COACH特集

2011年11月9日水曜日

旅の途中@サンフランシスコ

ブログの更新を11月2日以来していないので、「あいつ飽きちゃって止めちゃったんじゃないの?」等と思われている方も多いかもしれないので、ここで中間報告。


11月3日からオレゴン~カリフォルニアの旅に出ておりまして、今、サンフランシスコの安ホテルでこの投稿をしております。
写真は、収穫を終え見事に黄色く変わったKen WrightのAbbott Claimのピノ・ノワール。

前半の旅程は、

1泊目:オレゴン州ポートランド空港に降り立ち、ダンディーヒルのSokol Blossorに寄り、カールトンのKen Wrightのゲストハウス(Winery Loft)に宿泊。
2泊目~4泊目:ポートランドでFacebook繋がりの方の家に3泊。
5泊目:買ったワインの配送と翌朝の便が早いため、空港近くのホテルに移動。

こんな感じです。

今回のオレゴン訪問のテーマとしては、「ミネラルのあるオレゴン・ピノ・ノワールを求めて」と言う事(大げさ)です。

昨年、フランスのシャンパーニュ、ブルゴーニュに行ったとき、今回カリフォルニアで会った友人に「カリフォルニア・ワインに飽きて、フランスワイン派になった」と言われ、フランスワイン好きのワインレストランの「カリフォルニアも置いたら?」と言ったら、「寿司屋に肉を置くようなことはしない。そう言う店に行きたければ自分でやれ」と叱られ、身の置き場のない状態ではありますが(苦笑)、本音は安く美味い様々なタイプのワインが飲めれば良いのです。

考えてみると、ワインを意識して、体系的に飲むようになると、まずは果実味のあるワインが好きになると思うのです。ここで言う果実味とは、わかったようにここに書いている「ストロベリー、ブラックベリー」「トロピカルフルーツ」等の香り味わいの強いワインを指します。フランスにこういうワインが無いかと言うとちゃんとあるのですが、ことブルゴーニュでそういうワインを探すには、「造手、村、畑、ヴィンテージ、飲み頃」がぴたりと合わないと難しいと思います。また、価格も安くても5,000円以上のものが多いです。たまに3,000円台であると、即売り切れ。
それでこういうワインばかり飲んでいて、20年以上経ったブルゴーニュワインを味わうと、酸っぱさ
の奥に旨さがあることに気づき始め、それはミネラルと呼ばれる味わい成分らしいと気づいたわけです。ドメーヌ、シモン・ビーズのマダムはなんと日本生まれのチサ(千砂)さんが「ブルゴーニュワインには日本人には良く判る鰹節の旨み成分がある」と言う趣旨のブログか何かに書いていました。ただ、そういうワインは高いと私は思うのです。
それで最初に戻って$30程度、出来ればそれ以下でブルゴーニュのようなミネラル分豊かなワインを求めに来たのでした。

ここサンフランシスコで「最近ブルゴーニュ的なミナラル分あるワインが好きになってきた」と拙い英語で、顔馴染みのワインショップのゼネラル・マネージャに言ったら「パレットは変わるのよ」とあっさり言われ、目から鱗の感もあり、ここで書き留めておきます。

今回は知り合いのところを渡り歩き、迷惑をかけつつ、ここまできました。

システム的事情で写真のアップデートがままならず、また唯一アップロードできるスマホは電池切れが激しく、夜のワイン会や家でのワイン飲みを更新するようにはうまくいかないので、中間報告です。

これからはカリフォルニアでのミネラルを求めてあと数泊楽しんできます。

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