COACH特集

2013年1月24日木曜日

新年会@門前仲町プチマブロ

ワイン仲間4人が集まって、新春持ち寄りワイン会@プチマブロ
今回は90年代のカリフォルニアワインが2本登場。料理も仔牛のレバーや鳩、鶉のジビエ等、堪能しました。


右から左へ
☆De Sousa a Auige TRADITION BRUT NV
 お店からのお奨め。非常にすっきりしたアフターで新年の口開けにぴったり。ド・スーザはコート・デ・ブラン地区の「 アヴィーズ村 」にあり、年末に飲んだジャック・セロスのご近所だとか。

◇Diatom Chardonnay ”花偲” Sta.Rita Hills 2011
 最近よく登場するDiatom。花偲2010はアルコール度12.7%で非常にエレガントだったが、2011は骨太で、アフターのぽっちゃり感もカリフォルニア。酸は豊かなので食事には合わせやすい。

◇Livingston-Moffet Chardonnay Napa Valley 1999
 John Kongsgaardがワインメーカーを務めていた頃のシャルドネ。私が買い占めた最後の1本。
 カリフォルニアのシャルドネの古いものはなかなか味わえないし、ネットオークションなどで手に入れたものは、どんな状態で保存されていたかも判らずシェリーの様になっていたものにもお目にかかりました。これは酒販店の保存状態も良く、セラーの奥に眠らせておいたので万全。
Kongsgaardに通じる 繊細な造りも壊れず、白胡椒やハーブの様な香り、酸も丸くなっているけど健在。自画自賛ながらこれは素晴らしいと思いました。
◆KOSTA BROWNE Pinot Noir Garys' Vineyard 2007
 1997年にソノマの有名なレストランで働いていたダン・コスタとマイケル・ブラウンが、自分たちが一番好きなワイン葡萄の品種であるピノ・ノワールでワインを造ろうと決心して、のこと。8ヶ月間、お金をためて、0.5トンのブドウと古い樽、破砕機を購入して、細々とワインを造り始めたワイナリー。
 濃いピノの印象を持っていたけど、これは酸が豊かで繊細な印象。失礼ながら見直しました。2007年はカリフォルニアの良年、2008年に行ったPinot Daysでリリース直前のものを飲むとタンニンがいっぱいでしたが、5年して熟成してきたようです。また飲みたいなあ。
 
◆MIURA Cuvèe Kemiji 1998
 今回のピカイチ。MIURAは、マスター・ソムリエ エマニュエル・ケミジのプライベートブランド。キュベ・ケミジは現在「アルムス プロプライアタリー・レッド "キュヴェ ケミジ & ポーティ"2004」と言うカベルネ・ソ-ヴィニヨン76%、カベルネ・フラン24%の物が出ていますが、ショップ情報によれば、アルムスはケミジのボルドー系ブランドのようです。04以前はメルロもブレンドしていたようです。キュベ・ケミジ98当時はMIURAで出ていたのかな?と勝手に想像。持ってきた方が、「ピノやシラーが好きだけど、一人でカベルネは飲まない」とのことでセラー内で生き延びたそうです(笑)
 いや~、これがタンニンはこなれて、酸も程よくエレガントの極み。


・子持ちワカサギのフリット。アンチョビマヨネーズ添え
・パテ、ハムとサラダの盛り合わせ
仔牛生レバーとルッコラのサラダ、黒トリュフ掛け
フランス産黒トリュフは気候変動の関係で不作で昔は1,000トンも採れたが、今では25トン位しか採れないとのことで、キロ当たり20万円以上するとのこと。
仔牛のレバーはとても淡白で熟成した白ワインの白胡椒、ハーブのニュアンスととても良くマッチしたのには感心しました。
ムール貝のリゾット
鳩のロースト



調理前はこんな感じ。



ド・スーザ トラディション・ブリュ NV



ダイアトム・花偲

ダイアトム・花偲(Hanashinobu)・シャルドネ 2011
ダイアトム・花偲(Hanashinobu)・シャルドネ 2011
価格:5,187円(税込、送料別)

コングスガードの現行品はこんな価格


コスタ・ブラウン サンタ・ルシア・ハイランドのゲイリーズはなく、ソノマのRRVがこんな価格。


コスタ・ブラウン ソノマ・コースト ピノ・ノワール。2007年は2009年ワイン・スペクティター誌TOP100の第4位。


キュベ・ケミジの現行品。6年経ったらああなるのかな?

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2013年1月15日火曜日

Pascal Lachaux Bourgogne Chardonnay 2006

パスカル・ラショー ブルゴーニュ・シャルドネ 2006

 ヴォーヌ・ロマネ村で5代の歴史をもつ名門の「ドメーヌ・ロベール・アルヌー」の当主パスカル・ラショー氏が2002年に始めたネゴシアン、パスカル・ラショー。 ピノ・ファンと言うピノ・ノワールの亜種を使った赤ワインで有名ですが、これは珍しい白。

外観:淡い黄色。
香り:トロピカルフルーツ
味わい:香通り果実味と豊かな酸、雑味の無いすっきりとした味わい。ただ、二日目には果実味が後退し酸が強く感じられたのは残念。

'07がありました。

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2013年1月10日木曜日

Domaine Chevrot Santenay 1er Cru "Clos Rousseau" 2008

ドメーヌ・シュヴロ サントネー 1er Cru “クロ・ルソー” 2008


 ブルゴーニュ・コート・ドールの南端、シェイイ・レ・マランジュ村にある造り手。奥方が日本人かおりさん。
先日はザビエール・モノ(Xavier Monno)のマランジュ1erを飲んで果実味たっぷりで美味しいと思いました。その北隣サントネーの1erも黒い果実の香りと味わいがたっぷり。 カリフォルニア好きにはこの感じが良いのではないだろうかと思いつつ1本空けてしまいました。

外観:ガーネットと言っても良いような濃いルビー、涙はあまりなし
香り:ブラックベリーやイチゴの果実香、奥底に茸、土。時間が経つと茸と土が少し前面に出てくる感じです。
味わい:マランジュ1erと共通する少し甘みさえ感じられる果実味、適度な酸。すいすい飲めてしまいます。中盤まではカリフォルニア、オレゴンを思わせますが、最後のぽってりした果実の感じがないのがブルゴーニュ。

06はありませんでしたが、07を発見


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2013年1月4日金曜日

年末年始のワインたち2012-2013

本年もよろしくお願いいたします。
昨年末から今年の年始は訳有って、ひっそりとすごしました。 とはいえ飲むものは飲むので、量が少し少ないかなf^_^;

まずは、以前よく飲んでいたチリのコノスル。

◇Cono Sur Chardonnay RESERVA 2011
コノスル・シャルドネ・リゼルバ 2011

お気に入りのチリワイン・ブランド コノスル。久しぶりに飲んだのですが、コスパを考えるとこの味わいはすごいと思う。ただ、以前は樽が効いた新世界シャルドネの感じだったのでっすが、このヴィンテージは良くできたシャブリの様な酸の効いた味わい、果実の厚みはそれほどは感じられず、ブラインドだったら、きっとフランスと言ってしまうかもしれないなあと思った次第です。


クリスマスは人並みにシャンパーニュ
☆Laherto Freres Brut Tradition NV
ラエルト・フレール・ブリュット・トラディション NV
 エペルネの南西シャヴォ村(Chavot)のRM。10の村に畑を持っているとか。
 ピノ・ムニエ60%(シャヴォ、クルクール、
 マンシィ、ブルソー、ボーダンクール、
 レ・ブルイユ産)、シャルドネ30%
 (シャヴォ、エペルネ)、ピノ・ノワール10%
 (シャヴォの古木)のブレンド。

ここのところワイン会などでポル・ロジェ ウィンストン・チャーチル '99とかジャックセロスを味わった後なので、感動はないが、トロピカル系の果実味、酸も尖がることなくありすっきり系の飲み口。

ただ、二日目になるとトロピカルな感じが前面に出てきて、これは美味いと思っているうちになくなってしまいました。
デゴルジュマン(澱抜き)は2011年10月
大晦日は自分にとっても社会にとっても激動の2012年を振り返りつつこのシャンパーニュ。

☆Domaine Henri Billiot Grand Cru Ambonnay Cuvee Tradition NV
ドメーヌ・アンリ・ビリオ  グラン・クリュ・アンボネィ・キュヴェ・トラディション NV

アンボネイ村のRM。「神の雫」ブラインドティスティングで100本の中に残ったシャンパーニュだとか。アンボネイ村は100%グランクリュ、ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%。

トロピカルな果実味と適度な酸。アフターにかけてのビターテイストはベースの75%を占めるピノ・ノワールから来ているのでしょうか?そのビターさ故フレッシュなシャンパーニュを求める向きには向かないかもしれない。
デゴルジュマン(澱抜き)は2012年6月(2行目)
年明けは珍しく日本ワイン。

◇HASUMI FARM CHARDONNAY 2011
すみふぁーむ シャルドネ 2011



長野県東御地区ワイナリー巡りで入手したワイン。
 
酸が豊かだが、強すぎることはなく、すっきりしたアフターのため非常に飲みやすいワイン。今年はとくに正月らしくなく何時ものようなものを食べています。ポン酢たれの豚しゃぶ等にはとてもマッチしました。

樽を使わないシャブリライクな造り。長野の東御地区のテロワールを感じる1本。難を言えば生産量が少ないため手に入りにくいことか。


今回のワインたちは楽天内全てにありました。
 







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5本残ってました。