今年最初のワインは、シャンパーニュです。
昨年9月に訪問したコート・デ・バール地区クルトゥロン村のフルーリーのキュベ・ロベール・フルーリー2000です。
Fleury Cuvee Robert Fleury 2000
ここはビオデナミのシャンパーニュハウス。ノーベル賞の授賞式のシャンパーニュもここのものを使うそうです。
ブドウ畑も見させていただきました。
丘の上にある畑のピノ・ノワール。やはり酸が大事なようで、翌週の9月15日刈入れ予定の葡萄は酸っぱかったです(>_<)
土壌はシャブリと同じ石灰土壌キンメリジャンだそうです。雨が降っていたので、ぬかるんで長靴がないとは入れません。
プレス機でやさしく絞ります。
伝説の牛の角がありました。
ビオデナミ農法では農薬は一切使わないのですが、自然の草花や鉱物を牛糞を合わせてメスの牛の角に詰めて土の中に半年ほど寝かして撒くそうです。これをプレパラシオンと言うらしい。まあ、ビオの話はこのくらいにしておきましょう。
☆キュベ・ロベール・フルーリー2000
外観:やや濃い目の色合い
香り :ミレジメらしくイースト香。最後にナッツや蜂蜜のニュアンスがしてきました。
味わい :酸味はありますが、とてもこくがありややエグミを感じます。エグミと言っても嫌な味わいではなく後口には残りません。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブラン各3分の1ずつ 名前どおり亡くなった父へ捧げたシャンパンだそうです。85%が樽発酵、15%がタンク発酵。
いわゆるビオ香は一切しません。あれは、醸造の失敗と言う話もあります。ちゃんとした葡萄を作るためのビオデナミ農法ですからね。
生産量が少ないため、同じものは売り切れのようです。スタンダード・キュベはこれ↓
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