COACH特集

2009年1月4日日曜日

年末年始のワイン会(その1)

だいぶブログの更新はサボってしまいましたが、ワインは飲み続けておりました。年末年始はワイン会が目白押し。

その1は『至高のワイン会』@三軒茶屋のみ山

国にとらわれず美味くかつ貴重なワインを飲もうということ(らしい)で8人で開催。

2001 Nyetimber Brut Classic Cuvee

なんと英国のスパークリングワイン。シャンパーニュに用いられる3種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)の混合らしいが比率は飲んだ時点では不明。飲んだ感じはかなりドライでシャルドネが強いのかなと言う意見が多かったです。泡が細かくて綺麗に上がっています。

1998 Chateau Pape Clement Pessac-Leognan

ボルドーの白なのでソーヴィニヨン・ブラン主体ですが、10年熟成したためか濃い黄色の麦藁色。最初の味わいはシェリーに似た感じ。熱劣化したものでも最初の飲み口はこんな感じがあるのですが、アフターに苦味を含む雑味を感じません。純粋な熟成による味わいなのでしょう。こうなるとシャルドネやソーヴィニヨン・ブランといった果実味より美味しいだし汁の趣かなあ。

2005 Kistler Chardonnay Dutton Ranch Russian River Valley

おなじみキスラー、何度か飲んだことがあります。KistlerはVine Hillが飲みやすいよと言われてVine Hillを何本か飲みましたが、Dutton RanchやDurrelはそれより酸が強いと言うことでそう言われたのでしょうが、今の自分には酸の強い方が美味いと感じます。やはりKistlerは2~3人で時間をかけて開くのを楽しみたいワインです。

1990 Gevrey Chambertin Clos-St-Jacques D.G.Bartet

最初に土のニュアンスがしますが、立ち上るスミレの香り、アフターの雑味の無さはさすがです。

1964 Ch.Leoville Las Cases St.Julien

ネゴシアン詰めだとか。40年以上たった古酒はもうだし汁の世界。レンガ色の液体は酸味はありますが、旨味だけ残った味わい。

2005 Providence Syrah Matakana NZ

ワイン王国のワイン数奇列伝で桑田さんが持って来たProvidenceのSyrah。もっと濃いのかと思ったら意外とエレガント。香りは最初にタバコのニュアンス、でも少しするとスースーするハッカの香り。すごい変化です。味わいはもっとスパイシーかと思いましたが、ミディアムな飲みやすい味わい。


1997 PALAZZI

Merlot主体のトスカーナのワイン。スーパー・タスカンのさきがけとか。



料理は

人参のムース、オマール、ウニのせ。


トマトと帆立のムース、スモークサーモンとクリームチーズ。タクアンの燻製が隠し味。



フォアグラのテリーヌ、マンゴー添え


蝦夷鹿のグリル、蜂蜜キャラメリーゼ・ソース

左:アベイド・ベロック(羊のチーズ)
右:イエトスト(ノルウェーのチーズ、まるで塩キャラメル)

素晴らしいワインを提供してくださったのみ山さんに感謝m(__)m

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