COACH特集

2012年11月28日水曜日

Nさん近況報告会

本社に栄転して西に行ってしまったワイン仲間のNさんが出張で帰京。彼を迎えてワイン会。

左から
◇2009 Okunota Koshu Hanamizuki Blanc Yamanashi
 Nさんが山梨出張の際購入したもの。最近の日本ワインに見られるミネラルと酸をいかした味わい。 

◇2009 Flowers CH Camp Meeting Ridge Sonoma Coast
 以前はKistlerに葡萄を売っていたCMR。Flowersが最初に購入した区画。
◇2009 Flowers CH Moon Select Sonoma Coast

 Flowers Chardonnayの最上キュベ。

 私としてはCMRの方が酸が綺麗で好みでした。
 
◆1995 Flowers PN Camp Meeting Ridge Sonoma Coast
 珍しい熟成ピノCMR。この位酸があると熟成しますね。


◆2004 Melville PN Estate Santa Rita Hills
◆2004 Hitching Post PN Cork Dancer 4.1 Santa Barbara



 濃いですね。サンタバーバラ
 
◆2002 Belle Gros PN Clark&Telephone Vineyard Santa Maria Valley


 これは綺麗系。誰かが「セクシー」と言っていたような

◆2003 Kosta Browne PN 4-Barrel Sonoma Coast

 今飲むと濃い~ですね~

◇2003 Brewer-Clifton CH Ashley's Santa Rita Hills
 BCの白の熟成ものは結構おいしい

 ビストロカプリシュー前菜盛り合わせ
 ビストロカプリシューのパテ
 サラダ
アボカドサラダ
 オイスターチャウダー 私作 f^_^;
 オーナー作ラムチョップ with ローズマリー

奥野田楽天に在りました。

他のカリフォルニアワインはヴィンテージにこだわらず同じものを探してみました。シャルドネCMR


ムーンセレクト08


CMRピノ09


これはリーズナブルですね。


BCアシュレイは無く、シングルヴィンヤードだとこれかな


ヒッチングポスト・コークダンサー現行ヴィンテージ


コスタ・ブラウンもこのバックヴィンテージは面白いかも。

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2012年11月22日木曜日

Domaine Serene Wine Maker's Dinner

オレゴン州ダンディーにあるDomaine Sereneはオレゴン州の数多いワイナリーの中でもトップクラスの評価を受けています。 ドメーヌ。セレーヌが開いた、全米から37人のソムリエ等ワイン関係者を集めたティスティング会で1998年、1999年、2000年の比較ティスティングでドメーヌ・ロマネ・コンティのワインより上位の1、2位を独占したと言う広告を2004年にWine Spectator誌に出したそうです。


ウェルカムドリンクはワシントン州ドメーヌ・サン・ミッシェル ブラン・ドゥ・ブラン。

◇Evenstad Reserve Chardonnay Willamette Valley 2010(写真なし)
 ダンディーヒルズの上にあるワイナリーの周りにあるシャルドネ単一畑は 『コート・スッド』 『クロ・デュ・ソレイユ』 『エトワール』ですが、そのブレンド。オレゴンの多くのシャルドネはカリフォルニア・リバモア・ヴァレーにあるウェンテのクローンを使っているのですが、これはもともとフランスから来たスパークリングワインのメーカーの畑であったこの場所に植えられていたものだとか。ダメもとでそのディジョンクローンのシャルドネでワインを造ったら美味しいので今もその畑を維持しているとか。
 ここのシャルドネは樽が効いていて、白桃や発酵バターの様なクリーミーな香りと味わいがあるのですが、それが過剰でなく食事に寄り添う柔らかさ。

写真左から
◆Yamhill Cuvée Pinot Noir Willamette Valley 2009
 ヤムヒル・ カールトン・ディストリクトAVAの葡萄から7造られたキュヴェ。カリフォルニア・ピノ・ノワール的な果実味とボディー。ややビターな後口。
◆Evenstad Reserve Pinot Noir Willamette Valley 2008
 近年のオレゴンでは最良の出来と言われる2008年のワイン。いろいろなオレゴンワインを飲んでいますが、この年のワインは外れが少ない。このワインも果実味と酸のバランスが素晴らしく、アフターのすっきりした飲み口が素晴らしい。
◆ROCK BLOCK SYRAH WALLA WALLA VALLEY NV.
 オレゴン州とワシントン州に跨る産地(AVA)ワラワラのシラー。海から400マイル以上内陸なので、暑く雨量は少ないと思われます。
 ダークチョコレート、ブラックチェリーに加え甘草等のハーブ。スイパシーなので牛肉やラムのステーキに良く合います。

◆Evenstad Reserve Pinot Noir Willamette Valley 2002
 本日のサプライズワイン。会場となった銀座コリドー街のHIDORIは今年で開店10周年だとかで、その年のワインを秘蔵していたとのこと。08に比べて更に角が取れ素晴らしく美味しい飲み物になっていました。ただ、熟成はまだまだ続くようで縁がわずかにレンガがかってきましたが、酸の具合から行ってまだ熟成しそうです。マグナム故熟成が遅いのかもしれません。
  
今回はDomaine Serene WineryからNational Sales Manager/Export ManagerのMichelle Farkasさんがお見えになりワインの解説をしてくださいました。(左は通訳されたインポーターの営業部長さん)
HIDORIの料理は和食です。
先付 旬菜 色々
小鉢 里芋 胡麻豆腐
椀物 冬瓜のブランマンジ
揚物 
主皿 黒毛和牛ロース 炙り焼き
食事 和牛 山椒煮御飯 赤だし 香の物
デザート シャルドネは量も少なく輸出しているのは日本だけだとか。参考までに
ピノ・ノワール ヤムヒル・キュベの08
08エヴァンスタッド在庫有り
シラー
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2012年11月16日金曜日

八海山 秋の味覚と米と麹と発酵の会

日本酒は飲み過ぎると水の様に感じられて、さらに飲んでしまって何時も失敗してしまいます。電車を乗り越すのも思い返せば冷酒を飲み過ぎたときばかりorz
とはいえ、今回は美味しいと思う日本酒の一つ、「八海山」の会と聞き、喜び勇んで参加いたしました。
左から
・しぼりたて原酒 越後で候 生酒
 冬季限定で10月末から3月末まで発売。原酒とは、水を加えてアルコール度の調整をしていない酒のこと。そのためアルコール度は19%もありますが、うまみがたっぷりありそれほど強い酒とは感じられません。じつはこの酒1年前の同じものがあり、1年熟成させたものも味わえました。そちらはより旨み味が増して新酒の角が取れて丸くなった味わい。うまい。精米度60%

・純米吟醸八海山
 50%精米。旨みがありながら、すっきりした雑味の無い味わいはみごと。

・吟醸八海山
 こちらも精米度50%。純米吟より辛口。酵母が異なるそうです。

・本醸造八海山
 精米度55%。冷でも燗でも美味しい八海山を代表する酒。ぬる燗で味わいました。

・清酒八海山
 精米度60%。端麗辛口の味わい。

・八海山泉ビール・ヴァイツェン
 ヴァイツェンとは「南ドイツ地方で造られている白ビールであり、大麦麦芽と小麦麦芽で造られる。フルーティーな香りを持ち、ホップの苦味は少ないことが特徴である。」(フリー百科辞典Wikipedia)
 苦味が苦手な人にも飲みやすいビールです。

料理は表参道と池尻にお店があると言うゴールデンブラウンのシェフ。とはいうもの全ては和の料理。しかし、シャンツァイ等のハーブが隠し味に使われているのがユニーク。

料理名はプレートを参照してください。






これがシャンツァイ入り。




日本酒は全て720ml瓶で検索しました。







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ビールは500mlです。

八海山泉ビール ヴァイツェン(500ml)
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流石に「ワイン」のランキングバナーは使えませんね(笑)

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2012年11月11日日曜日

Next Stage Wine Party@cafe ELRIC

人生の転機(?)を迎えた方のネクストステージへの旅立ちを祝うワイン会。
☆N/V Dominio de la Vega Cava
 2001年に誕生したバレンシアの新進気鋭のボテガド「ミニオ・デ・ラ・ベガ」。瓶内熟成36か月の別キュベ「アルテマヨール」はパーカーポイント93でカバ最高の得点をたたき出しているそうです。こちらは瓶内熟成20か月マカベオ70%、シャルドネ30%です。NVとなっていますが、葡萄は2006年単一ヴィンテージのようです。カバはビターさをアフターに感じるものが多く見られますが、これは雑味の無い味わいに感心。 

◇2004 Didier Dagueneau Pouilly-Fume Blanc Fume de Pouilly Loire
  ロワール地方プイィ=シュル=ロワール村のソーヴィニヨン・ブランのクローンと言われるフュメ・ブランから造られる「プイィ・フュメ」。ここからまっすぐ東に200Km少し行くと、ブルゴーニュのディジョンです。この村は行政区分としてはブルゴーニュで、ワイン産地AOCとしてはロワールになります。所謂フュメ香(燻し香)はわずかにしますが、薄い昆布を舌に張り付けたようなミネラルがあり、薄く酸が強いだけのワインではありません。調べてみれば「プイィ・フュメ」の最高峰の造り手とか。ただ、残念なことに、ディディエ・ダグノー氏は、不慮の事故で2008年に亡くなられ2007年が彼の手掛けた最後のヴィンテージになったそうです。かのアンリ・ジャイエさんじゃありませんが、ワインの値上がりは必至ですね。

◇2006 Chapoutier Condrieu Invitare Cotes de Rhone
 こちらはローヌ地方のAOCコンドリュー。ヴィオニエらしいふくよかな味わい。長い余韻。M.シャプティ社は1808年設立の老舗。

◇1997 Kongsgaard CH Napa Valley
 ナパのジョン・コングスガードのシャルドネ。カリフォルニアワインをここまで熟成させて味わうことはまれなのですが、ナッティーな味わいが素晴らしい。カリフォルニアも酸を効かせたタイプと樽を効かせたタイプと勝手に分けているのですが、コングスガードは前者のタイプ。後者の代表はキスラーかな?収穫後15年、出荷後13~14年は経っているのに酸はまだ健在。

◇1995 Batard-Montrachet Chateau de la Maltroye
  シャサーニユ=モンラシュ村にある大手ドメーヌ、シャトー・ド・ラ・マルトロワの特級畑バタール・モンラッシェ。超熟タイプ故、まだ酸が健在なのは流石。

◆2010 Calera PN Cuvee V Central Coast
 カリフォルニア・セントラルコーストのカレラ。マウント・ハーランと言う少し内陸にポツンとあります。ピノ・ノワール・キュヴェVにはジェンセンが4%、セレックが3%、ミルズが8%、リードが4%、ライアンが4%、ヴィリエが3%ブレンドされているとか。
 果実味がたっぷりながら酸とのバランスが良くスムースに飲めるワイン。

◆2008 Talbott PN Sleepy Hollow Vineyard SLH
 カーメル・ヴァレーにあるタルポット。これはさらに南東にあるサンタルシアハイランドの自社畑「スリーピー・ホロー」の葡萄を使ったもの。タルボットはあまり飲んだことがありませんでしたが、ブルゴーニュの様な酸のあるピノ・ノワール。7

◆2008 Kistler PN Cuvee Catherine Occidental Station Vineyard
 私が持ち込んだキスラー。 キュベ・エリザベスと並ぶ最高峰キュベ。良年の選び抜いた葡萄からしか造られません。08はまだ早いと思いましたが、綺麗な酸と果実味で実に美味い。皆さんと分け合うのにふさわしいキュベ。

◆2004 Kongsgaard Syrah Napa Valley
 最後の締めはコングスガードのシラー。羊に合わせてスパイシーなワイン。しかし、南のローヌレンジャーよりはずっとエレガント。

会場は幡ヶ谷のcafe ELRIC
料理は下記のとおり。まいう~
 アミューズ。右上はなんと食用のほおずき。
 
豚耳を煮込んでゼラチン質を抽出した前菜
 ほうぼう(?)のアクアパッツァ
骨付きラムの煮込み

ワインはヴィンテージ違い、品切れもありますが、下記で入手可能。









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