COACH特集

2011年1月28日金曜日

イタリアワイン講座 第16回 「カンパーニャ」@Manner-BO

ナポリのある州と言えば誰でも判る、カンパーニャ州。

名物は、サンマルッツァーノのポモドーロという細長いトマト。
大ぶりのレモンから作られるリモンチェッロは、レモンの皮と100%近い純度のアルコールと大量の砂糖から造られるリキュール。Fico biancoという無花果。
等々名産の数々。

食べ物以外でも景色の良い場所や遺跡、例えばティレニア海沿の長い海岸、卵城、サンタルチア港、アマルフィー等、一度は行ってみたいものです。

79年のヴェスヴィオ火山噴火の噴火で地中に埋もれたポンペイ遺跡は、実はワインの名産地でもあり、「ローマのボルドー」と呼ばれ、既に当時からワインを輸出していたそうで、海中に沈んだ難破船から大量のアンフォラ発見されたそうですし、ポンペイ遺跡からアンフォラ出土されています。ポンペイには居酒屋があり、ワインの価格が書いてあったと言う文献も読んだことがあります。高いワインとか安いワインとか、既に格付けがなされていたようです。


この州の葡萄としては
白葡萄
◇アスプリニーオ
 酸強いが強くスパークリングワイン向き。グレコと同じ遺伝子と言うことが分かっているそうです。アスプリオ=刺す→酸味から名付けられた。

◇グレコ
 安定していて美味しい 酸がのっている

◇ビアンコレッラ
 ギリシャ由来の葡萄。イスキアDOC。ボンゴレに合う

◇コーダデポルテ
 名前は狐の尻尾。ラクリマクリスティ(「キリストの涙」、そこから生えた葡萄から得も言われぬ美味しいワインができた)の白に使われている。DOCヴェスーヴィオ

◇ファランギーナ
 二つのタイプがあり、
  ・酸がしっかりしているタイプ(ファランギーナ・フレグレア)
  ・ビロードのような柔らかいタイプがある(ファランギーナ・ベネベンターナ)

◇フィアーノ
 アピアナ由来のふくよかな味わい

黒葡萄
◆アリアニコ
 ネッビオーロ、サンジョベーゼと並びイタリアの三大葡萄の一つ。DOCGタウラージは有名。

◆ピエデロッソ
 イスキア島等でも栽培される土着品種。トマト煮込みの魚にも合うような軽い赤ワインが出来る。タウラージにブレンドされる場合がある。カンピ・フレグレイDOC

料理は海の食べ物が多く、烏賊(カラマーリ)や海老等々

1.D.O.C.G.Greco di Tufo 2008
 
外観:金色
香り:白い花
味わい:スッキリ、さらっとしている 後口に苦味
ミネラル 熟れてない果実 やや青臭さ

2.D.O.C. Ischia bianco "Tenuta Fressitelli" 2008 CASA D'AMBRA
 D.O.C. イスキア・ビアンコ テヌータ・フラッシテッリ ビアンコレッラ 2008カーサ ダンブラ
 イスキア島のブドウ畑の中で最も有名なのがカーサ・ダンブラの「フラッシテッリ」だそうです。ビアンコ・レッラのイスキア・ワイン。

外観:緑ががった黄色 レモン
香り:柑橘
味わい:青みがかった果物

3.D.O.C. Sant'Agata del Goti Flanghina 2008 Mustilli
 D.O.C. サンタガタ・デイ・ゴーティ ファランギーナ 2008 ムスティッリ
 ファランギーナ・ベネベンターナのまろやかなワイン

外観:黄金色
香り:トロピカルフルーツ 黄色い花 ハーブ
味わい:まろやか、ミルキーな味わい

4.D.O.C. Sannio Piedirosso 2008
D.O.C. サンニオ ピエディロッソ 2008 ムスティッリ
ピエデロッソ100%の軽い赤ワイン。
 
外観:ルビー
香り:ベリー、揮発性の薄荷香 鉄分 ⇨ 血 鉛筆の芯
味わい:酸、タンニン、苦味

5.D.O.C.G. Taurasi 2005 SANGREGORIO
 D.O.C.G.タウラージ 2005 サングレゴリオ
アリアニコのタウラージ。荒々しいタンニンが特徴とか

外観:ガーネット、まだ縁は紫色。やや若い外観
香り:黒い果実、クリーム、バニラ。新樽由来の香り
味わい:一番タンニンが強い。果実味にあふれ、カリフォルニアワイン好きが好みそうなタイプ。


6.D.O.C.G. Taurasi Riserva "Radici" 1999 MASTRO BERARDINO
 D.O.C.G.タウラージ・リゼルヴァ "ラディーチ" 1999 マストロベラルディーノ
葡萄収穫後11年以上経ったグレートヴィンテージ99の古酒

外観:オレンジがかったガーネット
香り:ドライフラワー、プラム、干無花果、スパイス、ハーブ、獣臭さ、濡れた皮
味わい:丸くなってきてはいるが酸が強く、タンニンはシルクの様に滑らか

酸が健在なのでまだまだ熟成しそうです。

自家製ピクルス

先生特製のパッパルデッレ・チンギアーレ。イノシシの煮込み、自家製パスタとともに。
神戸(三田?)からわざわざ取り寄せたイノシシ肉を煮込んでこれまた手製の太いパスタと。
6番目の古酒にぴったり!!




3本セットしか見つかりませんでしたm(__)m




番外で名産のリモンチェッロを。先生曰く、「こういうお酒は一杯だけ飲むのが作法」だそうです。焼酎じゃないんですよねm(__)m
でもこれ安いから沢山飲めます:-p


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2011年1月25日火曜日

Cotes du Rhone PRESTIGE 2009 Rhodanienne

コート・デュ・ローヌ プレスティージュ 2009 ローダニエンヌ

セットに入っていた、南仏ローヌのワイン。
 コンクール・デ・ヴァン・ガルトワ2010 金賞だそうですが、どういう賞だか良く判りません。ガルトワのワインのコンクール?スペルが判れば辞書で引けるのですがorz

外観:ガーネット。黒いですw
香り:こういった色のワインの定番プルーン等干した黒い果実の香り、黒胡椒の様なスパイス香
味わい:酸味と果実味は感じられますが、低価格ワイン固有の埃っぽさみたいな味わいがします。これはスペインの500円クラスとかフランス、カリフォルニア等の安いワインに共通する感じ。葡萄を極限まで搾るからなのか、よくわかりませんが、安ワインに多い。以前某国のワインで1万円クラスでそう言うワインに出くわしたことがあります。こういった味わいを打ち消す食材とでもマリアージュすれば良いのかも知れません。

[品種]グルナッシュ80%/シラー20%

けなしておいてなんですが、827円なのでデイリーワインには良いと思います。なんと新世界ワインのワッシーさんが最安でした。


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2011年1月24日月曜日

REMOISSENET BOURGOGNE BLANC RENOMMEE [1998]

ルモワスネ・ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ[1998]


寒いある夜、おでんを作ってもらったので、何を飲もうか考えて、この白を開けて見ました。
CP抜群の熟成白ならこれです。
ふらっと入った、エチカ池袋の紀伊国屋スーパーで2,780円で買い求めた物。昨年3月に’97を飲んでいます。

外観:黄金色。
香り:やや柑橘、白い花。ナッツの香り
味わい:ブルゴーニュブランにしては控えめながら、優しい酸味を感じます。さらっとした感じで、食べ物の後味をぬぐい去ってくれる雑味の無い味わい。
97はもっと濃い色をしておりナッツの焦げた味わいもあるとそのときのメモのにはありますが、こちらは柑橘のニュアンスの方が強く、昆布出汁のおでんを上手く引き立て、後味をぬぐってくれるので食が進みました。家内と二人で1本飲んでしまいました(笑)

WS誌のヴィンテージチャートによれば、ブルゴーニュの白は’97も’98も同じ88点で飲み頃となっています。97はばらつきがあるが、98フルーティーで早飲みだとも。色も97は濃く、98はそれに比べると薄いですね。ほぼ同じだけ熟成させているのにこの違い、ブル古酒は面白いです。

楽天最安は2,520円ですねえ!!在庫は6本


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2011年1月20日木曜日

Chianti Rufina Villa di Vetrice Riserva 1990

キアンティ ルフィナ ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ リゼルヴァ[1990]

 家族でいつものジュリアーノへ。

ブログには書いていないのですが、市内近郊のレストランにランチやディナーで行ったのですが、パスタの茹で具合まるでうどんかラーメンの様で、駄目だったり、味付けが薄すぎて(健康には良い?)ワインが進まなかったりで、ジュリアーノに戻って来てしまいました。

イタリアン・レストランなのだから、キャンティでもと思い、特に少ないイタリアワインのストックの中からこれを。

1990は娘のバースデー・ヴィンテージです。

外観:縁は煉瓦色で熟成しているワインを思わせます
香り:酸味を思わせる苺系の果実香、ハッカやミント系の清涼感、熟成後の獣香(濡れた皮?)
味わい:キャンティらしく酸味は強め、タンニンも感じられます。果実味は少し衰えている感じでした。

混醸率はヴィンテージで異なるようですが、サンジョヴェーゼ90%、カナイオーロ7%、コロリーノ3%の様です。(ショップ資料より)


前菜は、「マグロのタルタル・クロスティーヌ」
寒いのでパスタではなく、熱々の「ミネストローネ・スープ」
牛頬肉の煮込み。やや甘みと旨みがワインとベストマッチ。
デザートは「かぼちゃのプリン」

市内になじみのレストランのシェフに「友人がやっている店です」と紹介された店があるので、そこへは行ってみようと思います。


 

この値段でこの古酒が買えると言うのもイタリアならではでしょうか?


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2011年1月18日火曜日

オレゴンワイン会

オレゴンからの出張者にワインを買ってきてもらっての持ち寄りワイン会。
オレゴン州ポートランドは最初、マイレージが稼げるノースウェスト航空の直行便で行けるスキー場のある都市と言う条件でマウントフッドにスキーに行きました。10年ほど前のその頃は、米国ワインはカリフォルニア、後はシアトルのあるワシントン州に少し程度という認識でした。到着後、地元産のワインを白のピノ・グリ中心に飲んで見ると美味しいではないですか?途中は飛びますが(笑)、その後、ピノ・ノワールにのめり込んだのはこのブログでおわかりと思います。今まで5回ほどオレゴンを訪れ、友人も出来てきました。今回は最近よく出張で訪れる現地在住の日本人J氏が来るというので、ワインリストを送って白2本赤4本を運んで貰いました。ただ、彼は忙しくてワイナリーには行けず、ポートランド空港のキオスクで購入してきたとのこと。ポートランド空港は全米の中でもショッピング環境が充実している空港で、実は私も最後の数本を購入するためよく利用しています。

そんなMade in Oregon(市内にも何軒か有るショップ)でのお薦めワイン。

◇APOLLONI PINOT BLANC 2008 Willamette Valley
◇アポロニ ピノ・ブラン 2008 ウィラメット・ヴァレー

日本にはまだ未輸入のワイナリーの様です。2008年のオレゴンはとても気候に恵まれ最良の年だった様です。とてもフルーティーな味わいで、15ドル程度と低価格ですが、皆さんの評判は良かったワインです。ヒルズボロと言う町の近くフォレスト・グローブにあるファミリーワイナリーです。

◇The Four Graces 2009 Willamette Valley Pinot Gris
◇フォア・グレイセズ 2009 ウィラメットヴァレー ピノ・グリ
ダンディーヒルズにある、このワイナリーのワインも日本未輸入のようです。フォア・グレイセズとは、2003年にこのワイナリーを作った、スティーブとポーラ・ブラック夫妻の4人の娘さんにちなんで付けられた名前のようです。
ピノ・グリらしい少しエグミがあります。もっとフルーティなピノ・グリもありますが、これはドライで日本酒の様な辛口ワインです。和食に合いそうですね。

◆BOEDECKER 2006 Athena Pinot Noir
◆ボーデッカー 2006 アテナ ピノ・ノワール
このボーデッカー・セラーズも未輸入。
南カリフォルニアのピノ・ノワールの様に果実味にあふれたワイン。
チェリーやブラックベリーの香りがして滑らかな舌触りのピノです。
40%新樽で9ヶ月シュール・リー、18ヶ月樽熟成

ワイナリーはポートランドにあるようです。ティスティングは電話またはe-mailで連絡をとのこと。
◆Domaine Serene "EVENSTAD RESERVE" PINOT NOIR 2006
◆ドメーヌ・セリーヌ ピノ・ノワール・エヴェンスタッド・リザーヴ 2006
一昨年に訪れたドメーヌ・セリーヌのフラッグシップワイン。
果実味たっぷりのワイン。雑味の無さは流石。
クローンはPommard (27%)、Wadenswil (18%)、Dijon (55%)
収穫量は1エーカーあたり1.85トン/エーカー(約32hl/ha)
畑はワイナリーのあるダンディー・ヒル(59%)とエオラ・ヒル(41%)だそうです。
熟成はフレンチオーク(フランス製小樽)で15ヶ月、48%が新樽。
無清澄、無濾過で瓶詰めされました。
◆Ken Wright Pinot Noir 2008 Carter Vineyard
◆ケンライト ピノ・ノワール 2008 カーター・ヴィンヤード
カールトンにあるケン・ライト・セラーズは知る人ぞ知るオレゴンのカルトワイン。ケン・ライトはUCデービスで醸造学を学びカリフォルニアのタルボットなどで修行。1994年にケン・ライト・セラーズ設立しました。
カリフォルニアのスタイルに近い果実味たっぷりな味わい。パーカーさんが良い点を付けそうなワインです。日本にはオルカさんが輸入していると聞いたのですが、販売しているショップは見つけられませんでした。

◆Bergstrom Pint Noir 2008 Bergstrom Vineyard
◆ベルグストロム ピノ・ノワール 2008 ベルグストロム ヴィンヤード
1997年に設立されたワイナリーのトップキュベ。全生産量は6000ケースで非常に希少なワイン。
ビオデナミで造られていますが、例のビオ香は全くせず、ブルゴーニュスタイルを追求した味わいです。口の中に旨みが広がり、雑味を残さず溶けていく味わいが素晴らしい。

◇Merry Edwards Sauvignon Blanc RRV 2008
◇メリーエドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン ロシアン リヴァー ヴァレー 2008
十分足りるはずが、最後にこれまで(笑)
ロワール等のソーヴィニヨン・ブランとは異なるトロピカルな味わいのワインです。

料理はもう少しあったのですが、写真はこれだけm(__)m
自家製キッシュ

スモークタン、煮豚の盛り合わせ
煮豚は私が作りました(笑)

楽天で見つけられたのはこんなところ。オレゴンワインをもっと輸入して欲しい(苦笑)


2011年1月14日金曜日

シャンペン・ランチ@新宿「手打ちそば大庵」

昨年9月に、ランスとボーヌを案内してくれたボーヌ在住のKさんが、一時帰国されたのでその時のメンバーが全員集まって、ランチを。場所は新宿の「手打ちそば大庵」。ここはワインの飲めるお蕎麦屋さんとして知る人ぞ知るお店。オーナーが大のワイン好きで、ワインリストもカリフォルニアからフランスまでこれはと言うワインがリーズナブルな価格でそろっています。

2010年カリフォルニア・ワイン・インスティチュートのカリフォルニア・バイザグラス・プロモーションで優秀店に選ばれています。

この日は、Kさん以外にもフランスでシェフをしていたUさんやNY在住の方等、いらっしゃったのでここを選んだのですが、既にKさんはオーナーと旧知の仲だったようでワインの世界は狭いと驚かされました。

ワインは、以下の3本。

☆Nicolas Feuilatte Brut Reserve Particuliere N/V
ニコラ・フィアット ブリュット レゼルブ・パルティキュリエールN/V
ニコラ・フィアットは、創始者が現存する唯一のシャンパン・メーカーだそうで、1960年代に故郷で畑を譲り受けたことからフランスに帰国し、1976年、独自のシャンパンブランドを作ったとのこと。

淡いゴールド、まろやかな旨み。セパージュはシャルドネ20%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%
です。

◆Au Bon Climat PN Isabelle California 2007
オー・ボン・クリマ "イザベル"ピノ・ノワール 2007
アンリ・ジャイエに師事した、カリフォルニアの怪人ジム・クレンネデネンのワイン。
そう言ったものの少し甘さを感じるのはやはり南のワインと思ったりしましたが、味わい的には満足。フランス帰りの方々にも好評。

☆Ruinart Blanc de Blancs N/V

ルイナール ブラン・ド・ブラン N/V

シェフ直々のサーブで、1729年に創業した世界で最古のシャンパーニュ・メゾン、ルイナールの日ブラン・ド・ブランを。きめの細かい泡立ち。泡を抜いてステイルワインとして飲んでも十分美味しいのは流石です。

料理は3,800円のランチ「大庵」コース。

・大庵のうまいもん盛り合わせ
・本日のおすすめ鮮魚2点盛り
・鴨のコンフィ
・旬の煮物
・天ぷら盛り合わせ
・石臼粗挽き手打ち蕎麦(せいろ)
・自家製 季節のアイスとそばの実スティック
夜のコースでも良い位のボリューム。もちろん素晴らしい味わいで、海外在住者の方々にも満足していただけました。

会話も弾み、ランチタイムの閉店を過ぎてしまうほど盛り上がりました。

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2011年1月13日木曜日

カリフォルニア・ピノ・ノワール会新年会@のみ山

mixiのコミュニティ「カリフォルニア・ピノ・ノワール会」の恒例新年会。
今年も10年前に収穫されたワインを集めて飲みましょうと言う趣向です。

今回は関西から2名参入。マンションを1室丸ごとセラーにされた方が!!写真を見たらまるで海外のワインショップみたいですよ。

今回は以下の2001ヴィンテージが揃いました。ヴィンテージチャートをみると、昨年の2000ヴィンテージよりは2001の方が少し評価が高い年の様です。


流石に

◇2006 Henri Giraud Coteaux Champnois Blanc Grand Cru AY(ブラインド)
これも恒例ののみ山マスター出題のブラインド。
ヒントは最初の一杯にふさわしいワインとか。


最初に口に含んだ時、直感的に「酸味があるが藁香や青い香り、火打石の感じもしない。シャルドネ、それもシャブリの良い畑」と思ったのだが、皆SBだの言いだし口に出せず(言い訳)。後で「シャブリだと思った」と言っても笑われただけ。結果はもう少し北、シャンパーニュのグラン・クリュだったとはorz
アンリ・ジローはシャンパーニュで有名ですが、コトー・シャンプノワは95%赤、白は希少でましてやアンリ・ジロー!!2,160本生産。コルクはアグラフーズという巨大なホッチキスで留められています。チリの世界ソムリエコンクールでソムリエさん達を困らせたあれですね。

◇2001 Kistler CH Camp Meeting Ridge Sonoma Coast
◆2001 DuMOL PN Finn Russian River Valley
◆2006 Paul Hobbs PN Lindsay Estate Vineyard Russian River Valley
◆2008 Peter Michael PN Moulin Rouge Santa Lucia Highlands
◆1999 Kistler PN Sonoma Coast
◆2001 Harrison Merlot Napa Valley
◆2001 Beringer CS Knights Valley
私の持込。昨年、エド・スブラジアが来日した時恵比寿でセミナーがあり、その時購入したサインボトル。
カベルネもこの位熟成させると美味しいですね。

◆2001 Kelham Vineyards CS Oakville Napa Valley
◆2006 Dancing Hares Red Napa Valley
兎年にちなんで「踊る兎」です。
◆2001 Dehlinger Syrah Russian River Valley
〆はデリンジャーのシラー。9人で11本は流石に効きますね~ このころになると酔っぱらっていました。エレガントなシラーだと思ったのですが、いかが?

いつもながらの、のみ山特製ワインに合うおつまみが盛り合わせで。


エビは醤油煮(?)

レバーペースト。

特製コロッケ
鴨とルッコラのサラダ



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