COACH特集

2009年1月4日日曜日

年末年始のワイン会(その3)

2008年最後のワイン会はカリフォルニア・ピノノワール会の忘年会。
副管理人を務めるUさんの年末年始一時帰国にあわせて開催。毎度の事ながら成田から直行の荒業には恐れ入ります ◇xxxx BLIND  =2007 Maboroshi LOS CARNEROS CH


この秋のPinot On The RiverにUさんとNさんが行ったとき私市さんのこのワイナリーに寄ったことは皆知っていて、そこからもうわかっていた方もおり、飲んでかくにんしてやっぱりと思った方もいたようですが、私はそこまで考えが行かず、ナパではないと思ったものの外れました。

☆LA GRANDE ANNEE BOLLINGER 1999


流石のボランジェ。泡の細かさはシャンパーニュの一級品の証か

◇2006 Lucia CH Santa Licia Highland

Gary Pisoniの息子、Jeff Pisoniのワイナリー。ロゼは飲んだことがありましたが、シャルドネは初めて。なかなかの味わい。JeffがRRVの葡萄で作ったBATONを入手したのでそれを飲むのが楽しみになりました。

◆2007 Barda PN Botega Chacra(左)
◆2006 Septima Noche PN Mendoza(右)

アルゼンチンのPinot Noir飲み比べは新世界らしくなく、ブルゴーニュの味わいのChacraの勝ちかな?

◆2006 Rhys PN Santa Cruz Mountains

◆2001 Ruchottes-Chambertin Dominique Laurent


流石Dominique LaurentのGrand Cru!!
色んな香りが次々現れその変化が素晴らしい。それでいてけして濃くはなく後味の雑味の無さは流石です。NYで$80の掘り出し物とか。

◆2005 Casa Lopostelle Clos Apalta Chile(左)
◆2004 Favia CF Cerro Sur Napa Valley(右)

WS誌2008No.1ワイン(Casa Lopostelle Clos Apalta Chile)よりNapa ValleyのCF Faviaのほうが、現時点では膨らみあるボリューム感が良かったです。Casa Lopostelle Clos Apaltaはカルメネール、カベルネ、メルローとプティ・ヴェルドのブレンドのようです。カルメネール主体なんでしょうか。 飲むにはまだ早かったのか?



NYでの評価に左右されるため意外な掘り出し物があるのが実情のようです。1ケースなんてまとめ買いしたら値が急に上がるんじゃあないでしょうか?

Uさん、カリピノ党内U派(ブル派)を作っても良いですから、四半期に一度はGrand Cruのお持ち帰りを(笑)

料理はイクラとトマト、フォアグラのパテ、キジと里芋のコロッケ、蝦夷鹿のグリルなど。

何時もながらの美味しい料理でした。

年末年始のワイン会(その2)

続いては、いつも一緒に飲んでるワイン仲間4人でこじんまりとワイン飲み@マ・ブロシェット。
その後、夜遅くワイン仲間が電話してきて、これから行くよと参入。最後は5人で話も弾んで楽しい夜でした。

ワインはPinot Noirを除くとローヌブレンド系でしたね。

◇2006 Zaca Mesa Roussanne Estate Grown and Bottled "Santa Ynez Valley"

サンタバーバラ郊外のワイナリーで購入したルーサンヌ100%の辛口ワイン。杏を思わせるしっかりした酸味が心地よい、といって果汁がしっかりしているので徐々に開いてくる複雑な味わいも。$17.5はお買得。

◆2006 Roessler Dutton Ranch Russian River Valley Pinot Noir

これも今年Santa RosaのBottle Barnで$30.49で購入したワイン。Kistlerのシャルドネで有名なDutton RanchのPinot Noirってのが面白かったので買いました。ブルゴーニュスタイルのなかなかの味わい。

◆2005 VILLA CREEK WILLOW CREEK CUVEE RHONE-STYLE BLEND PASO ROBLES
     60% Grenache, 20% Syrah, and 20% Mourvedre
シャトー・ヌフ・デュパプを意識して作ったとワインショップのティスティングノートにも書いてあったワイン。ワイン仲間N氏が持参したもの。頼まれてNVWEから私が取り寄せたもの。$35.95

7時半過ぎには3人集ってゆるゆると飲んでました。お一人は9時過ぎの登場。
いやぁ皆さんお世話になりました。今年は1ヶ月日本になかったり、年収減少だったりして、不義理にしていたマ・ブロシェットさん、オーナーのみーたさんお世話になりました。

料理は

鹿肉のカルパッチョ(淡白だけどじっくり旨みが染み出してくる逸品)


トマトのベーコン巻き串焼(トマトがジューシー!!)

ジャンボマッシュルームの串焼
天然ルッコラのサラダ
鶉のコンフィー(外カリカリ中ジューシー)【食べかけ御容赦】



〆のペンネ【食べかけ御容赦】



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年末年始のワイン会(その1)

だいぶブログの更新はサボってしまいましたが、ワインは飲み続けておりました。年末年始はワイン会が目白押し。

その1は『至高のワイン会』@三軒茶屋のみ山

国にとらわれず美味くかつ貴重なワインを飲もうということ(らしい)で8人で開催。

2001 Nyetimber Brut Classic Cuvee

なんと英国のスパークリングワイン。シャンパーニュに用いられる3種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)の混合らしいが比率は飲んだ時点では不明。飲んだ感じはかなりドライでシャルドネが強いのかなと言う意見が多かったです。泡が細かくて綺麗に上がっています。

1998 Chateau Pape Clement Pessac-Leognan

ボルドーの白なのでソーヴィニヨン・ブラン主体ですが、10年熟成したためか濃い黄色の麦藁色。最初の味わいはシェリーに似た感じ。熱劣化したものでも最初の飲み口はこんな感じがあるのですが、アフターに苦味を含む雑味を感じません。純粋な熟成による味わいなのでしょう。こうなるとシャルドネやソーヴィニヨン・ブランといった果実味より美味しいだし汁の趣かなあ。

2005 Kistler Chardonnay Dutton Ranch Russian River Valley

おなじみキスラー、何度か飲んだことがあります。KistlerはVine Hillが飲みやすいよと言われてVine Hillを何本か飲みましたが、Dutton RanchやDurrelはそれより酸が強いと言うことでそう言われたのでしょうが、今の自分には酸の強い方が美味いと感じます。やはりKistlerは2~3人で時間をかけて開くのを楽しみたいワインです。

1990 Gevrey Chambertin Clos-St-Jacques D.G.Bartet

最初に土のニュアンスがしますが、立ち上るスミレの香り、アフターの雑味の無さはさすがです。

1964 Ch.Leoville Las Cases St.Julien

ネゴシアン詰めだとか。40年以上たった古酒はもうだし汁の世界。レンガ色の液体は酸味はありますが、旨味だけ残った味わい。

2005 Providence Syrah Matakana NZ

ワイン王国のワイン数奇列伝で桑田さんが持って来たProvidenceのSyrah。もっと濃いのかと思ったら意外とエレガント。香りは最初にタバコのニュアンス、でも少しするとスースーするハッカの香り。すごい変化です。味わいはもっとスパイシーかと思いましたが、ミディアムな飲みやすい味わい。


1997 PALAZZI

Merlot主体のトスカーナのワイン。スーパー・タスカンのさきがけとか。



料理は

人参のムース、オマール、ウニのせ。


トマトと帆立のムース、スモークサーモンとクリームチーズ。タクアンの燻製が隠し味。



フォアグラのテリーヌ、マンゴー添え


蝦夷鹿のグリル、蜂蜜キャラメリーゼ・ソース

左:アベイド・ベロック(羊のチーズ)
右:イエトスト(ノルウェーのチーズ、まるで塩キャラメル)

素晴らしいワインを提供してくださったのみ山さんに感謝m(__)m

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2009年1月1日木曜日

謹賀新年

昨年はつまらないブログにも関わらずお訪ねいただきありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。
下手な初日の出の写真ですが、御覧下さい。

今年も色々飲みますのでお暇な時に御覧下さい。
昨年末入手したワインたちが出番を待っておりますが、中には長期熟成が必要なものもあり、今年飲むとは限りませんが、我慢できずに手をつけてしまうかも(笑)
カレラ・ジェンセン 2005とかヴォーヌ・ロマネ 2006なんてのはまだ早そうですね。
Perelinの2006あたりは良いかな。ARISTAは去年飲んじゃいましたね。

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2008年12月31日水曜日

CHASSEUR SANGIACOMO GREEN ACRES HILL SONOMA COAST CHARDONNAY 2006

シャスール・サンジョコモ・グリーン・エーカー・ヒルズ ソノマ・コースト シャルドネ 2006秋に買い込んだシャスールのシャルドネ。
口開けこそ酸味が感じられましたが、バキュパンしておいて翌日飲むと富士リンゴや桃のニュアンスがしてやや甘さが感じられました。でも後味に雑味はなくすっきりした後口。
ただ、Durrelと比べると変化が少し乏しいく、蜂蜜の香りなどはあまりしてきません。しかし、料理とあわせるにはこちらの方が合わせ易いかも知れません。

わずか285ケースしか作られてはいないレアなシャルドネ。購入価格$47.95

ボディー(ライトからミディアム)
香り(フルーティー、桃、熟したリンゴ)
味わい(適度な酸味、後味はすっきり)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆;美味い上質のシャルドネ)

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Clefs des Papes Châteauneuf-du-Pape 2003 Domaine Jullian

今年のワインスペクテーター誌TOP10に5位と8位に2種類も入っていたワイン。フランスワインに(も?)無知な私はシャトー・マルゴーとかシャトーの名前だと思っていましたが、このシャトー・ヌフ・デュ・パプは『教皇の新しいお城』で地名だったのでした。

このワイン、近所のコストコで2,478円で購入したのですが、当りでした。色は濃いガーネットですが、味わいは酸味や渋みは強くなく果実味にあふれ、スミレや黒い果実の香りが立ち上ってきます。

ここのワインはグルナッシュ、ムールヴェードル、シラーなど13種の葡萄で作られるそうで、当然、造り手によってこの比率は異なります。このDomaine Jullianのものはグルナッシュ80%、シラー20%だそうです。

ボディー(ミディアム)
香り(フルーティー、干し葡萄、リコリス等の香草)
味わい(適度な酸味、後味はすっきり、黒糖)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆;エレガントな味わいは素晴らしい)

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2008年12月15日月曜日

Bistro HAK

ちょっと前の話ですが、いつものワイン仲間(と言っても私を含め3人ですが)で飲もうかと言うことで赤坂のBistro HAKに集合しました。ここはシェフとその若奥様二人のこじんまりしたビストロです。

ワインはアルゼンチンの白TERRAZAS。
赤は既にご紹介済みの同じくアルゼンチンのピノ・ノワールCHACRA55。
カリフォルニアBENOVIAのロシアン・リヴァー・バレーのシングルヴィンヤードもの。

アルゼンチンは同じ南米のチリとつい比較してしまいますが、これは寒いところのシャルドネのように酸が効いてて、柑橘の感触、でも少しすると変わって来るのは日差しが豊かなのかな等と言いつつ、秋刀魚のカルパッチョなどつまみました。

続いて私が持ち込んだCHACRA55、これは前回の感想でも書いたようにブルゴーニュの感触。御一緒した方は、「ニュイサンジョルジュみたいだね。でも、そんなにニュイサンジョルジュに詳しいわけじゃないんだけど(笑)」とのこと。タンニンがしっかりしていたとの感想。酸かしっかりしていて、と言っても酸っぱいわけじゃなく、飲みやすい感じに仕上がっています。100%除梗による効果ですかね。料理は鴨のコンフィ・スープ仕立て。
次はTさんの持ち込んだBENOVIA。今評判のピノで、我々がSONOMAのMARTINELIを訪れた時、「評判の良いワイナリーない」と聞いたら教えてくれたところ。またワイン仲間のBさんもFreemanを訪ねた時に同じように聞き、訪ねたそうです。こうやってワイナリーで評判を聞くのも良いワイナリー探し方かもしれません。旨みにあふれたPinot Noir。実は最近1本手に入れたのでいつ飲もうかと楽しみにしています。これに合わせた料理は、なんだっけ、忘れたorz
HAKはつまみとして料理をシェアーしてワイン飲みが出来るので好きな店のひとつです。

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