COACH特集

2014年12月22日月曜日

オレゴンから東京に続く長い旅(その4)



友人が出張途中に合流。 いつもオレゴンには一人で来て、地元の友人たちに世話になるパターンですが、今回はワイン仲間が来たのでいつもと違うパターン。 昼はmixi時代から付き合いのある方をお招きしてランチ。
と言ってもお奨めのレストランNostranaに連れて行ってもらったのですが。
念願かなって川向こうのイタリアン。サラダとパスタとピザ。
赤キャベツのサラダ。
クリームパスタ。
ピザ・マルゲリータ。
オンライン上では、共通の知り合いだが、まだ面識のない友人の話題などで盛り上がる :-P
ランチの後、ダウンタウン側に戻って、ワインショップVinopolisへ送っていただきました。ここはポートランドに来ると必ず寄るワインショップなのだが、今回元の場所に言ったら無いので、Michaelに聞いたら、「別の場所に引っ越した」とのこと。 ワインを数本購入。店員に聞いたら、今年の3画に移動したとか。
掘り出し物を物色。ブルゴーニュが日本より安いかも知れません。
随分大きな店になりました。
スーパーWORLD FOODSなどを見ながら歩いて、ホテルに戻りました。


夜はさらに友人が加わり、フレンチビストロLittle Birdで会食。
生牡蠣。
牛骨髄をカスタードで和えてプディング状にしたもの。
フォワグラのソテー。カリフォルニアではフォアグラは食べられません。
ビーフと野菜のバーベキュー。

◇2011 Domaine Druhin Oregonn Chardonnai Arthur(写真は無し)
 樽は感じられず、果実の酸がキリッと感じられる、上質のシャブリの様。




◆2012 Noel Family Vineyard Pinot Noir  
 出来の良い2012年のピノ・ノワールをエレガントに仕上げたワイン。これなら日本でワイン会に出しても無問題。どころか初ヴィンテージが2010の新しいワインとは思えないワインに友人も感動。

◆2001 CRISTOM Pinot Noir Louise Vineyard
 収穫後13年経ったオレゴンピノ。まだまだ熟成しそうな酸もある見事な味わい。「オレゴンは樹が若いから熟成しない」と聞いたことがありますが、これは見事な熟成具合です。

寝酒はまたマティニー。


シャルドネ・アーサー、同じものがありました。


'09のバックヴィンテージ。

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2014年11月29日土曜日

オレゴンから東京に続く長い旅(その3)

本日は小雨の中、ワイナリーを3軒回りました。2012年のオレゴンは気候が良く2008年に勝るとも劣らない出来とのこと。 ただ、良い年だけに、過剰な果実味やタンニンが感じられるワイナリーもありました。それと、出来の悪い年と言われていますが、その為か酸が豊かで切れ味が良いワインも多いのも事実。

まずはポートランドダウンタウンで、

ブラディー・メリーと
エッグ・ベネディクトのブランチから。
どう発展して来たのかかわかりませんが、ポートランドは従来のダウンタウンの外側に発展して来たらしく、ダウンタンより川の向こう側とか、ここのようにより東(?)側の旧倉庫街にお洒落な店が増えているように思えます。地価とかそういう関係?

まず行ったのは、ChehalemのCOLENE CLEMENS ここはとてもエレガントなピノを造っていてびっくり。


次はTrisaetum
ここのPinot Noirも美味しくて、Coast Range Pinot Noir 2011を購入。
それより驚いたのは2010年に訪問したLOUIS JADOTでお会いしたジャック・ラルディエールさんの写真がデジタル・サイネージに使われていたこと。2011年にJADOTを退職して、オレゴンのワイナリーを手掛けるとは聞いていたのですが、こんなところで拝見するとは!! 後で聞いたら、WineSpectatorに掲載された写真だとか。

土壌のサンプルが展示されていました。
東オレゴンから流れてきた溶岩として生じた玄武岩土壌Jory。
太平洋の海底に蓄積された海産堆積物土壌Willakenzie。

続いて、YamhilのSaffron Fieldsに行きました。HPで見てみるとTexasのHoustonで化学者をしていたワイン好きたち作ったワインナリーの様です。
Houston, Texas
Houston, Texas
Houston, Texas
これらのPinot NoirはDomaine SereneでワインメーカーをしていたTony Ryndersの手になるもの。
PinotはSereneに似ていて少し太い感じ。シャルドネが良い味わいだったので購入。
Tony Rynders
ティスティング・カウンター。
もう一人のワインメーカーCHRIS BERGの造るワイン。
私はこれを見て、「日本の侍が戦に向かう時、エイ・エイ・オーって叫ぶんだけど、それから名付けたの?」と聞いたら、「そうじゃなくてイーアイ・イーアイ・オーって発音するんだよ。
♪ Old MacDonald had a farm E-I-E-I-O And on his farm he had some ducks E-I-E-I-O ♪
って歌知らない?」
CHRISの縁者(関係は失念しました)にMacDonaldさんって居てそこから名付けたとか。
とんだ恥かきでしたが、日本で売るなら「エイエイオー」で良いんじゃないとは、日本にいるワイン仲間達の言葉。
今日の最後は、Lenné Estate Wineryに行きました。
ティスティング担当のお姉さんはとてもフレンドリーでしたが、ホームページでも書いてあるような、ビッグなスタイルのワイン。カリピノっぽいと言う感じでした。

夕食はDudee Hillのピザ屋さん(?)でステーキサンドと
ピザ。
ピザには、地ビール。
インディア・ペール・エール。
ホテルに戻って、葉っぱを食べていないなあとホテルのバーでサラダを。
白ワイン。ソコル・ブロッサーのピノグリ。
白ワインには魚かな、とフィッシュ・アンド・チップス(笑)
ホテルのカクテルの水準はマティニーで判ると何かに書いてあったのを何時までも信じてて、マティニーを f^_^;



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2014年11月26日水曜日

オレゴンから東京に続く長い旅(その2)

今回はオレゴン州ニューバーグの丘の上でワインを造っているMicheal Noelさんにお世話になりました。彼はブルゴーニュ、とりわけシャンボール・ミュジニーのワインが好きと言うPinot Noirフリーク。
彼のお眼鏡に適ったワイナリーに連れて行ってもらいました。

Noel Family Vineyardのワインたち。2010がFirst Vinetage。12年は好天に恵まれスペシャル・キュヴェNightもリリースしてます。
彼の家にちょっと立ち寄ったら、ワンちゃんもお出迎え。大きいけど人懐っこい優しい子です。
最初に行ったのは、Evening Land Vineyards 。ブルゴーニュのムルソーで有名なコントラフォンがオレゴンで手掛けるワイン。EVENING LANDの下のイオラ・アミティ・ヒルズ、ソノマ・コースト、ブルゴーニュの文字が目を引きます。
銀色エチケットがオレゴン。
金色がソノマコースト。写真を撮り忘れましたが、ブルーがオレゴンやブルゴーニュのスタンダード・キュヴェです。
 流石に美味しいシャルドネ。
オレゴン産ガメイ !!
オレゴン・ピノは95POINT。
唐突に場所は変わって、Sokol Brosserに移動。 Dundee Hills Pinot Noir、右から2008、2010、2011、2012の垂直。何故か09は無かったけど、実はサービスの人が08が特別に出してくれたもの。書いて良いかどうかわからないけれど、ワイン業界関係者と行くとIndustrial Discountと言って2割~3割割り引いてくれるのです。もちろんKen Wrightの様に「割り引きはしません」と宣言しているところもあります。 
2011年に行った時のティスティングルームではなく新しくなったティスティングルーム。
 続いてStoller Family Estateへ。
ティスティング・ルームの入り口。
以前、七面鳥の牧場だったと言う丘を葡萄畑にしたそうです。
Dundee Hills では、最大の190エーカー(768 902.72 m2)の畑が標高220~640feet(約67~195m)に広がっています。
右手に、ディジョン・クローンのシャルドネが植えてあります。
逆方向の見晴。

真中のリースリングがとてもスッキリした辛口で美味しかったです。カリッと揚げたテンプラに塩を付けてこれをやったら美味しいだろうと思いました。
ワイナリーの後はもう一人の友人が合流して、地元ポートランドのアイスホッケーチームの試合観戦。
NHLではなくその下部組織であるCHL(Canadian Hockey League)の試合で、10代の若者たちが白熱した試合を展開してました。時には本気の乱闘も !!
部屋に戻って地ビールのIPA。

2日目終了。

やっぱり1日ずつ書くしかないですかねorz


最初のリリースは感心しませんでしたが、最近の物はとても良くなってきています。
シャルドネはコントラフォンらしい美味しさ。


ソーコル・ブロッサーのエステート・キュヴェ。
写真は10ですけど、11です。2011のオレゴン・ピノはブルゴーニュ好きにお奨め。


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