COACH特集

2009年4月29日水曜日

Joseph Phelps WINE MAKER'S DINNER@CWG

INSIGNIAで有名なJoseph PhelpsセールスマネージャーRobert Baxter氏をお迎えしてのワイン会が麻布十番のCWGありましたので参加して来ました。
INSIGNIAは名前こそ知っていましたが、最近はカベルネ系のワインはあまり飲まないので、今回のチャンスにどんなものか味わっておこうと思いました。カベルネ系=ボルドーと考えると、数十年たったものは枯れて素晴らしい味わいになりますが、そんなものはとても飲めませんけど、そのベースの高級ワインを知っておくのも悪くないでしょう。


ワインは、
1.2006 SB Joseph Phelps St. Helena Napa Valley
2.2005 CH Fogdog Freestone Vyd Sonoma Coast
3.2006 PN Fogdog Freestone Vyd Sonoma Coast
4.2005 CS Joseph Phelps Napa Valley
5.2005 Insignia Joseph Phelps Napa Valley
6.2005 CS Backus Vyd Joseph Phelps Napa Valley
の6本。

まずはソーヴィニヨン・ブランを飲んでオープニングを待ちましたが、このSBカリフォルニアらしく厚めで、例のスギ様な青い香りはしません。この辺が暖かいNAPAのSBということでしょうか?

2.と3.はJoseph Phelpsがソノマコーストで新しく始めたブランドだそうです。ダブルデカンタでされた様ですが、まだ少し硬い感じがしました。CHはけっこうドライです。PNは最初はアルコールツンときたので14~5%のアルコールがあると思いましたが、13.5%だそうです。チェリーなど果実味豊かですが、濃く甘いカリピノとはちょっと違う感じですが、あまり開かないタイプなのかなと思いました。

これからCSになるのですが、グラス並べて行ったり来たりで比べましたが、
$55オーバーの4.と、5.のInsignia。6.は今回の目玉のSingle Vineyardもの。
比較すると、このときの印象ではInsiginaは丸くブラックチェリーとかバニラの香り滑らかなワインです。6.もスワールしてると香りが開いてきました。流石に上級カベルネは私が想像していた以上に柔らかく、和のティストにも合いそうです。たまにはカベルネも悪くないなあなんて思ったワイン会でした。ただ、ソムリエさんは前夜から4回ほどデキャンティングしたそうです。(シェークしたってほんと?Sさん)

Baxterさん何か覚えきれないくらいの国や地域を渡り歩いている国際人のようで、同席した米国人の方が、英語以外のなまりがあると言ってました。この日のワイン会、公用語が英語の様な様相を呈して、英語のジョークで盛り上がったりすごいなあ。CWGの常連さんたち恐るべし。まだまだ、英語力が足らんなあと反省もしました。
料理は
「桜エビの春巻き」しまった写真が無いorz

春野菜とアメリカ産鴨バルバリーサラダ仕立てごぼうのムースを巻いたアナゴのムニエル赤ワインソースみやじ豚ロースのグリル セミドライトマトソース

FreestoneのCHやPNはまだ楽天に出ていませんでした。Freestone Merlot 2001ってこれはオーナーが違うのかな?でも2,500円はお買得かもしれません。



以下は楽天最安値で購入可能なものです。

ジョセフ・フェルプス ソーヴィニヨン・ブラン・ナパ 2003 2,990円(税別)



ジョセフ・フェルプス カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー 2005 8,000円(税別)



ジョセフ・フェルプス インシグニア 2004 24,000円(税別)



ジョセフ・フェルプス バッカス ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン 2005 27,800円(税別)



にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村

2009年4月26日日曜日

1+3 or 3+1ワイン会

いつものワイン仲間3人と東京にいれば確実に+1となっているであろうNY在住で短期一時帰国されているuさんを交えての1+3と言うか3+1ワイン会@赤坂HAK

ゆるゆるとニュージーSPY VALLEYのソーヴィニヨン・ブランなど飲みつつ、主賓を待って、その後はPinot Noir 3本。先日、水平ワイン会に参加させていただいたRivers-Marie Sonoma Coast 2007、まだ誰も飲んでいないはずのCOTERIE RRV 2007、そしてKosta Browne 4 Barrel Pinot Noir Sonoma County 2003。少し一時のカルト熱は冷めてきたようですが、まだまだ根強い人気のワインです。

Rivers-Marieはフルーティーでやや甘みを感じる造り。前回飲んだときより甘みを感じました。
COTERIEは期待通りのブルゴーニュスタイル。カリフォルニアでこのスタイルは珍しいとのご意見も。「まあアメリカ人100人のうち5人が好 きだって言えば良いんだから。」パーカーさんを引き合いに出すまでもなく濃くて渋めのワインが好きなのがアメリカ人の多くのようです。ただ、「旨みがすぼ まっていって広がらないね」との主賓のご意見。確かにワインの酸味・旨み口いっぱいに広がらない。

coterie cellars

Coterie:(共通の趣味・興味をもつ)常連, 仲間, 同人, サークル

というだけあって、シリコンヴァレーの南端に位置するサンノゼに仲間たちと開いたワイナリーのようです。NAPA、SONOMAに2時間、Santa Lucia Highlandsに1時間半のこの地に仲間で作ったというような紹介文か有りました。

このワイン、葡萄はRRVのSaralee's vineyardsの115クローン40%と23クローンが60%だそうです。わずか75ケース(900本)の生産量。セラー価格$38、購入先のNVWE価格$39.95の10%オフで購入。

このVineyards、DuMol、Gary Farrellとか有名どころ、去年訪れたPapapietroなども葡萄を購入しているようです。

その点、Kosta Browneは旨みが広がります。タンニンもしっかり、全てにバランスが取れています。 シングル・ヴィンヤード用として作ったKanzler, Cohn, Amber Ridge,Koplen の最良のもののブレンド。Kosta Browneにとって特別な顧客にしか配布しない特別なワイン。カリフォルニアワインの伝道師(?)takuyaさんも飲んだことが無かったとか!!わず か90ケース(1,080本)の生産。昨年から造りが変わったとか。


しかし、ここのムール貝山盛り、私は特にトリップのトマト煮込みがお気に入りです。アスパラ


パスタ2種

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村

2009年4月20日月曜日

カリフォルニア・ワインの熟成


NYからuさんが一次帰国なさり、お持ち帰りのワインたちと参加したワイン仲間の持ち込んだワインを飲むワイン会。テーマは「カリフォルニア・ワインの熟成」ということで10年以上たつ古酒などがそろいました。久々にお会いする顔ぶれもあり楽しいワイン会でした。

ワインリストはuさんの日記から。
KistlerのシャルドネDutton Ranchは綺麗に熟成してました。 1994 Williams Selyem PN RiverBlock Vineyardは最近美味しいと思っている甘味が少ないブルゴーニュスタイルのワイン。2006の果実味とは対照的でした。 それと、Rochiolli、 Caleraが印象に残りました。うちにあるワインのどれが熟成するまで持つかなあと思ってしまいました。

◇2007 Beau Paysage CH Tsugane Japan (Blind)
ブラインドのボー・ペイサージュは、シャルドネとはわかったものの、フランスかカリフォルニアかと悩んでいましたが、日本の新進生産者岡本さんが造るのシャルドネだそうです。スッキリした酸がありますし、後味にも雑味がなくよいワインだなと思いました。
☆1998 Vilmart Champagne Cuvee Creation
酵母に由来するイースト香がかなりします。10年以上経っているヴィンテージ・シャンパーニュ。のみ山名物の沢庵の燻製とか合いそうとの意見多し。

◇2007 Maranges CH Domaine Chevrot 奥方が日本人のブルゴーニュのワイナリーだそうで、きれいな酸とバランスの取れた旨みがあります。最近のストライクゾーンに近い。

◇1988 Kistler CH Dutton Ranch Russian River Valley

とは言いつつも20年以上経ったキスラーも流石の味わい。1本をじっくり飲んだら素晴らしいだろうなあと思わせる変化。カリフォルニアは熟成も問題ないと思える逸品。

◆1994 Williams Selyem PN RiverBlock Vineyard Russian River Valley(右)
◆2006 Williams Selyem PN Rochioli RiverBlock Vineyard Russian River Valley (左)



驚いたのがこの2本の違い。全く同じ畑で同じブランドでありながら方向性が異なります。右は14年経ってもきれいな酸がたってます、方や6年は果実味のある所謂上級カリピノ。数年前本格的にピノ・ノワールを飲むようになったのもワイン会でこういう果実の香り、果実味いっぱいのワインに魅せられたからですが、最近は右の酸がありながらも旨み(としか表現できないのが悔しい)のあるピノ・ノワールがストライクゾーンです。

もともとのオーナーBurt Williamsがこのワイナリーを売却したのが1997年とのこと。造り手の違いと流行の方向性、色々な要因があるのでしょう。

◆2001 Rochiolli PN West Block Russian River Valley

これもストライクゾーン。ROCHIOLIとゴシック体(?)で書いたタイプはよく見かけますしワイナリーでも購入可能です。しかし。このJ.Rochioliはメーリングリスト販売のみとのこと。「7年(?)ぐらい待てば入れるんじゃない?」だそうです。

◆1991 Calera PN Central Coast

数年前にヤナギヤで2,980円でNさんが手に入れたもの。カレラの古酒はうまい。我が家のJensenはますます飲めなくなりました。こうなると肝臓がへたるか、熟成するかの勝負ですね。

◆2005 Jonata PN La Poesia de Jonata Santa Rita Hills

有名な10万はくだらないというScreaming EagleのオーナーがSanta Ynez Valleyで造るワインだそうで、所謂果実味たっぷりのカリフォルニア・ピノ。でもこれはこれで好きですよ。

◆1995 Pine Ridge CS Napa

この日、唯一のカベルネ・ソーヴィニヨン。14年経ったナパ・カベは熟成の味わい。こうなると和食系にも合わせられるかも知れません。

◆1999 Great Wall Red Wine China

Nさんが座興で持ってこられた、中国ワイン。GREAT WALL=万里の長城。ヴィテス・ラブルスカでは無いかと思うFOXY FLAVORが特徴か(笑)Nちゃん、ごめんm(__)m
◆2005? Holus-Bolus Syrah Santa Ynez Valley
美味しいワインと楽しい会話であっという間に時間が過ぎてしまいました。 最後の1本は私が帰ったあと飲んだらしい(-_-#)遠いと損だなあ(苦笑)

成田から重いワインを引き摺って直行されたuさん、古酒、名酒を持ち込まれた皆さん御馳走様でした。

会場だったのみ山のくるくんさん、いつも美味しい料理ありがとうございました。



このイチゴとフォアグラはすごい。酸味と甘みがフォアグラにマッチするのは知っていましたが、今までに味わったことのない旨さでした。

フォアグラにポートワインはレストランでも薦められますよ。



2007年はカリフォルニアは良い年と聞きます。これを買われて10年20年熟成させてみては?



にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

2009年4月15日水曜日

Santa Barbara County Vintners Festival

昨年6月にサンタバーバラ郊外のワイナリーに行ったときはたまたま、Open Houseの日程と重なりClos Pepeなど珍しいワイナリーにも行けました。旅行したときにこんな機会が重なると嬉しいですね。FacebookというSNSに入っておりまして、ここには昨年Santa Barbaraお世話になったBenjamin Silverはじめ色々なワインメーカーがメンバーです。去年の6月Lompocのワイナリー(と言うよりほとんど醸造施設そのもの)にOpen Houseで訪れ少しお話しし、翌週のPinot Daysでも講演を聴きブースでも話をしたPeter Cargasacchiですが、Facebookで発見し図々しくもお友達にして貰ってます。そのPeterからお知らせが来ました。今週末LompocでOpen Houseだそうです。

先日、ロゼみたいなピノグリはワイン会で飲ませていただきましたが、シャルドネはどうなんでしょうかね? 写真は、熊さんではなくPeterその人。 そのときティスティングしたPoint Concepción Celestina Pinot Grigio。
お近くの方(見てる人居るかな?)行ってみてはいかがですか?

詳細とワインリストは下記の通り。

Cargasacchi Winery will be open on Saturday April 18th and Sunday April 19th from 11am - 4pm for our Spring Open House.

Here's what we'll be pouring!

Cargasacchi Wines New 'Pre-Releases':

2008 Cargasacchi Invincible Sun Late Harvest Pinot Grigio

2007 Cargasacchi Sta. Rita Hills Pinot Noir Cargasacchi Vineyard

2007 Cargasacchi Santa Barbara County Pinot Noir Cargasacchi-Jalama Vineyard

Current Releases also poured:

2006 Cargasacchi Sta. Rita Hills Pinot Noir Cargasacchi Vineyard

2006 Cargasacchi Santa Barbara County Pinot Noir Cargasacchi-Jalama Vineyard

Point Concepción Wines New Release:

2008 Point Concepción Caponera Chardonnay Current Releases also poured:

2007 Point Concepción Celestina Pinot Grigio

2005 Point Concepción Encantado Syrah

2005 Point Concepción Cuvee Jalama Syrah

2005 Point Concepción Esplandia Syrah Rosé

And we just may pull out a few Library wines as well...

Wines will be offered for sale at mailing list prices. Come join us!
Aplil 18th at Lompoc

ここに有ったのですが、もう売り切れのようです。次の機会のために参考まで




Benjamin SilverからもFacebookで案内が来ました。4日間の通しVISAがあって、彼のワイナリーもLompocでのフェスティバルに参加するようです。4日間の通しVISAがあるようです。PeterもOpen Houseなんですね。 Benjaminのワインを置いているLos OlivosのワインショップWine Countryでもティスティングを大々的にやるようです。 今週末は、サンタバーバラに行きたかったなあ。


Benjaminはサンタバーバラで少年少女に合気道を教えてる大の日本びいき。 一昨年結婚したばかりの奥様と。

Vintner's Festival at River Park in Lompoc, CA on Saturday from 1-4pm


SILVER Tasting at Wine Country in Los Olivos with me on Sunday 12-4pm


(This is a Weekend Visa Passport Tasting)


Hope to see you there! Benjamin



私はこの2003のヴィオニエがお気に入りです。熟成が進んで飲み頃です。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ・カナダ旅行へ
にほんブログ村