場所は神田のVilla Due(ヴィラ・ドゥーエ)です。
左から
☆2010 Ajimu CH Sparkling
安心院スパークリングワイン NV
大分県安心院(あじむ)で造られる瓶内2次発酵の本格的スパークリングワイン。
柑橘系フルーツを感じさせるすっきりした飲み口が秀逸。
経営母体は、あの「いいちこ」の三和酒類だそうです。
◇2011 Rue de Vin SB Nagano
◇2009 Rue de Vin CH Nagano(写真では1本飛んで4本目)
長野県、東御市にあるブティックワイナリー。
雑味の無いすっきりした飲み口が共通か?
◇2010 Fermier Albarino Niigata
新潟で元金融業界に勤めていた方が営むワイナリー。
日本ではおそらくここでしか造っていないであろう、スペインの白葡萄アルバリーニョのワイン。
フェルミエのフラッグシップワイン。アルバリーニョはスペインでは海のワインとも呼ばれ魚介と一緒に飲まれているとか。これも柑橘の綺麗な酸が特徴で繊細な和食の魚介料理にも合いそうです。
◆2009 Sum Mamoru PN Shimokita Ryo Selection Aomori下北ワイン リョウ 赤 ピノノワール サンマモルワイナリー
青森下北半島で造られた国産のピノ・ノワール。ちょっと甘さを感じさせる果実味があります。
以前北海道のピノを飲んだ時には強烈な酸と土、茸などは感じられたものの果実味は全くありませんでした。このワインにもう少し酸があれば良いのになあとは思いましたが、良い意味で期待を裏切られました。
◆2009 Rubaiyat Petit Verd Koshu
◆2010 Cave d'Occi Petit Verd Niigata
山梨のルバイヤートと新潟のカーブ・ドッチのプティ・ヴェルド飲み比べ。
ボルドーでは補助品種として少量だけブレンドされるプティ・ヴェルド100%のワイン。
ベリー系の甘ささえ感じ丸いタンニンのルバイヤート。スパイシーでタンニンの効いたカーブ・ドッチ。
面白い飲み比べでした。
先日もテレビ朝日「モーニングバード」に山形武田ワイナリーの代表取締役社長で醸造・栽培責任者岸平典子さんが取り上げられていましたが、4代目の彼女と3代目の父親の対立エピソードなど紹介されていました。娘は葡萄を選り分けて捨て厳選された葡萄でワインを造るべきだと言い、父は農家の汗の結晶葡萄を捨てるとは何事だと怒り、一樽だけ典子さんのやり方で造り父にどうだとばかり飲ませたら、父は黙ってしまったとのこと。日本のワイナリーも典子さんのようにフランス等で修業した人が増え、需要の増加と共に真剣にワインを造るようになって本当に美味しいワインが作られるようになって来ました。皆さんもぜひ試してみて下さい。
料理は4品のコース。
柚子でマリネしたイサキのカルパッチョ。小野菜のマチェドニアと
イトヨリダイのソテーと温野菜のフリカッセア。ニンニクの香り
鴨肉とキノコ・ナスのペンネ
岩中豚のストラコット。カボチャのピューレとジャガイモのロースト。
安心院はあの味わいでこの価格なら買いですね。
ソーヴィニヨン・ブランは売り切れ。シャルドネがありました。
フェルミエは売り切れですが、ここにありましたので参考まで
プティ・ヴェルドはルバイヤートのみ在庫在りました。
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