LE PETIT VERDOT＠Paris

日本人シェフソムリエ石塚秀哉さんの店「LE PETIT VERDOT」。

旅行最後の夜、パリのホテルに８時頃到着し、バタバタしていたら、もう９時過ぎ。あわただしくレストランを予約しなければとコンシェエルジェに電 話予約を頼むも満席で断られました。そこで直接電話してみるとなんと、こちらのたどたどしい英語で気付いたらしく「日本の人？日本語で良いよ」「火落とし ちゃうんで１０時４０分位までに来てくれます？それなら良いですよ。」というので慌ただしく飛び出してタクシーで到着。

ワイン業界では、日本よりフランスで有名な人の店だと言うことしか聞かされず、到着すると「久しぶりですねえ」等と同行の方と歓談しつつ、ホワイトボードとメニューで料理を説明してくれます。とても気っぷの良い人です。

「喉渇いたでしょう」と、日本では売っていないと思われるジャン・ルイ・ヴェルニョン（J. L. Vergnon）のシャンパーニュを注いでくれる。

この人達はピノ・ノワール好き」と紹介されたら、「ピノ好きにピノ以外を飲んでもらいましょう。」とニヤリとする石塚さん。

料理は和のエッセンスがありながら、本格的フランス料理。

イカのグリル（？）とマルサンヌ１００％の白。
イカが少し焼き色が付いておりその食感と今まで味わったことの無い様なソースと野菜のハーモニー。

ウサギのローストとカリニャン１００％赤。
ウサギも全く臭みが無く美味しい鳥 と言われても分からないでしょう。

おまかせワインとのマ リアージュがとても素晴らしい。

これにデザートとコーヒー、ワインで一人約８０ユーロと言うのもすごい。

 石塚さん曰く「造り手とは皆友達。不当な値上げ等するワインは 切り捨てますよ。」との心意気がすばらしい。

最後に地下のカーブまで見せていただきました。

石塚さん、１１月に日本に戻られてイベントがあるようです。

パリに行かれたら是非寄るべきレストランでしょう。


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