久々のカリフォルニア・シングル・ヴィンヤードもの。
ソノマにあるハンター・ヴィンヤードの作。既に書いたことですが、オーナー兼ワインメーカーはウィリアム・ハンター、商標登録の関係でフランス語でHunterを意味する 'Chasseur'をブランド名にしたとのこと。
2009年に、サンフランシスコのピノ・デイズでビルに会った時、その話をすると、「君はフランス語が出来るのか?」と軽く受け流されてしまいました。
しかし、久々に飲むビルのシングルヴィンヤードものは美味い。
外観:ガーネットと言って良いような濃い色合い。かろうじて向こうが見えるから日本ソムリエ協会風に言えば、ルビー?
香り:ベリー系の濃い香り、スミレの花、バニラ
味わい:酸味もあるが滑らかなタンニン、口の中に旨みが広がります。MLFから来る味わいで美味しいヨーグルトのように感じられたり、果汁そのものを飲んでいるように感じられたり、複雑に絡み合った味わいは秀逸。口の中での伸びも素晴らしい。
最近、ブルゴーニュの良い造り手の濃い目ワインが美味しいと思いましたが、4~5年で味わう上級カリピノも美味いなあと再認識したワインです。
Wine Spectator誌ではSonoma CoastやRussian River Valley等のAVAもので90点、シングルヴィンヤードもので93~94点をコンスタントに取っています。
このシャスール、セカンドのカザール(スペイン語のハンター)とともに最近インポーターが付いて、日本に輸入されるようにはなりましたが、このUminoなどは未輸入です。
サンフランシスコでの販売価格は$59,95。ちなみに$54.95のレイヒルが国内希望小売価格8,000円です。
ロシアンリヴァーヴァレーAVAのピノがこの価格です。レイヒルは売り切れたようですね。
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