先のボーヌ訪問で訪れた、ルイ・ジャド。
1858年ルイ・ジャドによって開かれたネゴシアン兼ドメーヌです。
シンボルマークがお出迎え。
醸造長を務めるジャック・ラルディエールさんに、まず畑に連れて行って貰いました。それがなんと自社所有の特級コルトン・シャルルマーニュの畑。
ラルディエールさんにお断りして一粒口に含むと甘い味わい。収穫はこの2週間後とのこときっと良いワインになるだろうなあ。
ルイ・ジャドに戻って醸造設備等を見学。ラルディエールさんはビオ・デナミを指向するだけあって、まるでニコラ・ジョリーの様に熱くワイン造りについて語ります。今回案内と通訳をしてくれたボーヌ在住のKさんが通訳してくれるのですが、半分も判らない。通訳が下手なのではなく言ってることが難しい。「葡萄の持つエネルギーが湧き上がって循環する」とかなんとか。Kさんがウィかノンで答えてくれと言っても、そうは答えてくれないとか(笑)しかし、設備は埃一つ無い清潔さ。外装を工事していたから、新しい設備と思ったら出来てから15年も経つ設備だそうです。円形に配置された醸造設備も何やらビオのエネルギーと関係しているそうです。
樽からティスティング
バタール・モンラッシェ等々、Grand Cruばかり。嬉しいけど、基本スピットします。若いせいなのか何種類かのGrand Cruの白には後口に苦みを感じたのです。ラルディエールさんによれば、「それは熟した果実のタンニンだ。」とのこと。確かに種と種間からが一番タンニンが出てくると教科書には書いてありました。
次はボトルからのティスティング。1級、特級すごいラインナップです。もちろん、これら全てではなく何種類かを選んでティスティングしました。
ビオデナミと言うと、ビオ香(馬屋香!?)とか言って独特の香りがすると言う方がいらっしゃいますが、ここのワインはエレガントの一語。心地よい香りはあってもビオ香とは無縁。そもそも所謂ビオ香は醸造の失敗と言う専門家の方も多く、私もあのような香り(臭い)はおかしいと感じています。今回のツアーで、葡萄の栽培に牛の角とか使っているワイナリーもありましたが、ビオ香のするワインにはお目にかかりませんでした。
これでいっぺんにルイ・ジャドファンになってしまった私ですが、先日近所のスーパーでルイ・ジャドのロゼを見かけたので早速購入して、飲んで見ました。
BEAUJOLAIS ROSE 2008
名前でわかるように、ボジョレーのガメイ種から造られるロゼ。近所のスーパーで1,780円。さらに特売日で20%オフ1,424円。
外観:綺麗な澄み切ったピンク
香り:薔薇の花、イチゴの甘い香り
味わい:チャーミングな果実味たっぷりの味わい。キリっと冷やして夏の暑い日に飲んだらもっと美味いだろうなあと思えるワイン
帰国時に寄った台北空港の免税店にあったので購入したシャブリ。
CHABLIS FOURCHAUME 1er Cru 2007ルイ・ジャドシャブリ・プルミエ・クリュ “フルショーム” [2007]
外観:シャブリにしては濃い黄金色
香り:レモン系の柑橘、温度が上がるとほのかに蜜の甘い香りも
味わい:酸は強めですが、雑味がないので美味しく飲めます。酸っぱいだけと思っていたシャブリのイメージを覆す美味しさ。牡蠣と味わったら良いだろうなあ。
ロゼはここで予約販売していましたが、2月末で受け付け終了。2009ヴィンテージ注文受付は来春早々かな?
~ルイ・ジャドからキュートなボージョレ・ロゼが新登場!~【予約受付終了】ルイ・ジャド ボ... 価格:1,730円(税込、送料別) |
ヴィンテージが異なりますが、ここにだけ在庫がありました。
ルイ・ジャドシャブリ・プルミエ・クリュ “フルショーム” [2008]Louis Jadot Chablis 1er Cru... 価格:4,735円(税込、送料別) |
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