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2010年3月29日月曜日

イタリアワイン講座 第7回 「ヴァッレ・ダオスタ」@Manner-BO




第7回はヴァッレ・ダオスタ特別自治州。スイス、フランスに国境を接しモンブラン、マッターホルン、モンテローザ等4,000m級の高峰抱かれるようにある小さな州です。
栽培面積、生産量とも20州中20位。

年間降雨量478mmと教科書に書いてある葡萄に最適な年間降雨量500mm~900mmよりちょっと低い。また、このあたりは標高1000m以上で葡萄を栽培しているとのこと。

赤・ロゼ、白の生産比率は80%:20%と以外にも赤の方が多い。
主なぶどう品種は
Blanc de Morgex(白)
Petit Rouge(赤)
Fumin(赤)
Picoutener(赤)


左から
1.D.O.C.Valle d'Aosta  "Blanc de Morgex Rayon Soleil" 2007
2.D.O.C.Valle d'Aosta  "Btanc de Vignes“ 2008
3.D.O.C.Vatte d'Aosta  "Petite Avrvine" 2008
4.D.O.C.Valte d'Aosta  "Torettel'2007
5.D.O.C.Valle d'Aosta  "Pinot Noir"2006
6.D.O.C.Valie d'Aosta  "Fumin" 2005

造り手は1.のLA CROTTA DI VEGNERON以外はLES CRETESです。
まずは白から
1.はレモン等柑橘の香り、味わいは薄く酸味が強い甲州種の白ワインの様。ただ、アフターの苦みが甲州より少し少ない。
2.1.より甘い香りがするものの薄く酸味がある。プリエ ブラン、ミューラー トゥルガウ、ピノ ビアンコ、ピノ グリージョ、シャルドネ
3.は麦藁色でこの3種の中では一番濃い色。酸味も一番大人しい。ペティ・アルヴィン100%

次は赤
4.濃いルビー色、やや弱いながらもハーブの香り。
5.典型的なルビー色。一目でピノ・ノワールとわかる。香りはベリー系よりスミレ等を連想させる。味わいも寒い地方のブルゴーニュ・ルージュと言う感じ。フランス国境に近いこの辺りではフランス語も常用されており、Pinot NeroではなくPinot Noirと標記してあるのが面白い。
6.はここの固有種Fuminのワイン。濃い石榴色。甘草系薬草香

おつまみはミョウガのピクルス、菜の花を茹でたものにオリーブ油をかけて。
この辺りはスイスも近く、チーズも名産でフォンデュ等の料理が好んで食べられる。

ここのワインは生産量からして輸入も少ないためか、なじみも薄く始めて味わうものばかり。寒いためか薄い味わいが多かった。フォンデュ等チーズ料理やチーズと白を合わせるのが面白いかも知れない。

珍しいワインですが、何種類か見つけました。

ペティ アルヴィン 2008 レ・クレーテ 税込3,129 円


ル・ブラン[NV] レ・クレーテ 税込1,869 円


ピノノワール レ・クレーテ 2006 税込4,880円


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