今回は昨年2月に共通のメンバーとワイン会を開いた萬珍樓で開催。
『横浜が開港してから間もない、明治25年の創業から110余年。変わらぬおもてなしと、料理へのこだわり。伝統の中にも常に進化を続ける、萬珍樓本店。ゆったりと広東銘菜を味わっていただける、大人の食空間です。 』(萬珍樓HPより)
☆Cafe de Paris Les Blance de Fruits Litchi
カフェドパリ ライチ フルーツスパークリングワイン
ペルノリカーの造るシャルマー方式のスパークリングワイン。ライチから抽出したフレーヴァーを加えることによりライチの香りがします。アルコールも6~7%と弱く女性には好まれる味。食前酒としてまずは乾杯。
☆De Sousa Reserva Brut Blanc N.M.
ドゥ・スーザ レゼルヴ・ブリュット ブラン・ド・ブラン ノン・ミレジメ
先日も飲んだ、アヴィスのRM(レコルタン・マニピュラン)のブラン・ド・ブラン。先日より酸が控え目に感じられるのは、昼に飲んでるから?
◇JOSMEYER ALSACE 2007 PINOT GRIS
ジョスメイヤー アルザス 2007 ピノ・グリ
ジョスメイヤーは1854年創立のアルザスの超名門ワイナリー。自然農法のビオディナミで栽培されたピノ・グリ種から生まれるエレガントなワイン。繊細な果実の風味を壊さぬよう心くばりを尽くして仕込まれた気品ある味わい。アルザスワインのピノ・グリも美味い。
◆DOMINIQUE LAURENT CHAMBOLLE-MUSIGNY 1er LES FOUSSELOTTES 2001
ドミニク・ローラン シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ・レ・フスロット 2001
昨年、ボーヌのワインショップ「マグナム」で買い求めた1本。果実味豊かでかつエレガントなシャンボール・ミュジニーだが、果実味より鰹出汁系の旨みが前面に出てくる薄旨か。ワインは一期一会ともいうが、ブルゴーニュは特にその感が強い気がする今日この頃:-p
◆Clos du marquis 2003
クロ・デュ・マルキ 2003
シャトー・レオヴィル・ラスカーズのセカンドワインとして19世紀末に製品化されたワイン。1980年代後半から若木の葡萄や樽毎にティスティングした段階でファーストワインの品質に到達しないと思われるワインから造られるセカンドワインは盛んですが、その先駆けと言えるワイン。今は逆に確立された区画を持ちそこの葡萄から造られているそうで、完全に独立したワインになっているようです。それもあってか、2007ヴィンテージから、ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズと言う新しいセカンドラベルワインが出ました。こちらはメルロ85%とメルロが主体。
カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ19%、カベルネフラン13%、プティヴェルド3%
◆Chateau Leoville Las Cases 2004
シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 2004
セカンドはどちらだという話題は、こちらのファーストがあっての物。2004年はとかく出来の悪い年と言われるが、超熟タイプのボルドーを早く飲むなら、この年もねらい目かもしれません。ブルゴーニュは単一品種故、葡萄の出来=ワインの出来になりやすいが、ボルドーはアッサンブラージュでそれを補うことが出来るということか?
酷暑の2003年のセカンド(元?)と冷夏の2004年のファースト。この二つ非常によく似通っており、酸味が強めでタンニンが滑らか。この位だとグリル・サーモン、塩焼チキンから牛肉料理まで幅広く合せられると思いました。
萬珍樓特製のコース料理
涼月前菜盛り合わせ
ずわい蟹と冬瓜のスープ
脱皮海老とアスパラのピリカラニンニク炒め
和豚もち豚とと白舞茸の巻き揚げ
鴨肉とズッキーニの特製味噌炒め
スズキの朴葉香蒸し
五目焼きそば
杏仁豆腐、山桃シロップ
流石に2001の同じ物はありませんでした。別畑の2006。
出来の良い年のボルドーのグラン・ヴァンは!!!の価格。写真もレオヴィル・ラスカーズになってますが。
2004はお買い得かも。
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2 件のコメント:
参加者の品格と名門の料理がそれぞれのワインの長所をいかんなく発揮した最高の宴でした。
メンバーさん皆様の好感度は素晴らしいです。
ワイン博士ミヤパパさんに心から感謝します。
いやいや、博士などとんでもない、こうして素晴らしい皆様とワインが味わえる幸せを感じる今日この頃。美味しいワインと美味しい料理があれば何処へでもはせ参じまするm(__)m しかし、ワインの世界は果てしなく奥深く、死ぬまでにどんなワインに巡り会えるのか、はたまた巡り会えないのか?まだまだ修行の道は続きますね。
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