昨年、ボーヌでデュジャックを訪問した時に、案内してくれたアレック・セイス氏が、「グランクリュに囲まれたプルミエクリュのコンボットはお得ですよ。」と教えてくれたLes Combottes。調べて見ると、確かにジュヴレ・シャンベルタン村の南端にあり、ラトリシエール・シャンベルタン特級とマゾワイエール・シャンベルタン特級とモレサンドニ村のクロ・ド・ラ・ロッシュ特級に囲まれています。畑は見ていませんが、わずかに窪地になっているとのこと。また、この畑の所有者はモレサンドニの人が多く、特級に申請しなかったとも。
外観:紫がかった濃いルビー。縁も若々しい色合い。
香り:ブラックベリーなどの黒い果実の香り。ジュヴレ・シャンベルタンらしい肉、濡れた皮、土のような重厚な香り。
味わい:まだ若いかなと思いましたが、果実味が十分あり、酸味とタンニンのバランスも良く、ミネラルと黒胡椒のスパイス。滑らかなタンニンが口の中を転がります。余韻も長く素晴らしいワインだと思います。
ジュヴレ・シャンベルタンは力強く、シャンボール・ミュジニーはエレガントと良く言いますが、このクラスになると力強くはあっても荒々しさは微塵もありません。
ブルゴーニュの特級は数えるほどしか飲んだことがありませんが、先日機会があっていただいたコルトン グラン・クリュ1967が40年以上経っても果実の香りと果実味が残っていたことを思い出しました。
デュジャックのコンボットは20,000円前後。これは税込7,000円台ととてもお買い得だと思います。
ここから買いましたが、後2本です。
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・一級・レ・コンボット[2006]年・ドメーヌ・ジャ... |
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿