COACH特集

2010年4月20日火曜日

長野ワイナリーツアー(2日目)

午前になるまで飲むも、朝はしっかりお食事。
少し離れの部屋だったので食堂のある本館への通路へ。付近はこんな感じに雪が残っています。
バフェスタイルのサラダやヨ-グルト以外はメニューから選択。
飲み物はジュースかスパークリングワインかと聞かれてスパークリングを選択f^_^;
野菜のポタージュスープ
 オムレツソーセージ添え
さておなかも一杯になったところでバスは8時に出発。
空は晴れ渡って北アルプスが良く見える中をまず池田町の樹齢25年の葡萄畑まで
ここは垣根つくりの美しい畑です。
温暖化が始まりだした85年に植えられたPinot Noir。
北アルプス山麓ブランドの看板。葉が付き実のなる秋に来たらもっと綺麗でしょう。
次は小布施まで行き角籐ファームのブドウ畑
 ここはシャルドネが主体。日本のムルソーと名高い北信シャルドネの供給源の畑です。
栽培責任者の佐藤さん。
 
垣根仕立ての綺麗な畑です。約4万本のワイン葡萄の木が植えられています。佐藤さん曰く「竜眼などの生食兼用葡萄を作っていたが、あれで出来たワインは不味い、やはり国際優良品種で無いと駄目だと全部植え替えた。シャルドネが主体だがシラーやピノノワールも作っている。
 
ここの葡萄は植えてから3年だそうですが、「自根栽培で頑張ってきたが、8年経つまでに必ずフィロキセラにやられるので5年間で全て植え替える予定」とのこと。
残念ながら期待していた、小布施ワイナリーは団体は受け入れて貰えないとのことで今回は寄れませんでした。
次は東部湯の丸ICで高速を降り東御市のヴィラデスト・ガーデン・アンド・ワイナリーまで。エッセイストで画家の玉村豊男さんがオーナーで、2004年4月にオープンしたブティック・ワイナリー。今回のハイライトとも言えるワイナリーです。
12時頃到着。ここのヴィラデスト・カフェでランチをいただきます。ランチ(3,500円)は11:30からと13:30からの2回。その他、4月17日から17:00からのサパー(5,000円)もあるそうです。我々のランチは13:30の予約。その前に12:30から、土日祭日のみワイナリツアーに。
醸造責任者の小西さん直々のご案内でシャルドネの畑へ。
両脇に枝を出す、ギョー・ドーブルの垣根仕立て。1本のギョーサンプルだと先の方の実が貧弱になるので、ここの葡萄にはドーブルが合っているとのこと。
コルドン仕立てもやってみたそうですが、1本しか残っていないところを見るとギョーの方が合っているようです。
 
奧の方に見える畑が玉村さんが最初に植えたものだそうです。
 
少し歩き回って、待望のランチです。ヴィラディストのフラッグシップ「ヴィニュロンズ・リザーブ・シャルドネ 2008」(ワイナリー価格5,000円、カフェでも同額!!)をいただきつつ、料理を待ちました。
アミューズ ほうれん草のポタージュと蕗の薹入り塩味のパウンドケーキ
前菜 野菜づくし「春のヴィラデスト」
主菜 春の仔羊の煮込み:クスクスを添えて
本日の「お楽しみデザートコレクション」
ピノ・ノワール(2006ヴィンテージ)も他の方が飲んでいるのを一口いただきましたが、色もルビー色ではあり、香りは苺よりもハーブっぽい感じで、まだまだですが、これから頑張って欲しいと期待は持てます。ただ、2007ヴィンテージで販売本数127本というのは少なすぎますね。価格の5,000円というのはちょっと高すぎます。(小西さんすみません)
なお、カフェではグラスが800円で飲めますので、是非試して貰いたいです。

ゆったりと4時近くまで食事をいただき、帰路に着きました。実はこのために大渋滞に巻き込まれてしまったのですが(T_T)

最後に、今回試飲した長野ワインに対する感想ですが、シャルドネ、メルロは酸味と旨みが調和してとても好感が持てました。ずいぶんレベルが上がっていると思いました。高野先生がおっしゃるように、山梨より美味いというのはあながち嘘ではないと思います。なお、デザートワインも香りは素晴らしく、フルーツジュースのような感じで、女性にはとても喜ばれていましたが、私は甘いワインは苦手なので・・・・:-p
ただ、池田町の畑の25年が最高で、他のワイナリーは葡萄の樹齢が10年以内が多く、これが10年、20年になってくるともっと素晴らしいワインが造られるのではないでしょうか?

最後に面白い話を交えつつ長野ワインの現状をご説明くださった、高野先生、ツアーを主催してくださったMannor-Boの大竹さん、そしてご参加の皆さんありがとうございました。

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