COACH特集

2011年12月17日土曜日

Trip to OREGON & CALIFORNIA 12 Sonoma County

旅もいよいよ最終日。翌日は、昼の便なので10時前には空港に行かなければなりません。だから、ワイナリーを回れるのも今日が最後。昨日に続きAさんご夫妻に図々しくも、ここに行きたいあそこが良いとリクエスト。

一昨年も行ったHealdsburgのMacPhail。ここのPinot Noirがとても良かったのでまずは訪問。
葡萄を運ぶカートの絵がエチケットになっています。James MacPhailがこれで子供たちと遊ぶ微笑ましい写真もHPにはありますね。
シャルドネを1種類(Gap's Crown)だけ造っていたようですが、今は売り切れ。全てPinot Noirのワインです。エチケット裏には産地、クローン等細かいデータが書かれています。
一昨年購入したロゼは、赤ワインと言っても通用するほど濃い色をしていましたが、2010のRose of Pinot Noirは淡いロゼ色でとてもドライなロゼ。夏飲んだらおいしいだろうなあ。
昔はもっと濃い色のロゼだったよねとか言っていたら、サービスのお兄さんが醸造中のロゼをタンクから抜いてきてくれました。色もそうですが、イチゴジュースのような甘酸っぱい液体、シュワシュワ泡立っています。私は甘いワインは駄目なので、一口だけいただきました。A夫人が気に入って残りを飲んだら、後で少し頭が痛くなったと言っておられました。まあ、まだ雑味成分たっぷりですからねえ。赤玉ポートワインで悪酔いした人もいますから気を付けましょう。
Healdsburgの街に出て、JOES CAFEでランチ。
オーガニックな食材を使ったカフェだそうです。私はクラムチャウダーをカップでいただきました。軽く食べてからLITTORAI WINES に向かいます。
当日はOPEN HOUSEでとても賑わっていました。OPEN HOUSEとは収穫の終わったこの頃や初夏等にワインクラブ・メンバー限定でライブラリーのワイン等を並べ、軽食などもふるまって盛大にティスティングする催しです。このためにA夫人メンバーになって下さったようです。感謝m(__)m
ここは、Ted Lemonと言う人がオーナー兼ワインメーカーなのですが、彼はディジョン大学で醸造学を学び、ブルゴーニュのデュ・ジャック等で修業したすごい人。一昨年ここも来たのですが、その話は記憶になく、Aさんに言われて気づくほどの間抜けぶり。シャルドネとピノ・ノワール専門ですが、辛口で果実味も抑制されたワインはブルゴーニュスタイルそのもの。こういうとカリフォルニアとブルゴーニュを一緒にするなとか、暗にブルゴーニュの方が良いと言ってるようなものだとお叱りを受けるのですが、出来の良いカリフォルニアの葡萄を使って造れば早飲みでありながら、熟成にも耐えるようなワインができるようにも素人ながら思うのですが、諸兄のご意見は?デュ・ジャックの次男でワインメーカーのアレック・セイスも「僕は制約のないニュージーランドでブルゴーニュワインを造りたい」と言っておりました。
閑話休題。ここではAnderson Valleyの葡萄を使ったSavoy VineyardのPinot Noirを購入。少し熟成させてから味わいたいと思います。値段がシャルドネで$60からとちと高いのが難点と言えば難点。
ワインに合う、カナッペなど軽いおつまみも味わえます。
鴨のカナッペ
これはエスカルゴだっけかな?
裏手には葡萄畑が広がっています。

続いて、これまで何度もお会いしているのにワイナリーを訪問したことがなかったFreeman Winery。このブログにはAkiko FreemanさんやFreemanのワインもたびたび登場しています。
基本はApointment Onlyなのですが、門は開かれており、飛び込みで来られるお客様も多いそうです。まあ、マナーとしてはちゃんと予約しましょうね。
 丘をくりぬいたケーブ。
樽が貯蔵してあります。その先にティスティング・カウンターがあります。
Freeman Keefer RanchとKeefer Estateの飲み比べなんかも出来ます。惜しむらくは時間が無くなって、San Franciscoへ戻らなくてはならない時間になりました。
夕食はAさんご主人が肉が大好きだというので、Harris' Restaurant San Francisco Stake House で取りました。ここは何度か来たことのあるHouse of Primelibのワンブロック隣です。


熟成された肉が並んでます。
ドライマティニー等飲みつつ料理を待ちます。
生牡蠣をいただきました。
タルタル・ステーキ
メインのプライムリブ。どうもヴォリュームに圧倒され半分だけしか食べられませんでした。イングリッシュカットにすれば良かったかなあ。味はとても良かっただけに残念。
デザートのアイスクリームは完食。

ああ、旅も終わりだ。なんだか祭りの後の寂しさを抱きつつ、ホテルに送っていってもらいました(T_T)

Aさんご夫妻ありがとうございました。ご主人とも、ハグハグして涙が出そうになりました。


マクファイルは少し市場には出たようですが、今は完売。

リトライのサヴォイはこの値段ならお買い得です。


2009のFreeman Sonoma Coast Pinot NoirはWine Spectator誌94点。


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1 件のコメント:

haustin さんのコメント...

ミヤパパさん、楽しかったですね。もう1ヶ月も前のこととは思えません。自分では見つけられなかったワイナリーを知ることができて、しかもそれがおいしくてこちらこそありがとうございました。Littoraiのシャルドネはあの後また1ケース追加しましたー(苦笑)

また遊びに来てくださいね~