昨年、最北端ブーズロンのA & P de Villaine(アー・エー・ペー・ド・ヴィレーヌ)を訪れたコート・シャロネーズ地区。コート・ド・ニュイ、コート・フォ・ボーヌ、コート・シャロネーズと南下していきます。更にこの南にマコネーが続きます。ヴィレーヌについては少し暑くなってきたらブーズロン・アリゴテでも飲んだ時に書きますね。
マコンはマコン・ヴィラージュをよく飲むので知っていますが、メルキュレ・ブランは珍しいです。ニュイやボーヌに比べて割安ではないでしょうか?
『アントナン ロデ社はフランス ブルゴーニュ地方メルキュレに本拠を置く1875年設立のネゴシアンです。現在ではブルゴーニュ全域に180haものブドウ畑を所有する当地でも大規模な醸造元の一つとなりました。1990年以降、同社の最高醸造責任者を務めるナディーヌ・ギュブランはフランスのワイン専門誌『ルヴュ デュ ヴァン ド フランス誌』において1997年に女性で初めて「ベスト エノロジスト オブ ザ イヤー」に選ばれた才人です。
契約したブドウ栽培農家との厚い信頼のもとにつくられるネゴシアン ワインであるアントナン ロデ シリーズのみならず、ドメーヌ ジャック プリウール、ドメーヌ ド ペルドリ、シャトー ド シャミレィ、シャトー ド リュリーなどの彼らが所有もしくは販売権を持つ全ワインに、彼女の感性は反映されており、一貫して洗練された味わいのワインが造られています。
また近年では、その高品質なワインをより身近にというコンセプトのもと、ブルゴーニュにとどまらず南仏産のブドウを使ったカジュアルなヴァン ド ペイ シリーズも生産しています。
(Winedar HPより)』
実はこれ「下戸で飲まないから」と知り合いからの頂き物。ワイン好きを自称していると会社の宴会で安ワインを飲まされることもありますが、こういう頂き物も貰えることもあります。
ネットで調べて見ると「リトル・モンラッシェ」云々の惹句が並んでいますが、さてどうでしょう?
外観:濃い黄金色。熟成を伺わせます。
香り:トロピカルフルーツ、やや焦げたナッツの香り、白胡椒のスパイス。こういう香りのするブルゴーニュは好きなので期待出来ます。
味わい:酸味はまろやかになってきています。マコン・ヴィラージュの味わいをよりリッチにした感じ。最後にわずかながら苦みが残るのは、保存状態の問題か、残念です。ただ、熱劣化とまでは言えないのでこのワインの個性か?
冷暖房をきちんとしているお宅での常温保存なので熟成が進んだためか、ちょうど飲み頃のように感じました。このメルキュレ、ニュイやボーヌに比べて割安ではないでしょうか?
残念ながら白は全て売り切れ、ブルゴーニュの良年2005の赤がわずかながらありました。
メルキュレイ シャトー・ド・シャミレイ[2005]赤 02P24nov10 |
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