COACH特集

2011年7月29日金曜日

Drappier Carte Blanche Brut N/V

ドラピエ カルト・ブランシェ ブリュ N/V

ドラピエには昨秋に訪問しました。ランスから約130Km南下したオーブ県ウルヴィル村にある家族経営のシャンパンメゾン。さらにここからディジョンまで120Kmとなっています。

ドラピエのビジターセンターの看板。
シャンパンメゾンでは唯一と言える25年以上熟成させたリキュール。これを門出のリキュールとして使うと角が取れて円やかになるとか。
当主ミッシェル・ドラピエさんの直々の案内で見学。

ルミアージュを手作業でしているとかで当主自らやって下さいました。普通瓶内二次発酵は4Lのジェロボアムまでしかやらず、それ以上のボトルは継ぎ足してボトリングすると聞いたのですが、ここでは最大40Lのメルキデセックまで瓶内二次発酵で行うということです。

何本かは内部気圧で割れてしまうそうで危険防止(!?)で金網がかけられています。
メルキデセックと先代当主。 

カルトブランシュはピノ80%で殆どが有機栽培の認証を得ている畑の葡萄です。SO2の使用も極めて低くナチュラルで優しい味わいのシャンパンです。しかし、細かい泡と、酸味があり後口もすっきりしています。

楽天内最安はここの様です。


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2011年7月27日水曜日

Bar-hop around The Ginza. 銀座を飲み歩く

家飲みでの節約にも疲れて、久々に銀座を梯子(苦笑)

まずはコリドー街ロックフィッシュ (ROCK FISH)にてハイボール。炭酸は適温に冷やしたウィルキンソン、ウィスキーはもちろんサントリー角瓶。薄めるような氷は入っていません。
次はヴァプール(bar VAPEUR)に移動。
VAPEUR(ヴァプール)とはフランス語で蒸気の意味で、特別な蒸しオーブンで魚介等を蒸した料理が名物のお店です。近くに勤めていたこともあったのに知らなかったorz


ここにはワインを持ち込み。

左から
1.ドゥ・スーザ/レゼルヴ・ブリュット ブラン・ド・ブラン DE SOUSA / Reserve Brut Blanc de Blanc N.M.
 アヴィズ村の名門RM(レコルタン・マニピュラン)の作。酸味も強めながらミネラル感が秀逸。名門故、古樹が多い様でそれゆえか?
2・マコン・ヴェルゼ 2008 ルフレーヴ Macon Verze 2008 Leflaive
 ルフレーブのマコン。
3.ドメーヌ・ロジェ・ラサラ プイィ・フュイッセ・ラシーヌ 2000 Domaine Roger Lassarat POUILLY-FUISSE Racines 2000
 10年以上たった古酒。最初酸がきつく感じられましたが、開くにつれて蜂蜜も。

お通しのパン。名前は失念したが甘くないパウンドケーキ状のものはワインのつまみにも合います。
アボカドのパテ。アボカドをマヨネーズとトマトピュレを和えゼラチンを加えたもので固めたとか。夏向きの1品。
夏野菜と烏賊のフリット。あっさり塩味で。
魚介のヴァプール。蒸した魚介の盛り合わせ。

さて、2軒じゃあ飲み歩きというにはまだまだ。実はこの会は、SAKABarウソムリエなるお店に行ってみようと企画されたもの。我々のワイン仲間W氏が月曜日だけ、伝説のワインバー「酒肆(しゅし)とりふじ」の定休日に営業するという店。
千葉の木戸泉純米アフス。
酒名の「AFS」はこの酒の造り「高温山廃仕込み」を産んだ三人の方の頭文字だそうです。「高温山廃仕込み」とは、普通の酒は雑菌の繁殖を嫌い一貫して低温で酒造りをするが、この蔵では生の乳酸を使い、それを高温で酒母を仕込む製法。酸味がありほんのりと甘い不思議な味わいです。2010とヴィンテージが書いてあるも面白いです。
某名店のサンドウィッチ
はんぺん、煮凝り
稚鮎

等、ちょっとした酒肴と厳選された酒。たった6席しかなく、月曜しかやっていない幻のSAKABar(!?)、ってのは面白いですね。




楽天最安を探してみました。



エチケットも異なり、ヴィンテージも2011ですが、味わいは同じ(?)


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2011年7月25日月曜日

Cave Vinicole d'Orschwiller Vin d'Alsace Riesling 2008

カーヴ・ヴィニコール・オルシェヴィレール ヴァン・ダルザス リースリング 2008

相変わらず軟弱に白ばかり飲んでます。今度はフランス・アルザスのリースリング。
COSTCOで1,100~1,200円だったかな?

最近は良くわかりませんが、リースリングと言うとドイツの少し甘味の残った味わいがイメージにあるのですが、フランスのリースリングは異なるようです。

外観:緑がかった黄色、酸が強そうです
香り:レモンなどの柑橘、甘い香りもしてきます
味わい:想定どおり酸味がありますが、ミネラルとのバランスが良く旨味があり、スッキリした後口

白身魚のカルパッチョ等、酸味の効いた料理に合いそうです。

リースリングは長期熟成させるとオイルのような香り(ペトロリアム香)がしてくるのですが、これはどうでしょう?

楽天最安はここ、あと8本


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2011年7月22日金曜日

CAVA Pupitre BRUT

カヴァ ピュピトレ・ブリュット


暑いので泡ばかり飲んでいる今日この頃。シャンパーニュやヴィンテージ・スパークリングばかりだと、ふところが寂しくなる(苦笑)ので、COSTCOのカヴァ。

外観:やや緑がかった淡い黄色、意外と細かい泡立ち
香り:レモンのような柑橘、弱めながらイースト香も
味わい:外観および香りからの想像通りのさわやかな酸味、すっきりとした飲み口

深みはないが夏にぴったりの1本。
品種はチャレッロ、マカベオ、バレリャーダ。アルコール度は低めの11.5%

スモークサーモンサラダ等

さらにガツンとBBQ気分でスペアリブ。


楽天最安価格は1,000円丁度です。


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2011年7月20日水曜日

Gloria Ferrer Royal Cuvée 2002

グロリア・フェラー・ロイヤル・キュベ ブリュ 2002

昨夏にも飲んでいたグロリア・フェラーのヴィンテージ・スパークリング。

セパージュはPinot Noir 67%、Chardonnay 33%。



外観:温度が適正だったのか、コルドンも前回飲んだときよりきめ細かく感じました。
香り:イースト香がしています。ピーチやリンゴ
味わい:酸味もありリンゴを囓ったような感じは変わらず。ティラージュ(瓶詰め)後5年以上熟成させたいますし、さらに1年たっているのでまろやかさが加わっています。ドサージュは13.8g/lなので今のシャンパーニュの規定だとエクストラ・ドライ。少し甘味を感じます。


ココット・オーヴァルで作った煮豚と一緒に

今回の印象は$32なら買っても良いのではないかと思いました:-p でも、やまや価格1,980円はすごい。

グロリア・フェラー・ロイヤル・キュベはやまや独占のようです。姉妹品と言うか本家のカヴァ、フレシネ・コルドン・ネグロが1,000円以下


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2011年7月18日月曜日

スペイン料理とシェリー酒のマリアージュ@Manner-BO

Manner-BOでフランスワインを教えている原由美子先生の講座第20回。
今回はフランスではなく昨年、勉強に行かれたスペインのシェリー酒とスペイン料理のマリアージュ。


日本ソムリエ協会の教本にもスペイン編に出ているシェリー酒。食前酒として冷えたTIO PEPE等は良く飲まれると思いますが、その他はなかなか百貨店等に行っても見かけません。

今回は辛口フィノ~甘口ペドロ・ヒメネスまでを料理とともに味わいます。


乾杯はカヴァ(Cava)のロベルト・ホタ・ムール・カヴァ・リゼルヴァ・ブリュット。
カヴァの印象はどこかしら雑味のある味わいが口に残り、ブラインドで「これカヴァじゃない?」と言うと当ると言うパターンなのですが、これは雑味のないすっきりした後口ながらしっかり旨味もあります。調べてみたらかの「エルブジ」がオンリストしているとのこと!!(左から3本目)マカベオ40%、チャレッロ40%、パレリャーダ20%で20ヶ月熟成。

さて、シェリーはイベリア半島南端アンダルシア地方の三角地帯(エル・プエルト・デ・サンタ・マリア、サンルーカル・デ・バラメダ、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ)とその周辺だけで作られる酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)です。熟成法によって「フィノFino」と「オロロソOrolosso」に大別されます。詳しく説明すると切が無いのですが、酸膜酵母(フロール)成育限界(アルコール度数16%)を超えるまで酒精加えない(フィノ)か加える(オロロソ)かで分かれます。それをソレラシステムと言う独特の樽組みで5年からものによっては100年熟成させて出荷します。

エル・プエルト・デ・サンタ・マリアで造られるフィノ(Fino)、サンルーカル・デ・バラメダのマンサニーリャ(Manzanilla)、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのオロロソ(Oroloso)が最上とされています。

場所は赤坂のスペイン・レストラン・バル「セルべリア・グランビア

シェリーと言えば、あの長いベネンシアを使ってサーブするベネンシアドール(VNENCIADOR)も有名です。今回は美しいベネンシアドールがサーブしてくれました。

まず、フィノ(Fino)はキンタ・オズボーン。

飲みなれた辛口の味わい。塩気のある生ハムとともに。ボトルは左から1本目、右から2本目も同じ。

このお店は秋田で生ハムを作っているので自家製のものです。

次が、Finoの1種マンサニーリャ ソレアル・バルディーリョ(右から3本目)。サンルーカル・デ・バラメダは海辺でにああり、軽やかでミネラル由来か塩味が感じられます。

鯛のカルパッチョ。厚切りの鯛とマンサニーリャ。

スペインのお祭りの時に飲まれるレブヒートと言カクテルがありますが、これはマンサニーリャのガセオサと言う炭酸飲料割り。スペイン・バル・ブームで日本でも飲まれているようです。ガセオサは無いので、7アップかスプライトで割ります。

アモンティリャード(Amontillado)は、マンサニージャの段階を経て、第二段階の酸化熟成をしたシェリー、ナッツのような豊かな味わいがします。フロールがなくなると酸化するので茶色く変化してくるとか。ロス・アルコス ルスタウ。ボトルは左から2本目。

イワシのソテー

小海老のピルピル(写真撮り忘れm(__)m)
ガーリックオイルで炒め煮した小海老。海老はもちろんだが添えられたパンをガーリックオイルに浸して食べると最高。

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ オロロソ マエストロ シェラ、濃い紹興酒のような色合い、高アルコール、酸化熟成による複雑で深みのある味わい。左から4本目。

自家製ベーコンとスペインオムレツ

ペドロ・ヒメネス(Pedro Ximenez)サン・エミリオ ルスタウ

極甘口、デザート向けシェリー。そのままでも美味しいがアイスクリームにかけて最高。


同じ物を楽天で探してみました。

コストパフォーマンス最高のCAVA。






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