COACH特集

2011年4月6日水曜日

Bourgogne Blanc Les Perrieres 2008 Domaine Simon Bize & Fils

ブルゴーニュ ブラン ”レ ペリエール" 2008 シモン・ビーズ ェ フィス
4代続く、サヴィニー・レ・ボーヌの名門。現当主はパトリック・ビース氏です。奥さんは日本人の千砂さんで、以前テレビ番組で紹介されていたのを拝見したことがあります。

シモン・ビーズのブルゴーニュ・ブラン・ペリエールの畑は1haで、1953年(3分の1)と1987年(3分の2)に植え付けされたシャルドネ種から構成されています。現在シモン・ビーズの白ワインは、エティエンヌ・ソゼでワイン造りをしていたギヨム氏が醸造を担当しています(赤はもちろんパトリック・ビーズ氏)。ブルゴーニュ・ブラン・シャンプランと同じく、02年産から樽発酵&樽熟成によって造られているとのこと。

外観:淡い緑ががった黄色。酸っぱいかな?
香り:予想通りの柑橘、ただ少しスワールすると白い花、完熟リンゴ、蜂蜜のニュアンスも。これは良いかも知れない!!
味わい:酸はあるのだが、千砂さんおっしゃるようなミネラルの旨み。やや塩味も。このクラスでこの旨みと雑味の無さは立派。

ブルゴーニュ・ブランは、ルモワスネの様に10年以上経った古酒はナッツの香りと円やかな酸で美味しいのですが、新しいものは酸味が強く、あまり良い印象のものは少なかったのですが、これはとても美味しかったです。

「和食の基本はだし。日本のおだしはかつおだったり、こぶだったり、海のものですよね。ブルゴーニュの土地はその昔海の底だった。だからワインにミネラル感、それが熟成してくると旨みになっていくんだと思っています。ブルゴーニュの赤ワインにかつおだしの香りや梅をかんじ、白にゆりねや栗ご飯を感じるのは私だけではないでしょう。鍋物に欠かせないポン酢にあわすことのできるワインはブルゴーニュだけなんではないでしょうか。」2004年の千砂さんのコメント:出展株式会社ワインの店いとうHPより

日本人のミネラルに対する感性は独特のもので、海草をあまり食べない欧米人の中には、「ミネラルって何?」と言う方も多いと、イタリア講座の先生からもお聞きしたことがあります。

2,000円代で、これはお薦めです。


がんばれ日本!!

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