COACH特集

2011年1月18日火曜日

オレゴンワイン会

オレゴンからの出張者にワインを買ってきてもらっての持ち寄りワイン会。
オレゴン州ポートランドは最初、マイレージが稼げるノースウェスト航空の直行便で行けるスキー場のある都市と言う条件でマウントフッドにスキーに行きました。10年ほど前のその頃は、米国ワインはカリフォルニア、後はシアトルのあるワシントン州に少し程度という認識でした。到着後、地元産のワインを白のピノ・グリ中心に飲んで見ると美味しいではないですか?途中は飛びますが(笑)、その後、ピノ・ノワールにのめり込んだのはこのブログでおわかりと思います。今まで5回ほどオレゴンを訪れ、友人も出来てきました。今回は最近よく出張で訪れる現地在住の日本人J氏が来るというので、ワインリストを送って白2本赤4本を運んで貰いました。ただ、彼は忙しくてワイナリーには行けず、ポートランド空港のキオスクで購入してきたとのこと。ポートランド空港は全米の中でもショッピング環境が充実している空港で、実は私も最後の数本を購入するためよく利用しています。

そんなMade in Oregon(市内にも何軒か有るショップ)でのお薦めワイン。

◇APOLLONI PINOT BLANC 2008 Willamette Valley
◇アポロニ ピノ・ブラン 2008 ウィラメット・ヴァレー

日本にはまだ未輸入のワイナリーの様です。2008年のオレゴンはとても気候に恵まれ最良の年だった様です。とてもフルーティーな味わいで、15ドル程度と低価格ですが、皆さんの評判は良かったワインです。ヒルズボロと言う町の近くフォレスト・グローブにあるファミリーワイナリーです。

◇The Four Graces 2009 Willamette Valley Pinot Gris
◇フォア・グレイセズ 2009 ウィラメットヴァレー ピノ・グリ
ダンディーヒルズにある、このワイナリーのワインも日本未輸入のようです。フォア・グレイセズとは、2003年にこのワイナリーを作った、スティーブとポーラ・ブラック夫妻の4人の娘さんにちなんで付けられた名前のようです。
ピノ・グリらしい少しエグミがあります。もっとフルーティなピノ・グリもありますが、これはドライで日本酒の様な辛口ワインです。和食に合いそうですね。

◆BOEDECKER 2006 Athena Pinot Noir
◆ボーデッカー 2006 アテナ ピノ・ノワール
このボーデッカー・セラーズも未輸入。
南カリフォルニアのピノ・ノワールの様に果実味にあふれたワイン。
チェリーやブラックベリーの香りがして滑らかな舌触りのピノです。
40%新樽で9ヶ月シュール・リー、18ヶ月樽熟成

ワイナリーはポートランドにあるようです。ティスティングは電話またはe-mailで連絡をとのこと。
◆Domaine Serene "EVENSTAD RESERVE" PINOT NOIR 2006
◆ドメーヌ・セリーヌ ピノ・ノワール・エヴェンスタッド・リザーヴ 2006
一昨年に訪れたドメーヌ・セリーヌのフラッグシップワイン。
果実味たっぷりのワイン。雑味の無さは流石。
クローンはPommard (27%)、Wadenswil (18%)、Dijon (55%)
収穫量は1エーカーあたり1.85トン/エーカー(約32hl/ha)
畑はワイナリーのあるダンディー・ヒル(59%)とエオラ・ヒル(41%)だそうです。
熟成はフレンチオーク(フランス製小樽)で15ヶ月、48%が新樽。
無清澄、無濾過で瓶詰めされました。
◆Ken Wright Pinot Noir 2008 Carter Vineyard
◆ケンライト ピノ・ノワール 2008 カーター・ヴィンヤード
カールトンにあるケン・ライト・セラーズは知る人ぞ知るオレゴンのカルトワイン。ケン・ライトはUCデービスで醸造学を学びカリフォルニアのタルボットなどで修行。1994年にケン・ライト・セラーズ設立しました。
カリフォルニアのスタイルに近い果実味たっぷりな味わい。パーカーさんが良い点を付けそうなワインです。日本にはオルカさんが輸入していると聞いたのですが、販売しているショップは見つけられませんでした。

◆Bergstrom Pint Noir 2008 Bergstrom Vineyard
◆ベルグストロム ピノ・ノワール 2008 ベルグストロム ヴィンヤード
1997年に設立されたワイナリーのトップキュベ。全生産量は6000ケースで非常に希少なワイン。
ビオデナミで造られていますが、例のビオ香は全くせず、ブルゴーニュスタイルを追求した味わいです。口の中に旨みが広がり、雑味を残さず溶けていく味わいが素晴らしい。

◇Merry Edwards Sauvignon Blanc RRV 2008
◇メリーエドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン ロシアン リヴァー ヴァレー 2008
十分足りるはずが、最後にこれまで(笑)
ロワール等のソーヴィニヨン・ブランとは異なるトロピカルな味わいのワインです。

料理はもう少しあったのですが、写真はこれだけm(__)m
自家製キッシュ

スモークタン、煮豚の盛り合わせ
煮豚は私が作りました(笑)

楽天で見つけられたのはこんなところ。オレゴンワインをもっと輸入して欲しい(苦笑)


2011年1月14日金曜日

シャンペン・ランチ@新宿「手打ちそば大庵」

昨年9月に、ランスとボーヌを案内してくれたボーヌ在住のKさんが、一時帰国されたのでその時のメンバーが全員集まって、ランチを。場所は新宿の「手打ちそば大庵」。ここはワインの飲めるお蕎麦屋さんとして知る人ぞ知るお店。オーナーが大のワイン好きで、ワインリストもカリフォルニアからフランスまでこれはと言うワインがリーズナブルな価格でそろっています。

2010年カリフォルニア・ワイン・インスティチュートのカリフォルニア・バイザグラス・プロモーションで優秀店に選ばれています。

この日は、Kさん以外にもフランスでシェフをしていたUさんやNY在住の方等、いらっしゃったのでここを選んだのですが、既にKさんはオーナーと旧知の仲だったようでワインの世界は狭いと驚かされました。

ワインは、以下の3本。

☆Nicolas Feuilatte Brut Reserve Particuliere N/V
ニコラ・フィアット ブリュット レゼルブ・パルティキュリエールN/V
ニコラ・フィアットは、創始者が現存する唯一のシャンパン・メーカーだそうで、1960年代に故郷で畑を譲り受けたことからフランスに帰国し、1976年、独自のシャンパンブランドを作ったとのこと。

淡いゴールド、まろやかな旨み。セパージュはシャルドネ20%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%
です。

◆Au Bon Climat PN Isabelle California 2007
オー・ボン・クリマ "イザベル"ピノ・ノワール 2007
アンリ・ジャイエに師事した、カリフォルニアの怪人ジム・クレンネデネンのワイン。
そう言ったものの少し甘さを感じるのはやはり南のワインと思ったりしましたが、味わい的には満足。フランス帰りの方々にも好評。

☆Ruinart Blanc de Blancs N/V

ルイナール ブラン・ド・ブラン N/V

シェフ直々のサーブで、1729年に創業した世界で最古のシャンパーニュ・メゾン、ルイナールの日ブラン・ド・ブランを。きめの細かい泡立ち。泡を抜いてステイルワインとして飲んでも十分美味しいのは流石です。

料理は3,800円のランチ「大庵」コース。

・大庵のうまいもん盛り合わせ
・本日のおすすめ鮮魚2点盛り
・鴨のコンフィ
・旬の煮物
・天ぷら盛り合わせ
・石臼粗挽き手打ち蕎麦(せいろ)
・自家製 季節のアイスとそばの実スティック
夜のコースでも良い位のボリューム。もちろん素晴らしい味わいで、海外在住者の方々にも満足していただけました。

会話も弾み、ランチタイムの閉店を過ぎてしまうほど盛り上がりました。

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2011年1月13日木曜日

カリフォルニア・ピノ・ノワール会新年会@のみ山

mixiのコミュニティ「カリフォルニア・ピノ・ノワール会」の恒例新年会。
今年も10年前に収穫されたワインを集めて飲みましょうと言う趣向です。

今回は関西から2名参入。マンションを1室丸ごとセラーにされた方が!!写真を見たらまるで海外のワインショップみたいですよ。

今回は以下の2001ヴィンテージが揃いました。ヴィンテージチャートをみると、昨年の2000ヴィンテージよりは2001の方が少し評価が高い年の様です。


流石に

◇2006 Henri Giraud Coteaux Champnois Blanc Grand Cru AY(ブラインド)
これも恒例ののみ山マスター出題のブラインド。
ヒントは最初の一杯にふさわしいワインとか。


最初に口に含んだ時、直感的に「酸味があるが藁香や青い香り、火打石の感じもしない。シャルドネ、それもシャブリの良い畑」と思ったのだが、皆SBだの言いだし口に出せず(言い訳)。後で「シャブリだと思った」と言っても笑われただけ。結果はもう少し北、シャンパーニュのグラン・クリュだったとはorz
アンリ・ジローはシャンパーニュで有名ですが、コトー・シャンプノワは95%赤、白は希少でましてやアンリ・ジロー!!2,160本生産。コルクはアグラフーズという巨大なホッチキスで留められています。チリの世界ソムリエコンクールでソムリエさん達を困らせたあれですね。

◇2001 Kistler CH Camp Meeting Ridge Sonoma Coast
◆2001 DuMOL PN Finn Russian River Valley
◆2006 Paul Hobbs PN Lindsay Estate Vineyard Russian River Valley
◆2008 Peter Michael PN Moulin Rouge Santa Lucia Highlands
◆1999 Kistler PN Sonoma Coast
◆2001 Harrison Merlot Napa Valley
◆2001 Beringer CS Knights Valley
私の持込。昨年、エド・スブラジアが来日した時恵比寿でセミナーがあり、その時購入したサインボトル。
カベルネもこの位熟成させると美味しいですね。

◆2001 Kelham Vineyards CS Oakville Napa Valley
◆2006 Dancing Hares Red Napa Valley
兎年にちなんで「踊る兎」です。
◆2001 Dehlinger Syrah Russian River Valley
〆はデリンジャーのシラー。9人で11本は流石に効きますね~ このころになると酔っぱらっていました。エレガントなシラーだと思ったのですが、いかが?

いつもながらの、のみ山特製ワインに合うおつまみが盛り合わせで。


エビは醤油煮(?)

レバーペースト。

特製コロッケ
鴨とルッコラのサラダ



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2011年1月10日月曜日

Kistler Hyde Vineyard Carneros Chardonnay 2007

キスラー ハイド・ヴィンヤード カーネロス シャルドネ 2007


最初の白はキスラー。
多くのワイナリーに葡萄を提供しているカーネロスのハイド。ラリー・ハイド氏の畑です。トアーやレイミーと言ったワイナリにも葡萄を提供しています。あのドメーヌ・ロマネ・コンティの共同経営者パメラ・ド・ヴィレーヌ氏と共同でハイド・ヴィレーヌと言うプロジェクトをカーネロスでやっています。今度そのワインも飲んでみたいと思っています。

凝縮感たっぷりの濃い系キスラーですが、これは濃いことは濃いが、適度な酸味もあり美味しいワイン。

外観:黄金色
香り:白い花、トロピカルフルーツ、蜂蜜
味わい:柑橘系の酸味とトロピカルフルーツの果実味

今年はどんなワインにめぐり合えるか新年早々楽しみではあります。

ちょっとお高いですが、こんな値段です。


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2011年1月6日木曜日

SORTER MINARAL SPRINGS VINEYARD Pinot Noir 2005

ソーター ミネラル・スプリングス・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2005

新年最初の赤はオレゴンのトニー・ソーター。2008年4月にオレゴン・カールトンにあるソーターのワイナリーで購入したもの。トニー・ソーターは「スポッツウッド」「アロウホ」「ヴィアデア」「ニーバム・コッポラ」「ダラ・ヴァレ」など多くのワイナリーに醸造家として加わり、自らも「エチュード」を設立。しかし、理想とするピノ・ノワールを求めて、「エチュード」売却しオレゴンに移り住んだとか。
2008年は4月だというのに雪が降っている中のワイナリー訪問。アポイントを取って行きましたが、判りにくいところにあるのでたどり着くのに苦労しました(苦笑)ティスティング・ルームの手前がこのワインの畑ミネラル・スプリングスだと聞きました。

外観:ガーネットの濃い色合い
香り:イチゴ、ブルーベリー、開いてくるとヴァニラ。奥底に土やキノコの香り。コールド・ソーク由来なのかヨード香も。
味わい:酸味もあるが五年の熟成を経てまろやかなタンニン。旨みが口の中に広がるのが心地よい。旨い!!

先日のアサヒビール工場で買ったもろみ漬け合鴨スライスや自作の煮豚など、甘醤油系(笑)

在庫は7本です。

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2011年1月5日水曜日

イタリアワイン講座 第15回 「アブルッツオ&モリーゼ」@Manner-BO

年末に開かれた2010年最後の講座はアブルッツオ州とモリーゼ州。
アブルッツオ州は、その3分の2が山岳地帯で、残りも丘陵地帯で、平野は殆ど無く、昔から「美と貧困」などと形容されているそうです。海岸線が長いものの、漁業よりも農業、牧畜業が盛んで、羊の放牧やハム・ソーセージの産地として有名です。

DOCGは唯一、赤のMontepulciano d'Abruzzo Colline Teramane(モンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ)があります。Montepulciano d'Abruzzo はDOC、その他のDOCも含めて4つのDOC。

1963年にそのアブルッツオ州から行政上分離されたのが、モリーゼ州。DOCはBiferno(ビフェルノ)、Molise(モリーゼ)、Pentro(ペントロ)の3つ。

両州の代表的葡萄は、白葡萄のTrebbiano d'Abruzzo(トレッビアーノ・ダブルッツォ)、黒葡萄のMontepulciano(モンテプルチャーノ)、Tintilia(ティンティリア)。



左から
1. I.G.T. Colline Pescaresi Pecorino 2009
  コリーネ・ペスカレージ・ペコリーノ[2009]マラミエーロ

かつてはアブルッツォとマルケでよく栽培されていたペコリーノ種ですが、
あまり栽培されなくなっていた様です。
季節が移り変わると共に、羊が牧草地を求め山から谷に移動する通り道に
よく見受けられ羊もよく食べていた事から「羊=pecora」が語源となり
Pecorino(ペコリーノ)と呼ばれるようになったと考えられているとのこと。
造り手のマラミエーロでは以前よりペコリーノ種が持つ品質と個性に注目
しており、約10年にわたるプロジェクトで製品化しました。

以前は「エレウジ・ペコリーノ」と呼ばれていましたが、2009から「ペコリーノ」
に名称変更になっているそうです。

緑がかった黄色、最初は柑橘、ハーブの香り。開いてくると白い花の甘い香りも。
酸味、ミネラルも十分にありますが、リンゴの様な甘酸っぱい味わいもします。

2. D.O.C. Trebbiano d'Abruzzo "Zarache" 2008 PASETTI
トレッビアーノ・ダブルッツォ“ザラケ”2008 パセッティ



海抜350mに位置するペスカーラ県アランノの6ヘクタールの非常に風が強く、理想的な昼夜の気温差があることが特徴の区画から造られる。土壌は粘土と石灰質の混交。ブドウ樹はテンドーネ(棚作り)に仕立て、1ヘクタール当たりの植樹本数は1,600本。ブドウの平均樹齢15年。収穫は9月上旬に手摘みで行い、果実は軽く圧搾後、5-7℃・26-48時間自然清澄。その後、16℃に温度管理されたステンレス・タンクで醸造。マロラクティック発酵なし。

「トレッビアーノはフランスではユニ・ブランと呼ばれ一番作られている品種」との認識でしたが、講師の方から下記の指摘を受けました。

トレッビアーノは、大きく分けて
●トレッビアーノ・トスカーノ(=ユニ・ブラン)⇒コニャックをつくる品種、フランスで生産量が多い
●トレッビアーノ・ダブルッツオ(=ボンビーノ・ビアンコ、イタリア、プーリアなどで多く生産)
●トレッビアーノ・ロマーニョロ(まだ講座では紹介していない)

しかし、Wikipediaを始め日本ソムリエ協会の教本等には「トレッビアーノ=ユニ・ブラン」の紹介しかありません。さらにWikipediaでは「アブルッツォ州のトレッビアーノ・ダブルッツォ、それにウンブリア州のビアンコ・ディ・トルジャーノ」とあたかもトレッビアーノの1種である様な記述です。イタリアは奥が深い!!

前置きが長くなってしまいました。
外観:緑色を帯びた麦わら色。
香り:柑橘系の香り。
味わい:熟したレモンやグレープフルーツの味わい。

3. D.O.C. Trebbiano d'Abruzzo Cuore di Vino 2006
アブルッツオの自然派醸造家で有名なEmidio Pepeの娘さん、Stefania Pepeの造るワイン。クオーレ・ディ・ヴィーノ(Cuore di Vino)とは「ワインの心」と言う意味だそうです。

基本的に酸化防止剤(SO2)無添加。天然酵母による発酵。
無農薬のぶどう栽培など基本は父と同じ造りである。

黄金色、ハーブ、黄色い花の香り。ややアルコールが強い様なまろやかな味わい。

4. D.O.C. Montepulciano d'Abruzzo 2006
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2006 パセッティ

色はガーネット。縁は紫でまだ若いか?
リコリスの様な甘めのハーブ。
味わいにはプラムのニュアンス。

5. D.O.C. Molise Rosso Riserva "don Luigi" 2006
父と息子の「二人のルイジ」に捧げられたワインで、樹齢58年もなるモンテプルチャーノの樹に結実した実を使ったもの
モンテプルチャーノ90%、ティンティリア10%

ガーネット、縁が少し煉瓦色になりかかっており、プルーンを思わせる香り、思ったより酸味が豊か。

6. D.O.C.G. Montepulciano d'Abruzzo Colline Teramane "Costamorro" 2005
モンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ "コスタモッロ" 2005 モンティパガーノ

1955年創業になるマルケ州のウマニ・ロンキ社。
アブルッツォ州コッリーネ・テラマーネD.O.C.G.エリアでのワイン造りを目指し、2006年発表されたウマニ・ロンキ社の新ブランド“モンティパガーノ”。
最良の畑を探し求め、また実験を重ねた結果、2001年、ロゼート・デッリ・アブルッツィから内陸に20kmほど入ったところにある30haの畑を購入しました。
石灰と鉄分を多く含んだ良質な土壌に育つブドウから造られたDOCGワイン。

これぞまさにガーネット色。香りにはインクの様な鉄分のニュアンス。
味わいはまだまだタンニンの収斂性を感じます。脂っこい牛や羊のロースト等に合いそうです。

しまった、料理の写真がない!!実は納会の後だったので酔っていて忘れてしまいましたm(__)m

アブルッツオ&モリーゼのワインってなかなか見つけられませんでしたね。

在庫3
【新ヴィンテージ入荷!】ペコリーノ[2009]マラミエーロ(白ワイン)
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“ザラケ”は見つけられませんでしたm(__)m
ステファーニャさんのワインも既に売り切れでしたが、参考のため
◆エミリオ・ペペの娘が造る自然派ワイントレビアーノ・ダブルッツォ・クオーレ・ディ・ヴィー...
価格:3,276円(税込、送料別)

◆エミリオ・ペペの娘が造る自然派ワイントレビアーノ・ダブルッツォ・クオーレ・ディ・ヴィー...

パセッテイの上級キュベ在庫1本
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ “テスタロッサ”[2005](赤)パセッティ
価格:5,600円(税込、送料別)

モンテプルチアーノ・ダブルッツォ “テスタロッサ”[2005](赤)パセッティ

2001ヴィンテージがありました。
ドン・ルイジ・リゼルヴァ[2001]赤 ディ・マーヨ・ノランテ
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ドン・ルイジ・リゼルヴァ[2001]赤 ディ・マーヨ・ノランテ

2006は在庫3本
ドン・ルイジ・リゼルヴァ[2006]/ディ・マーヨ・ノランテ
価格:4,536円(税込、送料別)

ドン・ルイジ・リゼルヴァ[2006]/ディ・マーヨ・ノランテ

ヴィンテージ2003があるようです。

モンティパガーノ コスタモッロモンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ ...
価格:3,280円(税込、送料別)

モンティパガーノ コスタモッロモンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ ...

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2011年1月1日土曜日

謹賀新年 Happy new year 2011

あけましておめでとうございます。


今年最初のワインは、シャンパーニュです。
昨年9月に訪問したコート・デ・バール地区クルトゥロン村のフルーリーのキュベ・ロベール・フルーリー2000です。


Fleury Cuvee Robert Fleury 2000


ここはビオデナミのシャンパーニュハウス。ノーベル賞の授賞式のシャンパーニュもここのものを使うそうです。

ブドウ畑も見させていただきました。

丘の上にある畑のピノ・ノワール。やはり酸が大事なようで、翌週の9月15日刈入れ予定の葡萄は酸っぱかったです(>_<)

土壌はシャブリと同じ石灰土壌キンメリジャンだそうです。雨が降っていたので、ぬかるんで長靴がないとは入れません。
プレス機でやさしく絞ります。
伝説の牛の角がありました。
ビオデナミ農法では農薬は一切使わないのですが、自然の草花や鉱物を牛糞を合わせてメスの牛の角に詰めて土の中に半年ほど寝かして撒くそうです。これをプレパラシオンと言うらしい。まあ、ビオの話はこのくらいにしておきましょう。

キュベ・ロベール・フルーリー2000
  外観:やや濃い目の色合い
  香り :ミレジメらしくイースト香。最後にナッツや蜂蜜のニュアンスがしてきました。
  味わい :酸味はありますが、とてもこくがありややエグミを感じます。エグミと言っても嫌な味わいではなく後口には残りません。

ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブラン各3分の1ずつ 名前どおり亡くなった父へ捧げたシャンパンだそうです。85%が樽発酵、15%がタンク発酵。

いわゆるビオ香は一切しません。あれは、醸造の失敗と言う話もあります。ちゃんとした葡萄を作るためのビオデナミ農法ですからね。

生産量が少ないため、同じものは売り切れのようです。スタンダード・キュベはこれ↓



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