんですけど、これなら千円代のCAVAを飲みますね~

ボディー(ライトボディー)
香り(柑橘類、りんご)
味わい(フルーティー、さわやか、微発泡)
余韻(短い)
評価(☆☆☆~☆☆☆☆:3.5;また飲んでみたいが微妙)

2007年12月22日土曜日

会社の忘年会

昨夜は、会社の忘年会@「洋風居酒屋マ・ブロシェット」

この日は5千円飲み放題と言うことで、料理もお任せ。もちろん飲み放題はワインもあり。まずは生を出している店は珍しいと言うベルギー・レフの生ビールで乾杯。


このルミエール南野呂の一升瓶ワインその他カベルネ、ソーヴィニオン・ブラン。

南野呂は、4月に始めてこの店にきた時にいただきました。4月に飲んだときはまだ微発泡でシュワシュワしてましたが、ガスはだいぶ抜けて、爽やかな味わい。最近、甲州も見直してきました。お土産屋ワインは別ですけど。

ハムとサラダ、干しイチジク等の盛り合わせ。右上はトリッパの煮込み。そういえばこの店にはじめて行ったときにも、こんな珍しいものがあるんだと思っていただいたことを思い出しました。今度はロゼと合わせてみたいです。もつとロゼって合うんですよ。


引き続き豚モツと豚足の煮込み。まいう~。

ワインはそろそろ好きなカリフォルニアが飲みたいねえ。ということで、La Rochelle Pinot Noir 2005を開けました。(これは飲み放題とは別会計。持ち込み料2千円也)

串焼盛り合わせ。ピノと絶妙。


ホタテとキノコのペンネ。


そして定番のフランス産鴨のロースト。ここに来たらこれでしょ。鴨にはねぎではなくピノ・ノワールです(笑)


その後、有志が残ってWilsonのZinfanndel。これ今夜も飲もうかなと思ってます。

チーズの盛り合わせとともに。ここチーズも色々あります。

約1名が壊れて来たのでここでお開き。良く飲みました。

マ・ブロシェットさんも今年一年ありがとうございましたm(__)m

2007年12月21日金曜日

TURNBULL Syrah 2002



Syrahが気にいって、そればかり飲んでいた時期がありました。ちょうど、オレゴンに行きワイナリーを巡るうちにDel Rio VineyardsのSyrahなど試飲し、舌にピリリとくるあのスパイシーさが見に行ってしまったのでした。


TURNBULLは小さなワイナリーですが、良質なカベルネで知られています。29号線のOPUS ONEの隣のワイナリーです。ROBERT MONDAVIの向かい側とも言えますが(笑)

ボディー(フルボディー)
香り(
チョコレート、ベリー
味わい(スパイシー、タンニン、)
余韻(長い

評価(
☆:また飲みたい)

2007年12月20日木曜日

Amber Ridgeの会

SonomaのRusian River Valley(RRV)にあるAmber Ridgeの葡萄を使ったワインの飲み比べワイン会@麻布十番CWG。
まずはナパの老舗SpottswoodsのSauvignon Blancから。これ主催者のtakuyaさんが、Peter MichaelのSBの次に好きと言うだけあって、素晴らしいSBです。ここはカベルネが有名で今年設立125周年とのこと。
そして次はリストだと赤に移るはずなのですが、Ch. Igai TakahaのSamurai Beautyが出てきました。これはCWGやs.l.oのオーナーNapaさんがCrushpadで作ったプライベートワイン。Greg BrewerのDiatm Huberに樽を効かせたらと言うNapaさんのアイデアで作ったもの、CWGやs.l.oで少量ながら販売されているようです。このワインはSta. Rita HillsのChardonnayを使っています。Huberはアルコール度は16.2%ですからこれもそのくらいでしょう。実はこれリリース直後に飲んだのですが、このときはアルコールの甘い香りが先に来たのですが数ヶ月たって香りも安定してきたようです。これ今月号のワイン王国で、宮川俊二さんが阿川佐和子さんと壇ふみさんに鼎談で紹介していたワインです。


次はいよいよAmber RidgeのPinot Noir「0906 2006」の登場。サンフランシスコにあるCrushpadでシリコンバレー在住のかんちゃんが今年初めて作ったワイン。島田紳助さんのワイン「Dear Friends」とCh. Igai Takahaと3等分したそうで、3者は同じワインとのこと。葡萄は777 clone 100%。色はうすく、味わいもブルゴーニュ・ルージュの様で一同「これブラインドで出されたら、ブルゴーニュって言っちゃうね。」等、感嘆の声。確かにRRVはカリフォルニアの中でも多くのブルゴーニュ・スタイルのPinot Noirのワインが出ていますが、これほどブルゴーニュを彷彿とさせる酸味と梅の香りのものがあるとは。

次はDainのAmerican Beauty 2006。これもCrushpadで医療機器のセールスマンDaid Dain Smith氏が作ったワインで生産量は99ケースのレア物です。宮川さんが前述のSamurai Beautyとともに、Beauty pairと称してワイン王国で紹介していたワイン。777 Cloneと115 Cloneを50%ずつブレンドしたもの。今回は3本あるのですが、なんと製品版のブレンドと777と115のブレンド前が各1本。こんなことをするから宮川さんから「オタクの集まり」と言われるのでしょう(笑)

ブレンドは樽も効いていて飲み易い、旨いブルゴーニュ・スタイルのカリピノです。777は0906と同じ葡萄ですので味わいも似ている。115はどうも酸味やタンニンはくるもののそれだけでは呑めないような骨格のない代物。面白いのはこれらを50:50で混ぜても味わいが違うこと。これが瓶で熟成させた違いでしょう。最後はKosta BrowneのAmber Ridge 2006。これは知る人ぞ知るカリフォルニアのカルト・ワイン。Mailing Listには1万人を超える待ちがあり、米国内でもほとんど手に入らないものです。777、667、115を使っており、成分的にはAmerican Beautyに近いのですが、全体のバランスが絶妙。梅、苺、紅茶など複雑な香りと味わいを引き出しているのは流石。手元に数本置いて、もっと熟成させたらどう変わるのかと思いましたが、それはかなわぬ望みというもの。

料理もおいしく楽しい一夜でした。終電で帰り、携帯を紛失したのは失態。でも出てきましたけどf^_^;

2007年12月19日水曜日

ワインの評価

年の瀬も押詰まり、そろそろ今年飲んだワインを振り返りたいと思っています。


10月後半からこのブログをはじめて、最近はボディー、香り、味わい、余韻を記録し極力自分として、「ああ、こんなワインだった」と思い出せるようになりたいと思っています。


それで、昨日から追加したのは、また飲みたいだろうかどうかということ。これが個人的には一番大事じゃあないでしょうか?パーカー90点とか、どんなに高い評価のワインを飲んでも個人的に「そうでもない」と思うことはままあります。また、無印で無名のワインをひょっと買ってしまって飲んで見たらすごくおいしかったということも良くあります。そんなまったく主体的な我侭な評価をこれから付けていこうと思っています。


もう絶対飲みたくない = ☆

これしかなければやむを得ず飲む = ☆☆

飲んでも良い = ☆☆☆

また飲みたい = ☆☆☆☆


まあ、こんな感じじゃないでしょうか?

それでさらにこの上があって


感動した = ☆☆☆☆☆


ってどうでしょう?もちろんまた飲みたいうえに感動したと言うことですが。

まあ、ワイン毎に飲み頃があって私の買うような安いワインの場合、リリースされて飲むと果実味たっぷりですごく旨いけど年を重ねると熟成するよりヘタってしまうものも多いし、素晴らしい高いワインでも熟成の過程で閉じている時期にあたってしまったら、☆はないでしょうが、☆☆や☆☆☆担ってしまうかもしれません。あくまで飲んだそのときの評価と言うことにしたいと思います。また1~2杯しか飲めないワイン会やティスティングのときも、良さそうだとは言えても時間を経た香りや味の開き具合を見られないと思いますので、これは家なりレストランで小数人(2~4人位か?)で味わったときに付けます。


ちなみに☆は残念ながら日本ワインしか思い浮かびません、例えばライチの田舎臭いような癖の香りがしたり、酸っぱいだけで香りもないものが多く見かけられます。


☆☆☆☆☆はKistler Chardonnay Vine Hill 2004やMerry Edwards KLOPP RANCH Pinot Noir 2004あたりでしょうか?ただ、KLOPP RANCHは最近飲んだときは閉じていたのか、味覚嗜好が変わったのか、初めて飲んだときほど感動しませんでした。


2007年12月18日火曜日

ROZAK VINTNERS PINOT NOIR SANTA RITA HILLS 2005


Rozak Vintners Chardonnay Santa Maria Valley 2005を飲んでここのワインもうまいなと思い今度はPinot Noirを購入しました。ROZAK RANCHは優れた葡萄畑として知られ、2001年以前のヴィンテージまで、彼らの葡萄は全て、「Babcock」や 「Brewer-Clifton」に売られていたそうです。BCのROZAK RANCHは2002年まではあったとか。

豚肉の鍋で味わいました。ベリーの香り、しばらくするとメロンやバニラの甘い香り。ややタンニンが効いていますが、味わいはまろやか、すいすい飲めてしまいます。

ボディー(ミディアム)
香り(ベリー、メロン、バニラ

味わい(フルーティー、やや細かいタンニン、スムーズな喉越し)
余韻(長い

評価(
☆:また飲みたい)

PICCINI CHIANTI 2006

昨夜は某所でスポーツ観戦。仲間とこれを持ち込みました。 良い子はまねしちゃいけません(笑)



このキャンティ、成城石井で1,190円、しかしながら深いルビーレッドの色調に、濃密なベリーフルーツの香り。味わいは軽やかですがしっかりとしたコクがあり、熟した赤い果実のしっかりとしたアロマを感じられます。もう少しまじめにワイングラスで飲みたかった、ぶどう品種はもちろんサンジョヴェーゼ100%、生産地はイタリア トスカーナです。アルコール度数は12.5度とのこと。ここの社長さんは女性とのこと。ピザやパスタと合わせてブランチとかにも良いかもしれません。



ボディー(ミディアムボディ)

香り(ベリーフルーツ)

味わい(フルーティー、酸味)

余韻(短い)

2007年12月16日日曜日

CWFC8周年パーティー

カリフォルニアワインファンクラブ結成8周年記念パーティー@s.l.o神楽坂


上の写真左から

◇Selene Sauvignon Blanc Hyde Vineyards 2005

青臭さのない、トロピカルな濃い~SB。ブラインドでこんなの出されたらお手上げでしょうね。

◇Ch. igai Takaha Pinot Blanc LH 2005 Dragon Beauty

CWFC会長Napaさんのブランド。Late harvestとのことだが、貴腐ともおっしゃっていた。遅摘みで結果して貴腐ということ?ともかく糖度が高く、甘甘。でも品の良い香りといやな後味が残らないのは流石ということでしょうか?

◇Blind - White Wine (Calera Chardonnay California "El Nino" 2003)

自分のワイン会でも使って飲んでいたのに、「シャルドネ」「セントラルコースト」「2003」までしか当たらず、アルコール度数14%以上以下で以上と答えてはずしましたorz

◇Ch. igai Takaha Chardonnay 2006 Samurai Beauty

Greg BrewerのDiatom Huber Vineyardに樽を使ったもので、パーカーポイント95点。アルコール度数は16%以上。これを飲むと彼らは14度以下だとわかるのだが。1本をじっくり変化をみながら味わいたい逸品。

◆Brewer-Clifton Pinot Noir Julia's 2000 (Double Magnum Bottle)

BC Pinotはあまり茎を取り除かないで造るとのこと、そういわれれば青臭い気がする。

★J Sparkling Rose NV

サーベルでシャンペンの口を開ける、サーベラージュを始めて見せていただきました。

このスパークリングは通常のJに梅の味わいが加わったとでも言えばよいか。Jは2001年ラスベガスで初めてスパークリングを味わい、その斬新なボトルと味わいに感動したワイン。その後、シャルドネのうまさも気に入り、一時期はJ、Jと騒いでいた。2003年と今年2007年に訪問。

◆Kosta Browne Pinot Noir Sonoma Coast 2005

BCに比べるとまろやか、香りも良い。BCが悪いと言うのではないが、その雑味のなさ肌理の細かいタンニンなど格上か。

◆Blind - Red Wine (Alban Syrah Central Coast 2001)

これまったくわからず。「Zinfandelと思う人」というほうに手を上げて失格。賞品のJ Rose欲しかった(T_T)

◆Kenwood Art Series Cabernet Sauvignon 1998

熟成しているためかあまりタンニンを感じなかったと記憶している。


◆Foxen Pinot Noir Santa Maria Vally 2005

その後ブラインド遊び。これも深読みしすぎてSyrahで失格。

◆Beringer Canernet Sauvignon Napa 2003

これはZinと言って失格。

ともかく楽しい催しでした。主催のNapaさんはじめ、s.l.oのスタッフの皆さんありがとうございました。



2007年12月15日土曜日

カリフォルニアピノノワール会大忘年会

mixiのコミュ「カリフォルニア・ピノ・ノワール会」の大忘年会@三軒茶屋のみ山。
いつもは、カリフォルニアのレアなピノ・ノワールのワイン会をやっているのですが、今回は産地も葡萄も(若干セパージュの調整はあったものの)、特に限定せず楽しもうと言う趣向で行われました。


まずは、Pol Rogerのシャンペンから。これ1500ccのマグナムボトルです。流石シャンパーニュ。りんごのような酸、香り。うまい・・・・・
これ、何方かがテレビ番組でドンペリと間違えたスペインのCAVA。御本人が持参されました。でもこれが売れてるそうです。流石著名人は違います。


TestarossaのChardonnay。真面目に飲むのは初めて。うまいです。カレラのChに共通するものを感じました。

これが面白い。米国から着いたばかりの試供品。どちらもALDER SPRINGSのChardonnayを使っていながら、NEUTRALの方は普通の使い込んだ樽を、NEW OAKの方は新樽200%。樽によるヴァニラ香の付け方付き方というのはこういうことなのか?少し人工的な感じがするくらい樽が効いてる後者、さらっと飲める前者。う~むワインは深いなあ・・・・続く

2007年12月13日木曜日

Lewman Vineyards

ワイン会が縦続きにあるのでワインはお休み。


今回はワインだけでなくワイナリーの紹介。


オレゴン州セーラムの近くのワイナリーですが、一般にはほとんど知られていません。

オレゴン1小さなワイナリーというのがキーワードです。 日本で手に入らないどころか、アメリカでもほとんど無理でしょう。教師が本業のルーマン氏がリタイア後に本格的にワインつくりを始めるために1992年から始めているところで、ピノノワール専業(ソービニヨンブランも栽培しているそうですが、他所のワイナリーにブドウバルクとして販売してしまっています)。2006年時点の年産は75‐100ケース程度。農薬は一切使っていませんが、オーガニックを標榜するために認証を得るお金がばかばかしいということで公式にはそのように扱われません。ルーマン氏いわく、「オーガニックの認定組織のやつらはゲシュタポみたいなやつらで、高い金を取るんだ。」

少しずつ栽培を増やしているようですが、一番適地に当たるところでまだブドウの植付けが行われておらず、生産量は少しずつ増えるようです。 オレゴン州Salemにあり、Willamette Valley AVAの南端に当たります。地元のレストランなどに卸しているだけで、ご本人の自称はBootleg(密造屋/にせもの)ということです。 香り、味わいのバランスで高く評価されると思います。今後に期待が大きく、積極的に応援をしていきたいワイナリーです。

今年になって、フィルコンサービスさんが輸入を始めるとのことです。でも、数ケースオーダーでしょうから、入手困難にはかわりないでしょうね。下記URLでは日本への配送もやっているように書かれています。ご興味がある方は連絡されてはいかがでしょう。


ちなみに、私は昨年6月にお邪魔して来ました。写真の3本はそのときの2002-2003-2004の垂直試飲から。とてもエレガントかつチャーミングなピノ・ノワール。ルーマンさんの奥様は日本人のかおるさんという方です。


なお、隣はBethel Hightsというワイナリーで、ここのワインも評価が高く、多くはニューヨークやシカゴのレストランに運ばれてしまい、オレゴンでは入手が難しいそうです。