COACH特集

2010年12月27日月曜日

Nicolas Potel Bourgogne Rouge Cuvee Gerard Potel 2006

ニコラ・ポテル ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・ジェラール・ポテル 2006

ニコラ・ポテルは限りなくドメーヌに近いネゴシアン等と言われていますが、それはお父さん(ジェラール・ポテル)の功績もあって、ブルゴーニュでは名高い存在のため普通なら葡萄を売らないような良い畑からも葡萄を別けて貰えるからとか。

ただ、このメゾンは大手ネゴシアンのコタン・フレールに買収されたため、ニコラさん自身が、「ニコラ・ポテル」の名称は使えなくなり、2007年ファーストヴィンテージを世に出したドメーヌ・ニコラ・ポテルも今はドメーヌ・デ・ベレーヌとなっているとか。カリフォルニアのギャリー・ファレルが自分の名前を使えずALYSIANと言う新しいブランドのワインを出した話を思い出しました。

まあ、そう言う経済事情は別として、この人のワインはなかなかのもの。そのワインがやまやで1,980円だったので思わず購入。夕食の焼き鳥(ねぎま、つくね、レバー)、サーモンのムニエルに合わせて、開けてみました。


外観:綺麗なルビー色。
香り:ラズベリー、ストロベリー等ベリー系の果物の香り、スミレの花、少し土の香りも
味わい:まだ少し早かったのか、最初は硬さが目立ちましたが、やや甘みを感じる味わい酸味も適度にあり、旨みもあります。CPはすこぶる良いと言えるでしょう。

ブルゴーニュの若い造り手達はカリフォルニアやオーストラリア等所謂新世界で修行しており、造り方が交流していることにも納得が行きます。ニコラさんも、修業先としてモス・ウッド (オストラリア・マーガレットリヴァー)、デリンジャー(カリフォルニア)の名が上がっています。

ここにありましたが、既に売り切れ。ニコラ・ポテルの名の付いたワインは無しまうので、貴重品とも言えます。やまやでも最後の1本を買ってしまったのでここでも売り切れ。


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