ここのところ、フランス、スペイン、ポルトガル、イアタリアなどヨーロッパワインが続いていたので、カリフォルニアのこれを飲んで見ました。
ラ・ターシュのスーツケースクローンとして有名なピゾーニ・ヴィンヤード。オーナーのゲイリー・ピゾーニ氏は苗木をスーツケースに入れて持って来たと公言してはばかりません。そのピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネを100%使ったワインですが、アペラシオンはサンタ・ルシア・ハイランドで、しかもピゾーニのセカンド的ブランド「ルシア」です。ただし、ピゾーニにシャルドネはないので、セカンドではなく別個として離して考えたほうが宜しいかもしれません。むしろ、ピゾーニがヴィンヤードセレクションとか。
外観:明るいゴールド、少し緑色を帯びた色調
香り:スパイシーなパイナップル、白桃、樽由来のヴァニラも少し感じられます。
味わい:樽樽のネクターに様な味わいを期待していると、見事に裏切られる酸味とミネラル。柑橘の味わいもありますが、果実の厚み密度が素晴らしい。手のひらで少し温めてみると蜜の様な香りもしてきます。カリフォルニアは酸が無くて甘いと言っている方にブラインドで飲ませてみたいものです(笑)
それなりの値段はしますが、ブルゴーニュでこの凝縮感を求めるなら、1万円代では難しいでしょう。
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