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2016年6月6日月曜日

シチリアワイナリー巡りの旅(その2-午前)

この日はあまりに写真が多いので午前と午後の2回に分けます。

今回の旅の目的の一つは、シチリアのピノ・ノワールともいわれるネレッロマスカレーゼの美味しいワインを探すことです。

二日目は時差ボケ故、早起きしてしまいました。
ホテルから見た夜明けのカターニャの様子です。4時半位
宿泊したNH カターニア チェントロ(NH Catania Centro)ホテル。
ホテルの周りを少し歩いてみました。
歴史を感じさせる街並みが続きます。

カンティーナに出発するまで時間があったので、街を眺めながら市場まで行ってみることにしました。
狭い道に片側縦列駐車。
今度もし来るようなら寄ってみたいようなカフェ。
ワインバー
百貨店。
ここまでは日本とそう変わらないのですが・・・・
突然こんな遺跡が現れたりします。
ローマ劇場とオデオン(ギリシア劇場)Teatro Romano e Odeon di Catania
中に入るのは入場料6ユーロだそうです。
復元図
寺院
カターニャ大学です。これがそうかわかりませんが、1434年にシチリア島で最初の大学が、カターニアに設立されています。
劇場から少しでこんな市場があります。
魚介類がいっぱい。

これはカタツムリ。エスカルゴなんでしょうがそうは呼べないような、日本の近所にいるようなカタツムリです。
冷凍したためか曲がった魚たち
肉もあります。
野菜
大きな肉。半身?
浅利。ピューピュー水を吹いてます。
ムール貝
カジキマグロ。

今回はチャーターしたワンボックスカーで現地のドライバーにドライブしてもらいます。
全員集合して出発。
30~40分ドライブして、着いたのはCANTINA BENANTI。
ボローニャ出身のベナンティ家の子孫が1734年にシチリアに移り住んで始まったベナンティ家。
1800年代末、ジュゼッペ ベナンティはカターニャのヴィアグランデでワイン造りを始めました。
1988年、初代ジュゼッペ ベナンティの孫であるジュゼッペ ベナンティ博士が相続等で分割された畑を買い戻し、「エトナの土着品種を使ったハイクオリティなワイン造り」を理念に掲げ、クローンの多様性の復活、自然な醸造への回帰に注力します。
アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)似た美女の案内で葡萄畑の間でティスティング。
白のトップキュヴェ。
エトナ ビアンコ スペリオーレ ピエトラマリーナ
(Etna Bianco Superiore Pietramarina)
エトナ東側のミロ(カセッレ)の葡萄のみで造られる。この地域のエトナ・ビアンコのみスペリオーレを名乗ることが許されている。標高は950m。樹齢は80年とカリカンテにしては非常に高い樹齢。10月第3週まで収穫を待ち、完璧な状態で収穫。発酵・熟成はステンレスタンクのみ。
キレッキレのミネラル。
丘の上で、下にカンティーナが見えます。
葡萄の樹の仕立ては、昔ながらのアルベレッロ(株仕立て)が採用されている。アルベレッロは古代ギリシアからある仕立て法でサルディーニャ島やプーリア州などでも多く見られます。伝統的な仕立方法で、ゴブレと同じく支柱やワイヤーを用いずに、ブドウの樹を1本1本独立して栽培する。
少雨高温の大地でも水分を樹全体に行き渡らせることができ、更に自由に伸びた枝葉のおかげで激しい太陽光による日焼けからブドウが守られ、収量は自然と制限される。
貯蔵庫に移動。
これから赤の試飲。
補助品種のネレッロカプッチョ100%の赤。
ネレッロマスカレーゼよりもタンニンも酸もマイルド
隣の部屋の昔のワイン製造室。葡萄の搾りかすをさらに絞ってここに溜め、庶民向けのワインを瓶で売っていたそうです。
搾り機の一部。昔は瓶詰のワインが高価だったことを思わせます。
ティスティングルームの絵画の数々。
チーズ
ドライトマト、ハムなど
生ハム
真ん中がネレッロマスカレーゼ100%
カリカンテ100%のピエトラマリナももう一度。左何だっけなあorz
グラスに注いでティスティング。
ネレッロマスカレーゼは果実味と酸のバランスが実に自分好み。
ジュゼッペ ベナンティさん(右)




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