2009年1月24日土曜日
芋焼酎 八千代伝 熟柿(じゅくし)
新年になって10日以上たち、色々飲んではいるのですが日記やらブログの更新が追いついていません。
1月10日にワイン仲間7人(!?)で、同じくワイン仲間が手に入れた超レアな芋焼酎『熟柿』を飲みました。
この焼酎、地元でも入手困難ネットショップに出ても即売切れてしまうようです。
まあ、焼酎だけではなんですから、何を食べようかとなり、御取り寄せでふぐちりをつつきつつのティスティング。
サクランボのブランデー、キルシュワッサーのようなフルーティーかつドライな味わい、ほのかに感じる味わい。う~ん、確かにこれはうまい。
そうそう、食後のコーヒーに入れたら美味しかったことを付け加えておきます。樽貯蔵してないフルーツブランデー入れたみたいでしたよ。
この焼酎ネットでレアなだけでなく、地元でも特殊な手段を使わなければ手に入らないそうです。
提供下さいました。Tさんありがとうございました。また、場所とふぐちりや美味しい焼き鳥を準備下さいました、Bさん重ねて感謝いたします。また、ぜひご一緒しましょう。
余談ですが、年始に義父の家から貰ってきた米焼酎『財宝』もレアではないが、鹿児島の財宝温泉の水を使って割った物らしい。最初は、アルコールに きつさを感じたが、それは普段ワインばかり飲んでいるからのようで、お湯割りに慣れるとなかなか良いです。数の子の松前漬け等にはベストマッチでした。
ここに数本あるようです↓ 品切れ大丈夫かな?
年末年始のワイン会(その4)のみ山新年会
今回の趣向は、正月在庫一層持ち寄りワイン会。家にあるワインや日本酒なんでも持ち寄りで騒ごうと言う趣向。持ち寄りというのでそこそこのワインばかりかと思いましたが、下のシャンパーニュ・ペリエジュエ・ベルエポック2000、同じくペルトワ モリゼ ブリュット ブラン ド ブラン グラン クリュ. N.V.とかムルソーの1er Cruとかフランスに無知の私でもすごいと思うラインナップ。
ムルソーはカリフォルニア・シャルドネ好きなら好きになるタイプですね。そこそこ樽が効いているが過剰ではなく上品な味わい。
ジュヴレイ・シャンベルタン"ヴィエイユ・ヴィーニュ" / フレデリック・マニャン
1995年にミシェル・マニャンのネゴシアン部門として設立息子のフレデリックが担当している。
設立の理由は
「それぞれのテロワールのワインを買うのは無理でも、ブドウならば
買うことができる」
「ひとつひとつのテロワールの違いに興味がある。違いを知るための
ベストな方法は、自分でそれぞれの畑のワインを造ってみること」
(ワイナート14号)
だそうで、まあ、いろんなワインを少量ずつ造っているようです。
シャンボール・ミュージニー"ヴィエイユ・ヴィーニュ" / フレデリック・マニャン
Clefs des Papes Châteauneuf-du-Pape 2003 Domaine Jullian私が持ち込んだ最近お気に入りのシャトー・ヌフ・デュ・パプ。前述のようGrand Cruとか1er Cruとかの中にこんな安ワイン持ち込んで良いのか恐縮しましたが、皆さん美味しいと言って下さいました。
ジュヴレ・シャンベルタン 1999 ミッシェル・ギヤール
湯布院のワインなんとサンジョベーゼのロゼです。
2003 Chateau Bouscasse
ブラックベリーにほのかなスパイスの香りで、タンニンも柔らかく果実味もたっぷりと感じられる滑らかな味わい。
その他、日本酒満寿泉の一番絞りや富乃宝山の醸造元西酒造の芋焼酎 万暦などいやあ酔いました。料理も美味しくいただきました。
2009年1月4日日曜日
年末年始のワイン会(その3)
副管理人を務めるUさんの年末年始一時帰国にあわせて開催。毎度の事ながら成田から直行の荒業には恐れ入ります ◇xxxx BLIND =2007 Maboroshi LOS CARNEROS CH
この秋のPinot On The RiverにUさんとNさんが行ったとき私市さんのこのワイナリーに寄ったことは皆知っていて、そこからもうわかっていた方もおり、飲んでかくにんしてやっぱりと思った方もいたようですが、私はそこまで考えが行かず、ナパではないと思ったものの外れました。
☆LA GRANDE ANNEE BOLLINGER 1999
◇2006 Lucia CH Santa Licia Highland
Gary Pisoniの息子、Jeff Pisoniのワイナリー。ロゼは飲んだことがありましたが、シャルドネは初めて。なかなかの味わい。JeffがRRVの葡萄で作ったBATONを入手したのでそれを飲むのが楽しみになりました。
◆2007 Barda PN Botega Chacra(左)
◆2006 Septima Noche PN Mendoza(右)
アルゼンチンのPinot Noir飲み比べは新世界らしくなく、ブルゴーニュの味わいのChacraの勝ちかな?
◆2006 Rhys PN Santa Cruz Mountains
◆2001 Ruchottes-Chambertin Dominique Laurent
流石Dominique LaurentのGrand Cru!!
色んな香りが次々現れその変化が素晴らしい。それでいてけして濃くはなく後味の雑味の無さは流石です。NYで$80の掘り出し物とか。
◆2005 Casa Lopostelle Clos Apalta Chile(左)
◆2004 Favia CF Cerro Sur Napa Valley(右)
WS誌2008No.1ワイン(Casa Lopostelle Clos Apalta Chile)よりNapa ValleyのCF Faviaのほうが、現時点では膨らみあるボリューム感が良かったです。Casa Lopostelle Clos Apaltaはカルメネール、カベルネ、メルローとプティ・ヴェルドのブレンドのようです。カルメネール主体なんでしょうか。 飲むにはまだ早かったのか?
NYでの評価に左右されるため意外な掘り出し物があるのが実情のようです。1ケースなんてまとめ買いしたら値が急に上がるんじゃあないでしょうか?
Uさん、カリピノ党内U派(ブル派)を作っても良いですから、四半期に一度はGrand Cruのお持ち帰りを(笑)
料理はイクラとトマト、フォアグラのパテ、キジと里芋のコロッケ、蝦夷鹿のグリルなど。
何時もながらの美味しい料理でした。
年末年始のワイン会(その2)
その後、夜遅くワイン仲間が電話してきて、これから行くよと参入。最後は5人で話も弾んで楽しい夜でした。
ワインはPinot Noirを除くとローヌブレンド系でしたね。
◇2006 Zaca Mesa Roussanne Estate Grown and Bottled "Santa Ynez Valley"
サンタバーバラ郊外のワイナリーで購入したルーサンヌ100%の辛口ワイン。杏を思わせるしっかりした酸味が心地よい、といって果汁がしっかりしているので徐々に開いてくる複雑な味わいも。$17.5はお買得。
◆2006 Roessler Dutton Ranch Russian River Valley Pinot Noir
これも今年Santa RosaのBottle Barnで$30.49で購入したワイン。Kistlerのシャルドネで有名なDutton RanchのPinot Noirってのが面白かったので買いました。ブルゴーニュスタイルのなかなかの味わい。
◆2005 VILLA CREEK WILLOW CREEK CUVEE RHONE-STYLE BLEND PASO ROBLES
60% Grenache, 20% Syrah, and 20% Mourvedre
シャトー・ヌフ・デュパプを意識して作ったとワインショップのティスティングノートにも書いてあったワイン。ワイン仲間N氏が持参したもの。頼まれてNVWEから私が取り寄せたもの。$35.95
7時半過ぎには3人集ってゆるゆると飲んでました。お一人は9時過ぎの登場。
いやぁ皆さんお世話になりました。今年は1ヶ月日本になかったり、年収減少だったりして、不義理にしていたマ・ブロシェットさん、オーナーのみーたさんお世話になりました。
料理は
鹿肉のカルパッチョ(淡白だけどじっくり旨みが染み出してくる逸品)
トマトのベーコン巻き串焼(トマトがジューシー!!)
ジャンボマッシュルームの串焼
天然ルッコラのサラダ
鶉のコンフィー(外カリカリ中ジューシー)【食べかけ御容赦】
〆のペンネ【食べかけ御容赦】
年末年始のワイン会(その1)
その1は『至高のワイン会』@三軒茶屋のみ山
国にとらわれず美味くかつ貴重なワインを飲もうということ(らしい)で8人で開催。
2001 Nyetimber Brut Classic Cuvee
なんと英国のスパークリングワイン。シャンパーニュに用いられる3種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)の混合らしいが比率は飲んだ時点では不明。飲んだ感じはかなりドライでシャルドネが強いのかなと言う意見が多かったです。泡が細かくて綺麗に上がっています。
1998 Chateau Pape Clement Pessac-Leognan
ボルドーの白なのでソーヴィニヨン・ブラン主体ですが、10年熟成したためか濃い黄色の麦藁色。最初の味わいはシェリーに似た感じ。熱劣化したものでも最初の飲み口はこんな感じがあるのですが、アフターに苦味を含む雑味を感じません。純粋な熟成による味わいなのでしょう。こうなるとシャルドネやソーヴィニヨン・ブランといった果実味より美味しいだし汁の趣かなあ。
2005 Kistler Chardonnay Dutton Ranch Russian River Valley
おなじみキスラー、何度か飲んだことがあります。KistlerはVine Hillが飲みやすいよと言われてVine Hillを何本か飲みましたが、Dutton RanchやDurrelはそれより酸が強いと言うことでそう言われたのでしょうが、今の自分には酸の強い方が美味いと感じます。やはりKistlerは2~3人で時間をかけて開くのを楽しみたいワインです。
1990 Gevrey Chambertin Clos-St-Jacques D.G.Bartet
最初に土のニュアンスがしますが、立ち上るスミレの香り、アフターの雑味の無さはさすがです。
1964 Ch.Leoville Las Cases St.Julien
ネゴシアン詰めだとか。40年以上たった古酒はもうだし汁の世界。レンガ色の液体は酸味はありますが、旨味だけ残った味わい。
2005 Providence Syrah Matakana NZ
ワイン王国のワイン数奇列伝で桑田さんが持って来たProvidenceのSyrah。もっと濃いのかと思ったら意外とエレガント。香りは最初にタバコのニュアンス、でも少しするとスースーするハッカの香り。すごい変化です。味わいはもっとスパイシーかと思いましたが、ミディアムな飲みやすい味わい。
1997 PALAZZI
Merlot主体のトスカーナのワイン。スーパー・タスカンのさきがけとか。
料理は
人参のムース、オマール、ウニのせ。
トマトと帆立のムース、スモークサーモンとクリームチーズ。タクアンの燻製が隠し味。
フォアグラのテリーヌ、マンゴー添え
蝦夷鹿のグリル、蜂蜜キャラメリーゼ・ソース
左:アベイド・ベロック(羊のチーズ)
右:イエトスト(ノルウェーのチーズ、まるで塩キャラメル)
素晴らしいワインを提供してくださったのみ山さんに感謝m(__)m