スペインはバルセロナのワインICONO(イコノ)
塩尻やヴィラデストのメルロの印象が消えないうちに比較してみようと思い飲んでみました。
外観:濃いガーネット、向こうは見えません
香り:ダークチェリー等黒い果実の香り、スギなどの青い香り(ピーマンと言うほど強くない)
味わい:滑らかな舌触り、タンニンも感じられる。アルコールが強い(14%)がやや甘みが感じられる
長野のメルロはドライな味わいでやや酸味が強い、こちらは日差しの強さや地中海の影響か太い新世界メルロの趣。共通するのスギ香(高野先生は鉛筆を削った香りと表現)と比較的滑らかな収斂性のあまり感じられないタンニン。どちらもあまり脂がギトギトしていない肉料理(赤身とか煮込み)に合うでしょう。ローストビーフとかいいかもしれない。
しかし、北緯をみるとバルセロナは39度、岩手県あたりと同じ。海流の影響が大きいのかな。
ちなみに、チリのメルロは滑らかではあるが、青い香りが全くしない。
しかし、これが1,280円(税込1,344円)とは、国産ワインでこれに対抗しうるものは3,000円以上だからきびしいですね。
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