COACH特集

2008年3月28日金曜日

Sandler 2006 Dry Creek Valley Zinfandelと春メニューのマリアージュ

FreemanやAugust Westのワインメーカーとしていつも期待を裏切らないワインを我々に届けてくれるEd Kartzman氏の個人プロジェクトSandlerのZinfandelがメーリングリストメンバーの方から届いたので、いつものマ・ブロシェットでいただきました。


開店1周年の各種催しを終え、春メニュー出しましたよとのお知らせを受けていたのですが、こちらも各種ワイン会、送別会で肝臓君もお疲れだったので久々の訪問となってしまいました。
まず、最初は昨年6月にサンフランシスコで買い求めたCHASSEUR RUSSIAN RIVER VALLEY CHARDONNAY 2005をサーモンとかにとアボカドのサラダ仕立て(雲丹添え)といただきました。これは春メニューの中で食べて見たいと思っていたもの。特別に雲丹添えヴァージョンにしてくれました。いや~、良いですね。酸味のある味付けがブルゴーニュスタイルのシャルドネにぴったり。酸味、果実味のバランスの取れたシャルドネ。夏の一杯はこれですねっていう感じ。以前飲んだ時の感想「柑橘類の香り、温度が上がってくると蜂蜜の香りも。若干の苦味(=雑味?)がします。」というものでしたが、昨夜は蜂蜜香は時間をかけてもして来ず、料理とのマリアージュが成功したためか苦味は感じませんでした。ワインは一期一会というとおり、飲む時期、合わせる料理で変わっていくものですね。
その後、竹の子やジャンボマッシュルームの串焼きなどの盛り合わせをゆるゆると食べつつ、Sandlerを抜いて写真にはありませんが鴨のつくねと味わいました。Dry Creek ValleyのZinfandelはWilsonで初めて味わったのですが、Zinの特徴的な微かな醤油香を生かしつつ、とてもエレガントな味わいは九通するものがあります。昨年11月のブログでは「エレガントでピノに似た」と表現しているのですが、エレガントながらもう少しドライでスパイシーですね。こういうドライなZinが今夜の料理にぴったり。鴨つくねは来るとすぐに食べてしまったので写真なし(笑)次はオーナーお勧めのイベリコ豚のタンシチュー。豚タンというとパサパサしていてシチューにはどうかと思う人もいると思う(実は私もそうだった)でしょうが、イベリコのタンは旨みもたっぷりありソースも残さずパンにつけて食べてしまいました。 〆はチーズとオリーブの盛り合わせ右がヤギのミルクのチーズ、食用の灰が周りにコーティングしてあるため表面がグレーです。2種類のドライフルーツにはさまれているのがクランベリー入りのチーズ、デザートといえるほどではありませんが、少し甘いです。

またまた、満足の一夜でした。

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