COACH特集

2009年9月9日水曜日

熟成ブルゴーニュ

古酒と言えるほどではありませんが、収穫から12年の白、7年の赤を味わってみました。


◇ルモワスネ・ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ[1997]



古酒で有名なブルゴーニュのネゴシアン、ルモワスネ。在庫が百万本あってそれを適性に管理して滓抜きなどして出荷しているとか。「白が美味いよ」とのお奨めもありネットより購入(税込2,814円) 12年も経っているので、Gran Cruとかならわかりますがブルゴーニュ・ブランは大丈夫なのか心配でした。コルクの頭は少し黴びてましたが、開けて見ると、外観は黄金色。色で見る限りは健全そうです。香りも少しひねた感じかなと思えましたが、スワールするとそれも消えました。味わいは酸味は控えめまろやかでクリーミーでかつナッツのような味わい。これであの値段は買いですよ。ワイン仲間の日記にあった真鯛の即席昆布〆(真鯛の刺身に塩昆布と昆布茶の素を適量和える)とベストマリアージュでした。

◆クルティエ・セレクション ニュイ・サン・ジョルジュ [2002]

ルノメとセットでルモワスネ・ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ[2000]もあったのですが、2000年は良くない年と聞いていたので良年のこちらを購入。外観はまだ退色の兆候を示して折らず健全。香りはまだまだ果実の香りと花の香りが弱いながらしています。味わいは酸も適度でマイルド、旨みもあります。そういえばコート・ド・ニュイのなかでニュイ・サン・ジョルジュは最北なのに位置関係の問題間違えたなあなどと嫌なこと思い出してしまいました。ポーク・リブ等と味わいました。これで税込3,601円はGreat!!

購入先のウメムラさんHPにあるクルティエの解説です。
「クルティエとは、フランス中のワイン産地で活躍するワイン仲介業者で、ほとんどは一匹狼の仕事師です。ブルゴーニュには公式登録者で約70人おり、それぞれの“縄張り”におけるあらゆるぶどう栽培家やドメーヌを熟知した上で、生産者からネゴシアンへのぶどう・果汁・樽・ビンでの販売の仲介をしています。腕一本で勝負する彼らの世界は浮き沈みも非常に激しく、一度でも不味いものを紹介したらすぐ噂が立って明日から廃業という、まさしく真剣勝負の世界です。
彼らが総力を挙げて紹介してくれる掘り出し物を、日本人としてはブルゴーニュワインに最も造詣が深いと思われる仲田氏の協力も仰ぎながら、ご案内してまいります。

また、ビン買い時のチェック、ラベル貼りなどもルー・デュモンで行います。」

ルモワスネ・ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ[1997]はまだ在庫があるようです。




ただし、税込3,601円のニュイ・サン・ジョルジュ [2002]売り切れでした。ここでは4,095円です。




最後に試験は一次で敗退しました(T_T)

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