COACH特集

2010年12月31日金曜日

Nicolas Potel Côte de Nuits-Villages Vieilles Vignes 2006

ニコラ・ポテル コート・ド・ニュイ・ヴィラージ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2006
先日、ブルゴーニュ・ルージュを飲んだばかりのニコラ・ポテル。
コート・ド・ニュイの村ならこの名前を使えるわけではなく、この名でワインを売ることができる村は、
ブロション、コンブラシアン、コルゴロアン、フィサン、プレモー・プリセの5つの村に限る。
さらに、このうちフィサン(Fixin)だけが、村名を表示できる。 オート・コート・ド・ニュイというのもありますが、これは別物でコート・ド・ニュイ地区の一山超えた西側に広がる一帯とのこと。フランスは法律上の規制があるので難しいですね。

外観:綺麗なルビー色。
香り:ラズベリー、ストロベリー等ベリー系の果物の香りが立ち上ってきます。少し前に飲んだブルゴーニュ・ルージュと同傾向ですが、香りの強さはこちらがはるかに上です。
味わい:やはり、最初は硬さが目立ちましたが、やや甘みを感じる味わい酸味も適度にあり、旨みもあります。後口の雑味の無さは流石。

やまやで2,980円でした。

しかし、今年一年良く飲みました。年越しには何を飲みましょうかね?

皆様も良いお年をお迎え下さい。

同じものは見つけられませんでしたが、ヴォルネイ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2005にしてはお買得ですね。でも5年はまだ早いでしょう。10年は待てと言うから2015年ごろ開けるとどうでしょう?


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2010年12月28日火曜日

J Cuvee 20 Brut

ジェイ キュヴェ 20 ブリュ


クリスマスには、シャンパーニュを開けようと思っていたのですが、ミレジメしか無い故、手がすくんで(苦笑)、選んだのはこの泡です。

まあ、大晦日か年始にはシャンパーニュ開けますから、こうご期待  って、飲ませるわけではないですけど(笑)

8月ににも開けているお気に入りのJスパークリング。
シャルドネ49%、ピノ・ノワール49%、ピノ・ムニエ2%。
2004年春に瓶詰、3年以上寝かして2007年に滓抜きをして、その後門出のリキュールを加え6ヶ月後に出荷されました。

今年のランスでシャンパーニュ用葡萄をかじりましたが、すごく酸っぱい葡萄でした。その時はローラン・ペリエの広報の方と一緒でしたが、「シャンパーニュには酸が大事なんです」とのお言葉。カリフォルニアでスパークリングを造るには、冷涼な地域の葡萄を早めに摘むのかななんて想像しながら飲んでいました。

外観:淡い黄色、泡はやや大きめ。
香り:レモン、リンゴ、少しスパイスを感じます
味わい:リンゴを齧った時の様なフレッシュな酸味があります。新世界(この言葉好きじゃないんですけど)のスパークリングやスペインのCAVAの中にはアフターに少し苦みが残るものがありますが、これは口の中をすっきりとさせ綺麗に消えていきます。

夏用に買い足しておこうと思いました。

最安はこの2店舗↓、既に在庫は2本



在庫が多そうで安いのはここ↓

ジェイ:キュヴェ 20 ブリュット

ジェイ:キュヴェ 20 ブリュット

価格:3,090円(税込、送料別)


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2010年12月27日月曜日

Nicolas Potel Bourgogne Rouge Cuvee Gerard Potel 2006

ニコラ・ポテル ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・ジェラール・ポテル 2006

ニコラ・ポテルは限りなくドメーヌに近いネゴシアン等と言われていますが、それはお父さん(ジェラール・ポテル)の功績もあって、ブルゴーニュでは名高い存在のため普通なら葡萄を売らないような良い畑からも葡萄を別けて貰えるからとか。

ただ、このメゾンは大手ネゴシアンのコタン・フレールに買収されたため、ニコラさん自身が、「ニコラ・ポテル」の名称は使えなくなり、2007年ファーストヴィンテージを世に出したドメーヌ・ニコラ・ポテルも今はドメーヌ・デ・ベレーヌとなっているとか。カリフォルニアのギャリー・ファレルが自分の名前を使えずALYSIANと言う新しいブランドのワインを出した話を思い出しました。

まあ、そう言う経済事情は別として、この人のワインはなかなかのもの。そのワインがやまやで1,980円だったので思わず購入。夕食の焼き鳥(ねぎま、つくね、レバー)、サーモンのムニエルに合わせて、開けてみました。


外観:綺麗なルビー色。
香り:ラズベリー、ストロベリー等ベリー系の果物の香り、スミレの花、少し土の香りも
味わい:まだ少し早かったのか、最初は硬さが目立ちましたが、やや甘みを感じる味わい酸味も適度にあり、旨みもあります。CPはすこぶる良いと言えるでしょう。

ブルゴーニュの若い造り手達はカリフォルニアやオーストラリア等所謂新世界で修行しており、造り方が交流していることにも納得が行きます。ニコラさんも、修業先としてモス・ウッド (オストラリア・マーガレットリヴァー)、デリンジャー(カリフォルニア)の名が上がっています。

ここにありましたが、既に売り切れ。ニコラ・ポテルの名の付いたワインは無しまうので、貴重品とも言えます。やまやでも最後の1本を買ってしまったのでここでも売り切れ。


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2010年12月25日土曜日

クリスマスディナー@ジュリアーノ

イブの夜、外食しようと言うことになって、今回はジュリアーノにしました。赤白ワイン2本持ち込み。

◇パソ エル ポルティーリョ [2009]


アルゼンチンの白。もちろん初めてですが、辛口の白だろうと瓶の形から判断してこれにしました。今調べて判ったのですが、ソーヴィニヨン・ブラン50%とシャルドネ50%のブレンド。ブラインドで出されたら、イタリアの北の方の白と思ったかもしれません。柑橘の香りそれもレモンのようなドライな香り、白胡椒の様なスパイス。料理に合わせると美味いワインです。

合わせたのは、三陸の生牡蠣。
自家製スモークサーモン
パスタはボンゴレにしました。
赤ワインはスペイン。
◆カーサ・モレナ 2008 フェリックス・ソリス
こちらは、テンプラニーリョ90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。ガツンと肉が食べたかったのでこれにしました。タンニンはやや強めですが、酸味があるのでバランスは良いです。ただ、少し香りが弱いですね。

ラムチョップ・ローストとばっちりの相性でした。

デザートは焼きリンゴ・アイスクリーム添え。

西や東の友人はKistlerやBollingerなど、贅沢をしておりますが、私は安旨コストパフォーマンス重視路線で(苦笑)

白は785円。


赤は628円。


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2010年12月24日金曜日

ワイン忘年会@銀座Mur

ワイン仲間と銀座Murに集合して今年最後の忘年ワイン会。ここは知る人ぞ知る隠れ家的ワインバー。静かな雰囲気でワインを楽しむには最適です。

まずお店からのセレクションで泡と白。
☆ロデレール・エステート・カルテット ブリュット N/V(右)
 乾杯は、シャンパーニュの老舗「ルイ・ロデレール」がカリフォルニアで造るスパークリングワインで。シャンパーニュ騎士団「シュヴァリエ」受章のこの方からも「シャンパーに匹敵する味わい」とお墨付きの1本。先生、今年最後の講座でも出されてましたね。「カリテプリの1本」
洋梨やヘーゼルナッツの香り、豊かな酸味と果実味は、アッサンブラージュの賜物?カリフォルニアの最北アンダーソンヴァレーの葡萄、シャルドネ40%、ピノ・ノワール60%を使用、ボトリング時にさらに5%のピノ・ノワールを加えているとか。

☆サンタバーバラ ワイナリー ソーヴィニヨン・ブラン サンタイネツヴァレー 2008
 白は南のサンタバーバラワイナリーのソーヴィニヨン・ブラン。サンディエゴまでワインが造られているので、最南端ではありませんが、多くの有名ワインが造られているのはこの辺までと言ってしまいましょう。南の割にはけっこう酸味もあり、ナパ辺りのSBの方がトロピカルな味わい。果実味は流石に豊か。WE(ワインエンシュージアスト)誌90ポイント

☆フラワーズ シャルドネ アンドリーン・ゲール・キュベ ソノマコースト 2003(右)
 キスラーのキャンプ・ミーティング・リッジで有名になったワイナリー。その頃は葡萄栽培専業だったのですが、出してもいないワインに注文が殺到したとか。そのフラワーズ夫妻の母親、アンドリーンとゲールさんにちなんで名づけられたキュベ。その実態はなんとキャンプ・ミーティング・リッジの葡萄を70%も使用したものだそうです。トロピカルフルーツ、蜂蜜等の濃厚な香り、口に含むと酸とのバランスも良く旨みも感じられる、素晴らしいシャルドネです。

★ルモワスネ ボーヌ プルミエ クリュ エプノ 1989 
 今年ボーヌのワインショップ「マグナム」で購入したルモワスネのエプノ。ルモワスネは言うまでもなく古酒で有名なネゴシアン、100万本を超えるストックを持ち、熟成して飲み頃になるまで出荷しないのです。畑はポマールの有名な1級畑。現地価格は確か30ユーロでした。
 収穫後21年経っているにも関わらず、酸がまだ健在。暗い店内故色はよく見られなかったが次の2004と変わらない色調で退色の片鱗はまだありません。う~ん、段々酔ってきて評価が難しくなってきました。もう少し素面の時に飲みたかったorzしかし、これはショップに1本しか無かった。残念。
 
★モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ブランシャール 2004 フレデリック・マニャン(右)
 年産わずか2,700本の1級畑。ヘタレと言われる2004年ながら、まだまだ、酸味と果実味が健在。惜しむらくはブルの繊細さを味わうには酔い過ぎてしまったと言うことかorz 

★ダックホーン パラダックス レッド・ワイン 2007
 こういうガツンと来る太い赤ワインで肉をわしわし食べるのはまだ大丈夫。
ジンファンデル72% ,カベルネ・ソーヴィニヨン18% ,メルロ9% ,カベルネ・フラン1% アメリカン、フレンチオーク併用18ヶ月熟成(50%新樽)


★ジェイ・ロアー カベルネ・ソーヴィニヨン 2007(左)
 LAとサンフランシスコのちょうど中間あたりにあるパソ・ロブレスにあるジェイ・ロアーのカベルネ・ソーヴィニヨン。この辺はジンファンデルで有名な一帯。このワイナリーは「ペインター・ブリッジ」というコストパフォーマンスの良いワインも造っています。

料理は張り切って一杯出していただきました。
・洋風茶碗蒸し(?)
・パルマ産生ハムとフルーツ

・本日のお魚のカルパッチョ

・色々野菜のサラダ

・あめ色玉ねぎの一口ピザ

 ・本日パスタ



・カナダポークのソテー


・チーズ(?)これなんでしたっけ?情報求む(苦笑)


いや~、大分酔っぱらいました。

ロデレール、ほんとカリテプリです。

ロデレール・エステート・カルテット・ブリュットRoederer Estate Quartet Brut
価格:2,300円(税込、送料別)

ロデレール・エステート・カルテット・ブリュットRoederer Estate Quartet Brut

サンタバーバラワイナリー ソーヴィニヨンブランもお得ですね~

≪一万円以上で送料無料♪≫【18%OFF】■サンタバーバラワイナリー ソーヴィニヨンブラン[2008...
価格:2,079円(税込、送料別)

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フラワーズシャルドネ・アンドリーン・ゲール・2007の最安はこれ


ルモワスネはここにありました↓ 11,865円!!

http://maniacwine.com/?pid=2092972

同じ畑の新しいヴィンテージで最安値はこれ。

100%ピノノワール!パリゴの最上級キュベ!ポマール エプノ プルミエクリュ [2006] ドメー...
価格:4,800円(税込、送料別)

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フレデリック・マニャンは少し前まで2001の在庫があったようですが、今は売り切れ。同じ畑のものはこれ↓

【取寄せ】ジャン・ルネ・ニュダン モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ブランシャール...
価格:5,950円(税込、送料別)

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パラダックスは唯一ここにありました。

パラダックス レッド・ワイン [2007]  ダックホーン 750ml
価格:5,460円(税込、送料別)

パラダックス レッド・ワイン [2007]  ダックホーン 750ml

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2010年12月22日水曜日

Jaffelin PULIGNY-MONTRACHET 2006

ジャフラン ピュリニー・モンラッシェ 2006

久々のCOSTCOワイン。最近はもっぱらやまやにしか行っていないので違っているかも知れませんが、COSTCOのJaffelinシリーズとしては最も高価なワイン。4,978円だったと思います。このJaffelinはボーヌにある大手のネゴシアン。見学者向けのパンフレットがホテルに置いてあるのをボーヌを出発する日に見つけました。ブシャール・ペール・エ・フィス、ブシャール・アイネ・エ・フィスと市内にあるネゴシアンを回ってみるのも面白いかも知れません。ただ、ジャフランは年ごとにワインの味わいも異なるので購入には気を付けろとあるブログに書いてありました。

外観:麦藁色。ちょっと冷やしすぎたかな?
香り:柑橘、白い花。ただ、少し弱いですね。冷やしすぎたから?
味わい:適度な酸味。味わいに旨みが感じられ、鮪のカルパッチョ・アボカド添えにぴったり。ただ、最近やまやで発見した(大げさ)Vincent Girardinの凝縮度にはおよびません。あれも2005はピュリニー・モンラッシェの葡萄だとか。

ピュリニー・モンラッシェ[2008]/オリヴィエ・ルフレーヴなんかが同じ価格帯ですね。買ってみようかな。


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2010年12月21日火曜日

ASHTON KELDER Chardonnay 2010 UNWOODED

アシュトン・ケルダー シャルドネ 2010 アンウッデッド
南アフリカのシャルドネ。ニュートンジョンソンのシャルドネ以来、南アのシャルドネが気になっていたので、タカムラ・ワインハウスのモクヨンセットから選んだ1本。

南半球は、こちらの春3月が収穫の時期とは言えもう2010ヴィンテージが出回ってきたんですね。

外観:黄金色、涙はそれほど出ていません。緑の色調も強くないから酸味はそれほどでもないでしょう。
香り:トロピカルフルーツ、熟したリンゴ、微かに柑橘。
味わい:香りから予想したようにやや甘みを感じます。残糖から来る甘みではなく、果実味から来るものですから、後から出てきた酸と混じり合って喉を通っていきます。

ウンウッデッドと表示されていますから、樽は使っていません。

タカムラさんのコメントにあるように豚シャブや鶏の鍋等をポン酢で食べるときに良いかもしれません。

単品だとなんと787円。でも2,000円クラスには匹敵します。だから残は2本。


泡1、白2、赤3のモクヨンセットは残10


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2010年12月20日月曜日

アサヒビールお酒の楽しみ方講座『世界のビール編』工場見学@守谷

アサヒビールのメルマガでお知らせが来て、先着順だというので慌てて申し込んだら取れた「お酒の楽しみ方講座」に行ってきました。普通の工場見学に加えアサヒビール取り扱いの3種類の海外ビールのティスティングが目新しい企画です。

守谷駅前から送迎バスで迎えて貰い、工場見学。休日だったので工場は稼働していませんでしたが、見学通路を通って仕込み釜や醸造タンクなどを約1時間見学。途中でクイズなども出して、見学者を退屈させないように工夫されています。

写真撮影は禁止なので、見所はここでご覧下さい。

工場見学も終わって地上60mの試飲会場アイムタワーに登ります。遠く東京スカイツリーも見えます。

さていよいよティスティングです。テーブルには三種のビールが置いてあります。


まず、レーベンブロイヒューガルデンホワイトバスペールエールのティステング。
1.レーベンブロイ
  ピルズナータイプで日本人には最もお馴染みのタイプ。これは日本でライセンス生産しているもの。鮮度が良いためか雑味のないすっきりした飲み口です。

2.ヒューガルデンホワイト
  小麦も加わったホワイトビール。マロラクティック発酵させてるんじゃないのと思う位ミルキーな感じ。税法上は発泡酒だそうです。

3.バスペールエール
  酵母が沈むピルズナータイプ等の下面発酵ではなく上面発酵のビール。色を見ると一番濃い色をしています。アルコールもやや強めの5.1%

引き続いて、アサヒスーパードライと黒生の試飲。全部で3杯までですから、ハーフ・アンド・ハーフも味わえます。3杯も飲めないかな、と思っていたのですが、出来たては美味いのであっというまに3種類制覇(笑)


こんなおつまみもついてます。おっとっと(笑)

レーベンブロイは1本あたり184円が最安!!


こちらは輸送費がかかってるからか?320円


バスペールエールは215円。


ちなみにスーパードライ350ml缶は最安1本198円。


黒生はあまり出てませんね。ここで選んで1本215円。


ちなみに、ハーフアンドハーフは両方買って混ぜて下さいv(^_^)v

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