今年3月の「カリフォルニア・ピノ・ノワール会一時帰国報告会@のみ山」 でこの造り手の"2004 Vincent Girardin Corton Charlemagne Quintessence”を飲んで、ブルゴーニュワインの固定観念を覆されるほど衝撃を受けました。凝縮度が有りながら、雑味の無い透明感も共存するワイン。その後、ブルゴーニュに行きデュ・ジャック、ルイ・ジャド、ジョセフ・ドルーアン、ベルターニャ等でグラン・クリュも含めてティスティングさせていただきました。それぞれ別格の味わいでした。でも、あのギュッと詰まった凝縮感にはお目にかかれませんでした。
ヴァンサン・ジラルダンは1995年からネゴシアンビジネスを始めていますが、取引する全ての葡萄は、彼の管理する葡萄畑からきているとのこと。 総生産量15万本中、ドメーヌ、ネゴシアンは50%ずつ。 コルトン・シャルルマーニュ・カンテサンスは、日本で買うと25,000円前後でとても手が出ません。今回和泉屋の6本セットにこのV.V.(古木)のワインが入っていたので開けてみました。
外観:金色。ブルゴーニュの2007としては濃いめの色合い。
香り:白い花の香り。若いからか柑橘の香りもします。
味わい:最初、酸そしてミネラルを感じますが、徐々に開いてくると果実味も。特に二日目にへたらず、果実味が健在なのは立派。
この造り手の手ごろな価格のワインをみかけたら手に入れてみようと思っています。
これで2,079円はお買い得。ただし、後2本しかないです。
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