COACH特集

2010年2月3日水曜日

カリフォルニア・ピノ・ノワール会新年会@CWG

mixiのコミュニティ「カリフォルニア・ピノ・ノワール会」の恒例新年会。
毎年10年前のヴィンテージを集めて飲みましょうと言う趣向です。

今回は以下の2000ヴィンテージが揃いました。2000年はあまり出来が良くない年とか、ただ10年位だと飲み頃になっているのではとのこと。まあ、ボルドーなんか30年でもまだ若いなんてワインもありますからね。

☆DVX Sparkling Wine
F1のシャンペンシャワーでお馴染みのMUMM社がNAPAで造っているスパークリングワイン。DVXは、ナパ進出時の責任者であったGuy Devaux氏の名前をとって命名されたもの。完熟リンゴのような甘い香りと味わいが第一印象。その後、イースト香も。

★DVX Rose Sparkling Wine
こちらはロゼ。梅のような酸味と香りのニュアンスが加わります。

◇Kistler Dutton Ranch CH
シェリーのような香りがしましたが、苦みはしないので熱劣化ではありません。Duttonも10年熟成するとこうなるのかと感心。

◇Peter Michael Mon Plaisir CH
同じシャルドネでも、こちらはさらに透明な感じ。口の中にすっと吸い込まれるように溶けていく感じはブルゴーニュの熟成された飲み頃ワインに勝るとも劣りません。先日飲んだルロワに共通する味わいと思いましたが、お隣のフランスワイン通の方に言わせるとアルコールの強さが違うとのこと

◆DuMOL Finn PN
2009年11月、日本正規エージェントより、デュモルの日本輸入停止が正式決定。これまで正規品は(一部を除き)「公開されたネット上での販売を禁止」されていたワインですが、皮肉なことに最終在庫がネットで解禁されました。デュモルのピノ・キュヴェには 『ライアン』(Ryan)、『アイダン』(Aidan)、『イアン』(Eoin)、『ファン』(Finn)の4種あり、'06のFinnはWS97点/全米歴代2位だそうです。
香りはベリー系、味わいは熟成されたブルゴーニュのようです。紅茶のニュアンス、じっくり舌の上でころがすと意外とタンニンがあるんだなあと思いました。それを隠しているのは全体のバランス?

◆Brewer-Clifton Melville PN
Santa BarbaraのMelville Vineyard産葡萄を使ったもの。B-Cは茎まで使うから青臭いと言われますが、10年経つとそんな感じはしません。ただ、DuMOLよりはタンニンが強いと思いました。

◆Chateau Souverain Alexander Valley Merlot
ソノマの中でもボルドー品種に向いていると言われるAlexander ValleyのMerlotを使ったワイン。タンニンによる収斂性が感じられます。コーヒーとチョコレートのニュアンス。
タンニンを差し引けばピノ・ノワールの様にも感じられるエレガントなワイン。

◆Viader
アルゼンチン出身のオーナー、ダリア・ヴィアデル女史が1987年にナパにブドウ畑を購入した父親と共に始めたワイナリー、ボルドー右岸のトップ シャトーを意識し、カベルネフランが比較的多く使用されたヴィアデルのワインを、ロバート パーカーは【ナパのシュヴァルブラン】と評したこともあるとのこと。あっ、テイスティングメモがない。フランのおかげで確かタンニンは前のメルロより少なかったかな?

◆Caymus Special Selection CS
カリフォルニア・カベルネのトップワイナリーCaymusのトップキュベ。
乾いた茶葉とだけ書いてあります。この辺りになると酔ってきたのかなf^_^;

◆Sloan
シアトルで実業家として財を成したスチュアート・スローン氏が、ラザフォードの東丘、「Auberge de Soleil」の上方に15エーカーの畑を購入して始めたワイナリー。
タバコやハーブ、チョコレートのニュアンスも。

◆Darioush CS Magnum
日本版「サイドウェイズ」でお馴染みになったワイナリー。これはマグナムでした。
チョコレート、カカオ、コーヒー

CWGのお料理も流石でした。同席の方々と話も弾んで楽しいワイン会でした。幹事を務められたピノ・ノワール会会長takuyaさん始め参加者の皆さんありがとうございました。
和野菜のサラダ
いのししのステーキ
デザートも美味しかったです。
 

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