COACH特集

2008年1月7日月曜日

PERELIN “Rosella's Vineyard” Pinot Noir 2005

ペレリン・ロゼーラ・ヴィンヤーズ・ピノ・ノワール 2005

昨年の6月、St. Helenaのワインショップ、Dean & DelucaでBREWER CLIFTON MOUNT CARMEL PINOT NOIR 2005を購入したら、店員がこれも絶対お薦めと言って持って来たので購入したのがこのワイン。実はそういうのに弱いのです(笑)このときは$46で2本購入しました。それは自宅で1本、ワイン会で1本を飲んでしまいました。“Rosella's Vineyard”の葡萄は定評が高く、そのおいしさにも感動して、手に入るならまた手に入れたいと思っていました。10月にワイン仲間の方がセントラルコーストを訪ねられと聞いたので無理を承知で頼んだところ、大変な苦労をして2本購入してくださいました。ワイナリーでは酒販ライセンスがなく、A Taste of Montereyのショップを2軒もまわっていただき手に入れられたそうです。


昨夜、自宅で飲んであらためておいしいと思いました。Santa Lucia HighlandのPinoは滑らかなのど越しが特徴で、といってしっかりした骨格と濃い果実味もありその複雑度が何度飲んでも飽きません。私はこの辺のワインは好きですね。

Garys' Vineyardでも有名なGary Franscioniの畑でRosellaは彼の奥さんの名前だとか。ここでは7つのクローンのピノが造られており、これは'Pisoni'クローン777と828から造られたとのこと。出荷は585ケース。男性的なGarys'に比較してRosella'sは女性的だとのこと。こうなるとあらためてAugust WestのRosella'sなども飲んでみたくなります。

ボディー(ミディアムからフルボディー:いわゆるビッグなピノ)
香り(フルーティー、スミレ、バニラ)
味わい(細かいタンニン、コーラ、スパイス)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆、Santa Lucia Highland万歳)

2008年1月6日日曜日

2004 ALSACE TRIMBACH Gewurztraminer

トリンバック・ゲヴュルツトラミネール 2004





トリンバック家は1626年創業の醸造所だそうです。ゲヴュルツトラミネールはアルザス特有の品種で白ワインの中でも最も強い芳香を持ち、その香りはライチやバラの香りが特徴的です。「エスニック料理にも合うと言われていますが、どうかな?」ということでカレーとマリアージュしてみました。まあ、悪くはないのですが、辛口といいながらも私の口には甘く感じられました。以前飲んだ、コノスルのゲヴュルツトラミネールの方がもっと香りが強く、白桃の香りなども感じられ、しかも1,070円!!こちらは2,830円!?こういう比較をしてはいけないですかね?

ボディー(ライト)
香り(フルーティー、ライチ、バラ)
味わい(酸味は柔らか甘みをに感じる)
余韻(短い)
評価(☆☆☆+0.5;どうしてもまた飲むと言う気にはなれない)

2008年1月5日土曜日

新年会@のみ山

昨夜はのみ山さんで新年会。5時前から三々五々集って、ゆるゆる乾杯。
乾杯はLouis Rooderer 1999流石のヴィンテージ・シャンパーニュ(1999 Champagne Louis Roederer Brut Vintage)。酸味から徐々に密に変わるこの変化は素晴らしい。

ワインは下記のとおり

1999 Champagne Louis Roederer Brut Vintage
2006 KOSHU Barel Fermentation Ch.Sakaori
1997 Nichols Pinot Blanc Arroyo Grande Valley La Colline Vineyard Estate
2005 Elk Cove Pinot Gris Willamette Valley
2000 Morey-Saint-Denis Blanc Domaine Dujac
2006 Grayasusi I.G.T.Val Di Neto Rosato Ceraudo
2005 Pinot Nero Riserva D.O.C. Alto Adige Bolzano
1996 Gevrey Chambertin Domaine Bruno Clair
2002 Barbaresco Produttori del Barbaresco
2005 Pian di Nova I.G.T.Toscana IL BORRO
2003 Spenker Winery Zinfandel Lodi Estate
1998 Ch.Bahan Haut Brion Pessac-Leognan
1970 Ch.Mouton Rothchild Pauillac
2007 満寿泉 仕込み第1号 
2007 純米吟醸原酒 六友 
???? 本格焼酎 万暦 初留取り二四〇


イタリーのロゼ(2006 Grayasusi I.G.T.Val Di Neto Rosato Ceraudo)


ニコルスのピノ・ブラン1997(1997 Nichols Pinot Blanc Arroyo Grande Valley La Colline Vineyard Estate)。ブショネかな?サテ何をしているのでしょうか?


ジェブレイ・シャンベルタン(1996 Gevrey Chambertin Domaine Bruno Clair )

その他色々ありましたが、何故か写真がない(T_T)


とどめはこれCh.Mouton Rothchild 1970。古典的な味わい。うまい飲み物とだけ言うのは失礼か?まだ酸味が健在なので熟成に耐えるでしょう。

2008年1月4日金曜日

FREEMAN CHARDONNAY "RYUFU" 2005

フリーマン・シャルドネ・涼風 2005

妻の実家にて、うまいワインを飲んでいただこうとこれをセレクト。一口目にはかなり酸を感じるのですが、二口目から香りは樽のバニラ、そして最後は蜂蜜に。口当たりも酸になれてくると甘味が感じられてきました。やはりEdさんはいい造り手ですね。

年末、年始とヴィンテージ違いですが3本飲みましたが、良いワインです。

ボディー(ミディアムボディー)
香り(りんご、バニラ、蜂蜜)
味わい(フルーティー、酸味、ミネラル)
余韻(短い)評価(☆☆☆☆+0.5:またぜひ飲みたい)

2008年1月3日木曜日

CH. GRAND-PUY DUCASSE PAUILLAC 2002

シャトー グラン ピュイ デュカス ポイヤック 2002新年2本目、5級格付けだそうです。フランスに無知な私にはようわかりません。2002年などという新しいものはまだまだ早いようでした。強いタンニン、チョコレートや干した果実のような濃密な味わい。ラムやビーフが食べたくなりました。
品種: 62%カベルネ・ソーヴィニヨン
33%メルロー
5%カベルネ・フラン


ボディー(フルボディー)
香り(チョコレート、干し葡萄、干しイチジク

味わい(強いタンニン、濃い味わい)
余韻(長い

評価(☆☆☆、あと10年すれば☆が増えるか?)

2008年1月2日水曜日

A.CHOPIN BOURGOGNE PINOT NOIR 2004

アルノー・ショパン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2004

昨夜飲んだ今年最初の赤です。当初、2003年を発注したつもりだったのが2003年は品切れらしいです。以前のワイン会で紹介したように、ブシャールの2004年と2005年のブルゴーニュ・ルージュを比較すると天と地の差。2003年も期待できる年だったので購入したのだが、ことわりもなく2004年とは!!!本来なら返却したいと思うほどなのだが、事情もあり止むを得ない。

やはり、香りが薄いが、すでにへたっていたような、ブシャールの2004年よりは濃い感じでした。ただ果実味は薄く、土やキノコのニュアンス。熟成香か?もちろん1973や1976ほどの熟成香も強くない。まあ飲めなくはないが、星三つかなあ。

これで2,980円ならPARAISOの方が良いですね。

ボディー(ミディアム)
香り(梅、土、キノコ

味わい(酸味控えめ、くちあたりは良い)
余韻(短い

評価(☆☆☆、微妙)

2008年1月1日火曜日

MUMM CORDON ROUGE BRUT

皆様、明けましておめでとうございます。
年越しの1本はこれ、マム・コルドン・ルージュ・ブリュ

F1のシャンパンファイトに使ってるものだそうです。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエのブレンドです。ピノ・ノワール種からは力強さを、シャルドネ種からは繊細さを、ピノ・ムニエ種からはフルーティーさを引き出し、絶妙のバランスでブレンドしています。配合比は各33%という資料を見た記憶があるのですが、今は見つかりません。
確かにシャルドネだけのブラン・ド・ブランのように酸味が強くはないのですが繊細な味わいが、黒葡萄(ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)だけのブラン・ド・ノワールのように力強さだけでないうまみがあります。泡立ちも長持ちします。

ボディー(ライト)
香り(レモン、りんご、梅

味わい(辛口、すっきりした酸味、後口爽やか)
余韻(長め

評価(☆☆☆☆、うまい流石シャンパーニュ)