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2010年2月2日火曜日

イタリアワイン講座 第5回 「フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア」@Manner-BO

新年最初のイタリアワイン講座は「フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア」州。
と言っても、どの辺だかわからなかったのですが、地図で見るとイタリア北東部。東はスロヴェニア、北はオーストリア、西はヴェネチアのあるヴェネト州。州都はトリエステ。
ここのワインはロゼ・赤44%、白56%で、白の比率が高いようです。
D.O.C.G.
・Colli Orientali del Friuli Picolit (コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット )
葡萄:ピコリット/甘口白
・Ramandolo(ラマンドロ)
葡萄:ラマヴェルドゥッツオ・フリウラーノ/甘口白

D.O.C.は以下の8種、葡萄はシャルドネやピノ・グリージョ等国際品種から地元の赤白葡萄を使った多種多様なワインがある。
Carso(カルゾ)
Colli Orientali del Friuli(コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ)
Collio Goriziano (コッリオ・ゴリツィアーノ )
Friuli-Annia (フリウリ=アンニア)
Friuli-Aquileia (フリウリ=アクイレイア )
Friuli-Isonzo/Isonzo (フリウリ=イゾンツォ/イゾンツォ)
Friuli-Grave/Grave del Friuli (フリウリ=グラーヴェ/グラーヴェ・デル・フリウリ )
Friuli-Latisana (フリウリ=ラティサーナ )

ティスティングしたのは下記の6種
白ワインは並べて試飲。色の違いがお判りでしょうか?
左から
◇D.O.C.Isonzo del Friuli Friulano 2008
ステンレスタンクを使用したスッキリしたワイン。食事と合わせやすいワイン
◇I.G.T. Venezia Giulia Malvasia Istriana 2007
マルバジア100%の白。酸が伸びるタイプ。アルザスのリースリングやゲベルツのニュアンスも感じられました。
◇I.G.T. Venezia Giulia Bianco degli Arzillari 2001
フリウラーノ20%、ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ80% 。蜂蜜のニュアンスとのメモ。
◇I.G.T. Venezia Giulia Ribolla 2004
この造り手はフランスのジュラ・サヴォア地方で有名なヴァンジョーヌ(黄色ワイン)の様な造り方をするとか。6年樽貯蔵でOuillage(ウィヤージュ:目減りの補填)とSoutirage(スーティラージュ:滓引き)はしないとか。シェリーの様な味わいになる。最初はハーブの様な香りがして、ナッツや胡桃の味わい。湿った茶葉とのメモあり
赤は以下の2種
◆I.G.T. Venezia Giulia Ribolla Giulia Schioppettino 2007
ベリー系の香り。バランスの良い酸味、タンニンも細かいながらしっかりある。ピノ・ノワールの様な感じがしてきました。
◆V.d.T. Refosco 2005
ビオの造り手。「ツナ缶」との声もあり、確かに魚系の香り。還元香なのか?先生によれば2日前に抜栓したそうですが、まだ開くのに時間がかかるとのこと。

フリウラーノは売り切れ

マルヴァジア・イストリアーナ[2007] ピエールパオロ・ペコラーリ 税込2,436円



同じ産地で同じ葡萄です。
[2006] Titut Blanc - Ronc di Vico
ティテュ・ブラン - ロンク・ディ・ビィーコ
税込4,179円



リボッラ・ジャッラ・コッリオ [2003] ラ・カステッラーダ 税込 4,620 円



同じ葡萄で一番高いのはこれ、モスキオーニC.O.F・スキオペッティーノ [2001] 赤 税込7,644円



Refoscoは類似品も見つかりませんでしたm(__)m
全般に希少ですね。あれば買っておいた方が良いかもしれませんね。

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