サンフランシスコにあるCrushpadで作られた新しいワイナリーのワイン「San Sakana」を飲む機会がありました。「サン・サカナ」と読みます。シリコンバレーで働く3人の同僚が趣味を越えて仕事として始めたワイナリーとのこと(詳細は彼らのサイト http://www.sansakana.com/ を参照のこと)。だから三匹の魚のことです。
三人はカリフォルニアと似た気候と考えるローヌの品種のワインを作っているそうです。そういえば、昨日紹介した"THE TWELVE PICKS"にも、いくつかローヌスタイルブレンドを名乗るものもありました。
飲んだのは下記の4種
2006 Catie's Corner Viogner
2005 Syrah Carneros Las Madres Vineyards
2005 Trio Syrah Sonoma Valley
2005 Syrah Santa Barbara County White Hawk Vineyards
ヴィオニエは、ヴィオニエ特有と言うかフレッシュクリームと花の香りがむんむんとしてきます。ただ、味わいがまだ荒々しい。もう少しエレガントな方向に味付けを変えたら良いワインになるでしょう。
3種類のシラーのなかでは、まずソノマヴァレーがおいしく感じられました。ただ、私はこれをブラインドで出されたら「南のほうのピノ?」って言っちゃいそうです。時間がしてくると3番目のホワイト・ホークの香りがたってきてとても好ましい感じ。1番目は、ちょっと平板かなあ。
シラーはオレゴンのもののようにもう少しピリピリくるスパイシーさが欲しいですね。ジビエが食べたくなるようなやつが。そういうポテンシャリティーは「ホワイト・ホーク」に感じられました。
2007年10月25日木曜日
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1 件のコメント:
ブログ開設おめでとうございます。
San Sakanaのシラーはある意味でカリフォルニアらしくないものでしたね。
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