COACH特集

2014年11月29日土曜日

オレゴンから東京に続く長い旅(その3)

本日は小雨の中、ワイナリーを3軒回りました。2012年のオレゴンは気候が良く2008年に勝るとも劣らない出来とのこと。 ただ、良い年だけに、過剰な果実味やタンニンが感じられるワイナリーもありました。それと、出来の悪い年と言われていますが、その為か酸が豊かで切れ味が良いワインも多いのも事実。

まずはポートランドダウンタウンで、

ブラディー・メリーと
エッグ・ベネディクトのブランチから。
どう発展して来たのかかわかりませんが、ポートランドは従来のダウンタウンの外側に発展して来たらしく、ダウンタンより川の向こう側とか、ここのようにより東(?)側の旧倉庫街にお洒落な店が増えているように思えます。地価とかそういう関係?

まず行ったのは、ChehalemのCOLENE CLEMENS ここはとてもエレガントなピノを造っていてびっくり。


次はTrisaetum
ここのPinot Noirも美味しくて、Coast Range Pinot Noir 2011を購入。
それより驚いたのは2010年に訪問したLOUIS JADOTでお会いしたジャック・ラルディエールさんの写真がデジタル・サイネージに使われていたこと。2011年にJADOTを退職して、オレゴンのワイナリーを手掛けるとは聞いていたのですが、こんなところで拝見するとは!! 後で聞いたら、WineSpectatorに掲載された写真だとか。

土壌のサンプルが展示されていました。
東オレゴンから流れてきた溶岩として生じた玄武岩土壌Jory。
太平洋の海底に蓄積された海産堆積物土壌Willakenzie。

続いて、YamhilのSaffron Fieldsに行きました。HPで見てみるとTexasのHoustonで化学者をしていたワイン好きたち作ったワインナリーの様です。
Houston, Texas
Houston, Texas
Houston, Texas
これらのPinot NoirはDomaine SereneでワインメーカーをしていたTony Ryndersの手になるもの。
PinotはSereneに似ていて少し太い感じ。シャルドネが良い味わいだったので購入。
Tony Rynders
ティスティング・カウンター。
もう一人のワインメーカーCHRIS BERGの造るワイン。
私はこれを見て、「日本の侍が戦に向かう時、エイ・エイ・オーって叫ぶんだけど、それから名付けたの?」と聞いたら、「そうじゃなくてイーアイ・イーアイ・オーって発音するんだよ。
♪ Old MacDonald had a farm E-I-E-I-O And on his farm he had some ducks E-I-E-I-O ♪
って歌知らない?」
CHRISの縁者(関係は失念しました)にMacDonaldさんって居てそこから名付けたとか。
とんだ恥かきでしたが、日本で売るなら「エイエイオー」で良いんじゃないとは、日本にいるワイン仲間達の言葉。
今日の最後は、Lenné Estate Wineryに行きました。
ティスティング担当のお姉さんはとてもフレンドリーでしたが、ホームページでも書いてあるような、ビッグなスタイルのワイン。カリピノっぽいと言う感じでした。

夕食はDudee Hillのピザ屋さん(?)でステーキサンドと
ピザ。
ピザには、地ビール。
インディア・ペール・エール。
ホテルに戻って、葉っぱを食べていないなあとホテルのバーでサラダを。
白ワイン。ソコル・ブロッサーのピノグリ。
白ワインには魚かな、とフィッシュ・アンド・チップス(笑)
ホテルのカクテルの水準はマティニーで判ると何かに書いてあったのを何時までも信じてて、マティニーを f^_^;



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2014年11月26日水曜日

オレゴンから東京に続く長い旅(その2)

今回はオレゴン州ニューバーグの丘の上でワインを造っているMicheal Noelさんにお世話になりました。彼はブルゴーニュ、とりわけシャンボール・ミュジニーのワインが好きと言うPinot Noirフリーク。
彼のお眼鏡に適ったワイナリーに連れて行ってもらいました。

Noel Family Vineyardのワインたち。2010がFirst Vinetage。12年は好天に恵まれスペシャル・キュヴェNightもリリースしてます。
彼の家にちょっと立ち寄ったら、ワンちゃんもお出迎え。大きいけど人懐っこい優しい子です。
最初に行ったのは、Evening Land Vineyards 。ブルゴーニュのムルソーで有名なコントラフォンがオレゴンで手掛けるワイン。EVENING LANDの下のイオラ・アミティ・ヒルズ、ソノマ・コースト、ブルゴーニュの文字が目を引きます。
銀色エチケットがオレゴン。
金色がソノマコースト。写真を撮り忘れましたが、ブルーがオレゴンやブルゴーニュのスタンダード・キュヴェです。
 流石に美味しいシャルドネ。
オレゴン産ガメイ !!
オレゴン・ピノは95POINT。
唐突に場所は変わって、Sokol Brosserに移動。 Dundee Hills Pinot Noir、右から2008、2010、2011、2012の垂直。何故か09は無かったけど、実はサービスの人が08が特別に出してくれたもの。書いて良いかどうかわからないけれど、ワイン業界関係者と行くとIndustrial Discountと言って2割~3割割り引いてくれるのです。もちろんKen Wrightの様に「割り引きはしません」と宣言しているところもあります。 
2011年に行った時のティスティングルームではなく新しくなったティスティングルーム。
 続いてStoller Family Estateへ。
ティスティング・ルームの入り口。
以前、七面鳥の牧場だったと言う丘を葡萄畑にしたそうです。
Dundee Hills では、最大の190エーカー(768 902.72 m2)の畑が標高220~640feet(約67~195m)に広がっています。
右手に、ディジョン・クローンのシャルドネが植えてあります。
逆方向の見晴。

真中のリースリングがとてもスッキリした辛口で美味しかったです。カリッと揚げたテンプラに塩を付けてこれをやったら美味しいだろうと思いました。
ワイナリーの後はもう一人の友人が合流して、地元ポートランドのアイスホッケーチームの試合観戦。
NHLではなくその下部組織であるCHL(Canadian Hockey League)の試合で、10代の若者たちが白熱した試合を展開してました。時には本気の乱闘も !!
部屋に戻って地ビールのIPA。

2日目終了。

やっぱり1日ずつ書くしかないですかねorz


最初のリリースは感心しませんでしたが、最近の物はとても良くなってきています。
シャルドネはコントラフォンらしい美味しさ。


ソーコル・ブロッサーのエステート・キュヴェ。
写真は10ですけど、11です。2011のオレゴン・ピノはブルゴーニュ好きにお奨め。


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2014年11月25日火曜日

オレゴンから東京に続く長い旅(その1)

最近、更新が滞っておりましたが、さらに長く1か月以上のご無沙汰です。 10月末からオレゴンに行ってきました。まあ、行ったのは6泊8日でしたが、 その後、オレゴンからワインメーカーがやってきて、あれやらこれやら 忙しい11月でした。

帰国の日、虹が見送りしてくれました。

話は遡って、出発の日は京成スカイライナーで成田まで。
まずはデルタのラウンジで一休み。と言っても今回はエコノミーコンフォート。

つくねとかつまみつつ、まずはビヤー。
 豚汁だって(?)
巻寿司
ノースウェスト時代から機内でもサーブしていた、福島の栄川。スペシャルエディションみたいです。
 
おつまみ類中心にこんな感じです。
と言うわけで離陸。
離着陸時のデジカメ撮影は2014年9月1日より規制が緩和されました。って、実は今までもこっそり撮ってましたけど(ごめんなさい)
機内食は、微妙。ノースウェスト時代のほうが良かったですね~
と言うわけで、ポートランド国際空港(PDX)に到着。
出発ロビーには下の道でアクセス。シャトルやタクシー・乗用車はそこに着けて受付カウンターへ。
到着は通関後バスに乗って到着ロビーに着きます。
と言うわけで、PORTLAND市内へ。
写真も撮らなかったけど、朝食はデニッシュとフルーツ、ヨーグルトだけ。
ホテルに着いて、一眠りして遅めのブランチと言うか、早めのディナー。
ホテルから近い、Jake's GRILLへ。
アメリカの食堂ってクラシックな感じが良いですね。
オレゴンはクラフトビアーも有名。
Deschutes Mirror Pond Pale Ale。

ここへ来たら、生牡蠣でしょ。
Goose Point Oysters。

オレゴンワインの草分けの一つ、PONZのPinot Gris
豊かな酸と硬質のミネラル感がとても生牡蠣にとても合います。

Dungeness CrabとAhi Tunaのクラブケーキ
カリフォルニアのETUDEの創設者Tony SorterがOregonで立ち上げたワイナリー。
SORTER Pinot Noir
酸と果実味のバランスが良い感じ。ステーキを食べましたが、鴨とかポークで甘目のソースを使ったもののほうがよりマッチするかも。


Filet Mignon 6 oz with Mashed Potato
アメリカンビーフは赤身が美味い。塩けが少し強いが、ジューシな肉質は最高。付け合せのバタード・マッシュルーム(?)がお代わりしたい位美味しかった。

カプチーノ。
クレームブリュレ。

いや~、満足満足。
腹ごなしに街を散策。時折ハロウィーンの仮装をした人を見かけましたが、東京程大勢いるわけではありません。
新しいビル、古い教会。
紅葉し始めた木々。
何時も来る、ダウンタウンのワインショップVinopolisに行ってみると、店が無い!!
場所は同じかわからないけど、EUROPA WINE MARCHANTなるお店がある。ここはティスティング出来るみたいだけど、一見の東洋人には何も言ってこないし、たいしたワインでもないので、出てきました。
近くにこんなリカーショップがあったので地ビールを買って来ました。
このIPA香りは良いが、ちょっとビターティストが効きすぎかな、私には

機内で配られたおつまみでちょっと(?)飲んでおやすみなさい。

1回で全部書いちゃおうと思いましたが、1日目でこんなんだからやっぱり無理。
まあ、4~5回にまとめます。

ポンジーはピノ・ノワールしかなかったです。

ソーターのスタンダードキュベはこれ。

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