ご存じない方は、驚かれるようなお店の名前ですが、下町押上には似つかわしくないと言っては失礼だが、おしゃれなワインバーです。ワインスクールアカデミーデュヴァンの講師も務めるワインアドバイザー遠藤誠さんがご実家の味噌蔵を改装して始めたとか。酒屋価格で仕入れた世界各地のワインが2,000円台からと、格安で飲めるのも嬉しいお店です。
今回は江東区の事務所から6Km歩いて行ってみました(笑)
約1時間15分程の道のりをスマホのナビ機能と東京スカイツリーを目標に40~50分歩くと大きくスカイツリーが大きく見えて来ました。
でもこれからが大変。近そうに見えて遠いと言えば、昔銀座から東京タワーが見えたので、歩いて行こうと思い立ったことを思い出しました。その時、歩けども歩けども届かなかったのですが、そんなことを考えつつ、指示どおり、右折左折を繰り返して間近まで着いたのですが、そこからピンポイントを探すのが大変で予約時間に5分遅れてしまいました。
グラススパークリング(なんだったの?)を飲みつつ。
最初は「アンディーブ、リンゴ、クルミとブルーチーズのサラダ」。(写真なし)
白はまずこれ。
◇Muddy Water Chardonnay 2007
マディー・ウォーター シャルドネ 2007
ニュージーランドと言えば白はソーヴィニヨン・ブランが有名で、シャルドネは、「ありますね」程度の認識でした。ここのメニューには「ニュージーランドはソーヴィニヨンだけじゃない!2005年のブルゴーニュを彷彿とさせるスタイル。シャルドネ好きにはど真ん中の美味しさ。」と書かれていました。それで香りを嗅ぐと、柑橘の香り、樽香はわずか。ふむふむ。口に含むと豊かな酸。こりゃあ所謂新世界じゃない。ワインを飲み始めると果実味のあるワインが美味しく感じるのですが、段々慣れてくると、白ワインの場合、「酸味、果実味、ミネラル」のバランスが大事だと思うようになってきます。フランス人はカリフォルニアワインを評して「なんだこの酸味の無さは」とその昔バカにしていたそうです。カリフォルニアを新世界に置き換えて、同じような認識を持っている人も多いようです。前置きが長くなりましたが、そう言う人にブラインドで飲ませたいワインです。「2005年のブルゴーニュ」が偉いかどうか別として、しっかり酸味のある葡萄を育てれば、日照の多い土地の葡萄の方が偉いと思います(笑)
タコとグリーンリーフのアンチョビソース温サラダ
若鶏のクラポディーヌ レモン添え
赤はシャンボール・ミュジニー
◆Hudelot Baillet Chambolle-Musigny 2009
ユドロ・バイエ シャンボール・ミュジニー '09
最近評判のユドロバイエ。綺麗なルビー色、ベリー系の果実香、そしてハッカや肉桂のニュアンス。若いブルゴーニュらしく酸味が強いですが、ミネラルと雑味の無さが素晴らしく、美味しく飲めます。カリフォルニア・ピノ好きだから、ジュブレ・シャンベルタンが好きだろうと言われますが、エレガントな シャンボール・ミュジニーの方がどちらかと言えば好きです。そう言いきれるほど、ブルゴーニュを極めたわけではありませんが:-p
じっくりことこと和牛の煮込みパスタ
女性ワインメーカー、ベリンダ・グールド(Belinda Gould)さん良い仕事してます。
[2007] マディー・ウォーター シャルドネ ワイパラ Muddy Water Chardonnay Waipara |
2009のブルゴーニュは非常に出来が良いと言われています。
ユドロ・バイエシャンボール・ミュジニー[2009] 赤 [750ml] |
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