COACH特集

2009年4月2日木曜日

Rivers-Marie 水平ワイン会@CWG

ワイン仲間でカリフォルニア・ピノノワール会会長、takuyaさん主宰のワイン会に参加させていただきました。このワイン初登場ですが、takuyaさんがRobert Parkerの掲示板での評価などから興味を持ち日本に取り寄せた物。新しい物好きの私にはたまらない企画です。ワインは左から

2007 Rivers-Marie B. Thieriot Vineyard Chardonnay Sonoma Coast
2007 Rivers-Marie Pinot Noir Sonoma Coast
2007 Rivers-Marie Willow Creek Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
2007 Rivers-Marie Occidental Ridge Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
2007 Rivers-Marie Summa Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
2007 Rivers-Marie Summa Old Vines Pinot Noir Sonoma Coast
2006 Heart O' The Mountain PN Santa Cruz Mountain
2006 Rivers-Marie Cabernet Sauvignon Napa Valley

この中でHeart O' The Mountain はサンフランシスコより南のSanta Cruz Mounのワイン。

最初のシャルドネは20ケース(240本)しか造られなかったそうですが、ミネラル感のため最初は塩味を感じますが、凝縮度あるため温まり開いてくると蜂蜜の味わいがしてきました。何杯か時間を掛けて飲み変化を見たいと思いました。次からは、Pinot Noirの連続ですが、全てSonoma Coastの葡萄のためか、傾向は似ています。Sonomaでも一番海寄りのここのPinot Noirは少し内陸寄りRusian River Valley(RRV)よりはスパイス、タンニンとも控えめと記憶しているのですが、こうして水平に飲んでみると、タンニンのあるものやまだ固い物など違いが見られました。

Pinotの最初のSonoma Coast は$25とのこと。紅茶の味わい、イチゴなどなかなか美味しい。コスパの良さが光りました。

Willow Creekは少し濃い感じ

Occidentalと Summa Old vinesは甘みを感じました。Summaは若いためかタニックだなと思いました。

Heart O' The Mountain はさらりと飲めるPinot Noir、2006年とヴィンテージも違いますが、角の取れた感じが気に入りました。

最後のCabernet Sauvignonはタンニンが弱くCabernet Franみたいだなと言う印象でした。ガッツリ太いCab好きな方には向かないかもしれませんね。
カブと蛍烏賊軽くオリーブオイルをかけて
サーモンのサラダ仕立て ローメイン・レタスのシーザーサラダ・生ハム添え 伊達鶏のフォアグラ詰め。 伊達鶏はフランス原産品種の鶏を福島県伊達市近郊で飼育している物のようです。味がしっかりしていました。カベルネ・フラン的なこのカベルネ・ソーヴィニオンはぴったりかもしれません。

2009年3月30日月曜日

Sandler Pinot Noir 2006 Sonoma Coast


以前はTestarossaの醸造責任者をしていたこともあるEd Kurzman氏の個人プロジェクトのワイン。彼は現在、FreemanやRoar等の醸造責任者やコンサルタントとして活躍しています。彼のワインはどれを飲んでも外れ無しです。各ワイナリーから出来が良いと好評の2007年ヴィンテージもリリースされ始めたので何種類かは手に入れたいものです。

週末に彼のSandler Pinot Noirの2006を開けました。 Sandlerは彼のミドルネーム。Ed Sandler Kurzmanと言うわけです。この日はCostcoのロティサリー・チキン等と味わいました。 ミディアムで香りはスミレ、バニラ、味わいは黒糖、カラメル。舌触りはまろやか、適度な酸もありますが、奥底甘味があります。 ここのところ、Costco限定のワインばかり飲んでいて、ブログもサボり気味でしたが、こうして久々にカリフォルニアのピノ・ノワールを飲むとあらためて美味しいと思いました。

ボディー(ミディアム)
香り(フルーティー、ダークチェリー)
味わい(滑らかな舌触り、適度な酸味、最後に甘み)
余韻(やや長い)
評価(☆☆☆☆;これで$30はお得)

Sandlerは未輸入ですが、Edさんがワインメーカーを努めるFORT ROSSが、決算大特価[50%OFF半額!!]です。

【フォートロス】ピノ・ノワール "エステイト" ソノマコースト [2005]  4,200円は超お買い得。




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2009年3月16日月曜日

Kistler Chardonnay dutton ranch 2006

キスラー シャルドネ ダットン ランチ 2006久々のKistler。
2006年は2005年に比較して濃いように感じます。凝縮した味わい。旨みたっぷりの最上級のシャルドネだと思います。私の飲める(手が届く?)シャルドネとしては最上級と言えるでしょう。

貴賓のある味わいと表現したいです。

ボディー(ミディアム)
香り(フルーティー、熟したりんご、蜂蜜)
味わい(適度な酸味、濃い味わい)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆☆;やはりキスラーはうまい)

2009年3月15日日曜日

札幌で国産ピノノワールを

札幌に仕事で行ってきました。最大の失敗はデジカメを忘れたことです。以下は携帯の写真なので御容赦。

まあ、日中や夕刻までは仕事やその後の付き合いでしたが、10時ごろに解放され、密かに調べていたオイスター&ワインバー「ランス」行って来ました。ここでは、山崎ワイナリーの国産ピノ・ノワールが飲めるとあって、ピノ好きの私としては話の種にと思いまして。

本来はボトルのみなのだが、店主に聞くと「3日前に開けたのがあるのでそれでよければ」と言うので2004ヴィンテージをいただきました。「酸っぱいから変わらないですよ。」(?!)
感想はおっしゃるとおりで、「酸っぱ~」。
ただ、わずかながら土と言いますかピノ固有の香りがしてきました。店主曰く「かろうじてピノとわかるでしょ」。
腹は一杯だったのですが、つまみに蝦夷鹿の煮込みをいただきました。血抜きをすぐしないと臭くなるとかで、それをきっちりやる猟師からしか買わないとのこと。
その後、「ここのケルナーはパーカーポイントが付いたんで市場から消えたんです。グラスありますから飲みますか?」と聞かれたので、いただきました。酸味が強いですが、生牡蠣に合いそうなワインです。「レモンかけないでもいいでしょ」とは納得。〆はブルゴーニュで。


山崎ピノ・ノワール

3,200円ですが売り切れですね。



買えるのはメルローだけです。

2009年2月11日水曜日

カリピノ会の新年会

mixiのコミュカリフォルニア・ピノノワール会の新年会。
いつもここのワイン会では新旧の美味いワインを堪能できるコミュですが、新年会の趣向は10年経ったヴィンテージを飲もうというもの。

12人のワイン仲間との楽しい一夜でした。この方もお仲間の一人。ボルドーは5大シャトー以外は認めんと言う方もカリフォルニアは美味いとおっしゃる。

あまり気持ちよく酔ったので、翌朝の目覚ましをかけ忘れ寝過ごしてしまいました(T_T)。なんとか1時間の程度の遅刻で済みましたが以後気をつけます。

ラインナップは下記の通り

Welcome drink;1997 Stolpman Vyd SV by B.Silver 20 cases produced (このワインだけ12年前の1997年ヴィンテージですが、古いソーヴィニオンブランを試す機会はなかなか無いと思いますので、半分怖いもの見たさで welcome drinkとして皆さん集合されるまでの話題になればと思います.ワインメーカBenjamin Silver氏より直接入手したラベル無しの未流通品です.)

バリバリさんの評価は「梅酒」とのことでした(笑)

1999 ROEDERER ESTATE ANDERSON VALLEY L'ERMITAGE BRUT

あれ写真がない!!

1999 Peter Michael Belle Cote CHこのクラスのシャルドネ美味いですね。美味すぎです。でも手が出ません。

1999 Kistler Cuvee Cathleen CH同じくKistler。せいぜいSingle Vineyaradものを大事にしてます。開いてくると蜂蜜の香りがむんむんしてきます。

1999 Kongsgaard Napa Valley CHこれでもかのダメ押しカリシャル。KistlerやPeter Michaelが最高のワインと思っているとこれがあるって罪作りな話です。キュベとしてはこの上にJudgeがあります。あとは猪さんですね~。ワイン会でお目にかかるだけですが。

1999 J.Rochioli East Block PNこのROCHIORIのSingle Vineyardもの、J.RochioriというラベルのものはMailing List Memberにのみ売られるそうで、ワイナリーに行っても飾ってあるだけ。その10年もの。美味すぎます!!

1999 Etude Carneros PN 2001年にベリンジャーにEtudeを売却してオレゴンに移ったTony Sorter。Etudeの1999ヴィンテージと言えばSorterが造ったものでしょうか?このEtude、去年オレゴンの彼のワイナリーを訪れ購入し たPinot Noirと共通する味わいがありました。

1999 Martinelli Martinelli Vineyard Reserve PN2007年Pinot Daysのセミナーで2004 Martinelli Moonshine Ranchを飲んで美味いなあと思ったことがありました。

1999 Rochioli Estate ZinfandelROCHIORIのシリーズはワイナリーでもその時々に在庫があるものが買えますが、Zinfandelは珍しいのでたった2回しか行っていない私はお目にかかっていません。

1999 Dominus Estate
1999 PlumpJack CS Oakville Napa valley
1999 Grace Family CS
1999 Colgin Cariad
上記はカリフォルニアのカベルネ系カルトワインのバックヴィンテージのオンパレード。

買ったばかりのものでも果実味で十分美味しく飲めますが、バックヴィンテージはいかにと思ったのですが、エレガントでまだまだ酸味も健在ですが一般的には大人しめの印象。主催者の言によれば「まだ早い」とのこと。「でも待ってたら肝臓君が死んでしまいます」とは私の弁(T_T)

料理もワインにマッチしてとても良かったです。

前菜
魚料理
白菜とリブ

鶉のロースト(?)が美味しかったです。

2009年1月24日土曜日

芋焼酎 八千代伝 熟柿(じゅくし)


新年になって10日以上たち、色々飲んではいるのですが日記やらブログの更新が追いついていません。

1月10日にワイン仲間7人(!?)で、同じくワイン仲間が手に入れた超レアな芋焼酎『熟柿』を飲みました。

この焼酎、地元でも入手困難ネットショップに出ても即売切れてしまうようです。

まあ、焼酎だけではなんですから、何を食べようかとなり、御取り寄せでふぐちりをつつきつつのティスティング。

サクランボのブランデー、キルシュワッサーのようなフルーティーかつドライな味わい、ほのかに感じる味わい。う~ん、確かにこれはうまい。

そうそう、食後のコーヒーに入れたら美味しかったことを付け加えておきます。樽貯蔵してないフルーツブランデー入れたみたいでしたよ。

この焼酎ネットでレアなだけでなく、地元でも特殊な手段を使わなければ手に入らないそうです。

提供下さいました。Tさんありがとうございました。また、場所とふぐちりや美味しい焼き鳥を準備下さいました、Bさん重ねて感謝いたします。また、ぜひご一緒しましょう。

余談ですが、年始に義父の家から貰ってきた米焼酎『財宝』もレアではないが、鹿児島の財宝温泉の水を使って割った物らしい。最初は、アルコールに きつさを感じたが、それは普段ワインばかり飲んでいるからのようで、お湯割りに慣れるとなかなか良いです。数の子の松前漬け等にはベストマッチでした。

ここに数本あるようです↓ 品切れ大丈夫かな?

年末年始のワイン会(その4)のみ山新年会

すっかり更新が遅れていますが、1月5日の三軒茶屋のみ山さんでの新年会。
今回の趣向は、正月在庫一層持ち寄りワイン会。家にあるワインや日本酒なんでも持ち寄りで騒ごうと言う趣向。持ち寄りというのでそこそこのワインばかりかと思いましたが、下のシャンパーニュ・ペリエジュエ・ベルエポック2000、同じくペルトワ モリゼ ブリュット ブラン ド ブラン グラン クリュ. N.V.とかムルソーの1er Cruとかフランスに無知の私でもすごいと思うラインナップ。
ムルソーはカリフォルニア・シャルドネ好きなら好きになるタイプですね。そこそこ樽が効いているが過剰ではなく上品な味わい。

ジュヴレイ・シャンベルタン"ヴィエイユ・ヴィーニュ" / フレデリック・マニャン
1995年にミシェル・マニャンのネゴシアン部門として設立息子のフレデリックが担当している。

 設立の理由は
「それぞれのテロワールのワインを買うのは無理でも、ブドウならば
 買うことができる」
「ひとつひとつのテロワールの違いに興味がある。違いを知るための
 ベストな方法は、自分でそれぞれの畑のワインを造ってみること」
 (ワイナート14号)

だそうで、まあ、いろんなワインを少量ずつ造っているようです。

シャンボール・ミュージニー"ヴィエイユ・ヴィーニュ" / フレデリック・マニャン
Clefs des Papes Châteauneuf-du-Pape 2003 Domaine Jullian私が持ち込んだ最近お気に入りのシャトー・ヌフ・デュ・パプ。前述のようGrand Cruとか1er Cruとかの中にこんな安ワイン持ち込んで良いのか恐縮しましたが、皆さん美味しいと言って下さいました。

ジュヴレ・シャンベルタン 1999 ミッシェル・ギヤール
湯布院のワインなんとサンジョベーゼのロゼです。



2003 Chateau Bouscasse
ブラックベリーにほのかなスパイスの香りで、タンニンも柔らかく果実味もたっぷりと感じられる滑らかな味わい。

その他、日本酒満寿泉の一番絞りや富乃宝山の醸造元西酒造の芋焼酎 万暦などいやあ酔いました。料理も美味しくいただきました。