COACH特集

2012年6月15日金曜日

【米国東海岸-西海岸ツアー】ナパ・ソノマのワイナリー巡り

さて一夜明けて、今日はワイナリー巡り。
今までは、運転好きのワイン仲間や現地在住の友達に、すべて依存して好い気で飲みまくっていたのですが、今回は私が仕切らないといけません。
Copainは予約はいらないと聞いていましたが、よく見ると水曜日は予約がいると書いてありましたorz
そこで電話してみたら、11時に来いと言うことでした。
Martinelli
ここは3回目ですが、ティスティングは10時からなのでカリストーガを9時過ぎに出れば、間に合います。こではスリーシスターズのシャルドネ等を購入しました。

Copain
今回必ず行こうと決めていたCopain。最近の私好みの酸味もあるエレガントなスタイルのワインが得意だとか。 コパン・ワインズはケヴィン・マックオンとウェルシュ・ガースリーが1999年に設立。マックオンはソフトウェア開発コンサルタントで、ワイナリーの初期投資をし、ガースリーは醸造責任の役割分担。 ウェルシュはワイン・スペクテーター サンフランシスコ事務所で試飲コーディネーターとしてキャリアをスタートさせました。ウォルシュは北ローヌのシャプティエで修業したいわゆるローヌレンジャーだとか。
予想にたがわず、シャルドネ、ピノ・ノワールはブルゴーニュスタイル(こう言うと怒る人もいますがww)としか言いようのない、果実味、酸味のバランスしたワイン。シラーはやはりエルミタージュの様な感じです。ここでお断りしておきますが、何もフランスが最高と言っているわけではないですよ。ただ、フランスに比べ日照が豊かでアルコール度の高い太いワインが多かったカリフォルニアが、酸味も生かした造り方に変わってきていて、それを便宜上ブルゴーニュスタイルと呼んでいます。日照が多いんだから果実の良いのはどちらか言うまでもないでしょう。
Copainの畑です。

 ランチはカリストーガで中華
 酢豚プレート
ビーフヌードル

どちらも×(-_-#)


 部屋で一休みして2時半から予約のSchramsberg Vineyards。山を登っていくので少し道を間違えました。


池にはカエルさん(笑)

1826年ドイツ生まれのジェイコブ・シュラム氏。1862年にナパのマウンテンサイドに土地を購入したのがシュラムスバーグの始まりでした。1876年からワイン生産を開始。
1965年、ジャックとジャミーのデイヴィス夫妻が買い取りスパークリングを造りだしたとのことです。アメリカではじめてブラン・ド・ブランを造ったのもこことか。


いかにも由緒正しそうな古いワイナリーです。ナパ最古のトンネルカーブがこの中にあります。 
WINE EDUCATORのTODD PIPPINさんの解説でトンネルを巡り最後に試飲します。
彼は東京にもいたことがあるそうで、「君の親戚は東京にいるか?」と聞かれました。何やら仕事仲間に同姓の人がいた様です。思い当たらないと言うと、残念そうに、「そうか」と言って、御土産だと言って絵葉書をくれました。最初はちょっと怖そうだったけど、とても良い人でした。
暗いのでピンボケですが写真のスパークリング4種、スティルワイン1種で、一人$45とティスティングフィーは高めですが、売価$100以上のスパークリングが2種味わえますからそれなりの価値はあります。

今回の成果(一部)
今回の成果。Chasserと美夜はサンフランシスコで買ったものです。
CopainのSyrahとPinot Noir、MartinelliのPinot Noir、JDカベルネは日本未発売(のはず)
 
夜は気に入ってしまった昨夜と同じJoleへ (Mount View Hotelの中にあります)
B&Bからは歩いて10分もかかりません。 
今回はワインティスティングメニューをオーダーしました。4皿と4種のワインで$50。
前菜、メインから3皿、デザート1皿は自分の好みでチョイス。ポーションはレギュラーより少し小さいそうです。
まずは地元産アスパラガスのグリル。オーガニックエッグとパルミジャーノ。
 ハマグリとポーク。意外な組み合わせですが、これもカリフォルニアならではです。
和牛ビーフ。
レモンパイ/アイスクリーム添え
ワインは

ワインはソムリエが食事に合わせて選んでくれます。自分で選ぶのも良いけれど、たまには他流試合的で楽しいものです。こういう合わせもあるんだなんて気づかされます。
左から
◇南アのシュナンブラン(KEN FORRESTER Chenin Blanc)
◆カリストーガのサンジョベーゼ(B CELLARS Sangiovese) 
◆有名なトカロン畑のカベルネ(Huge Bear cabernet Sauvignon)
◇イタリアのモスカート・ダスティ(Marenco “Strev” Moscato d’Asti DOCG)

ハマグリとポークは其々は美味しいのですが、組み合わせ的には?ですけど、サンジョベーゼの酸味で合わせると言うのは面白い。

マルティネリのピノはこれがありました。
コパンも売ってました。

シュラムスバーグは試飲したこんなラインアップが販売中。




Joleでのワイン。マレンコはスプマンテを売っていましたが、それ以外の南ア、カリフォルニアとも日本発売はなし。
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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして Kevin と申します。
いつも楽しく拝見させていただいております。
Martinelliのzinは手に入りましたか?
一昨年訪れたときは全て飲みたいワインがsold outで悲しかった覚えがあります(笑)。
私もcal wineが大好きなのでsonomaは大好きな街の一つです。
これからも楽しく勉強になるブログを拝見させてください。

ミヤパパ さんのコメント...

Kevinさん
コメントありがとうございます。
MartinelliにZinはありませんでした。聞くとこれから、入荷すると言っていました。「すぐに売り切れちゃうのよ」とも言ってました。2007年6月末にここを訪れたときにGiuseppe & Luisaの2005を入手しましたから、6月に入荷するのかもしれません。