COACH特集

2008年4月30日水曜日

Domaine Drouhin Pinot Noir Willamet Valley 2005

ドメーヌ・ドルーアン ピノ・ノワール ウィラメット・ヴァレー 2005 そろそろ、輸送疲れも癒えただろうと、最初に開けたのがこの1本です。

ピノ特有のスミレの様な花の香り、果汁の濃さはカリピノよりはブルゴーニュに近いですが、その中間といったところか?優しいほっとする味わいです。家内もこういうワインが好みに合うようです。買ってきたオレゴンワインの数々、これからしばらくは楽しめそうです。

ボディー(ミディアム)
香り(スミレ、ベリー)
味わい(フルーティー、軽めのタンニン、バランスの良い酸味)
余韻(長め)
評価(☆☆☆☆;秀逸なオレゴンスタイルピノ)


↓「あと5年すると年老いても美しいカトリーヌ・ドヌーブ」とは・・・・

Chateau Mercian 2006 KOSHU Kiiroka

シャトー・メルシャン 2006 きいろ香

This Wine I recommennded for you, Mr. Ramsey.
Did you already return to Oregon?

Regards

これはオレゴンの醸造家さんに飲んでもらおうと持っていったものと同じですが、もう1本を味わってみました。 レモンに近いきつめの柑橘類の香り、甲州種の特徴でもある酸味。往々にして、酸味がきつ過ぎて私は好きになれなかったのですが、これは凍らせて濃縮した果汁で造る等の工夫のためか、ややきつめではあるものの、かんきつの香りとあいまって、刺身などにマッチします。



さらに、このワインは帰りの機内で隣り合った米国企業の方ににもお奨めしたのですが、彼はこれを見てくれているでしょうか?



ボディー(ライト、最辛口)
香り(レモン等柑橘類)
味わい(フルーティー、酸味)
余韻(短い)
評価(☆☆☆;国産甲州種ワインとしては良い部類)

↓同一ヴィンテージはここにありました。

2008年4月27日日曜日

Kistler Chardonnay Vine Hill 2005 & Pinot Noir Sonoma Coast 2006

久々に家でじっくり飲もうとKistlerを相次いで開けました。

Kistler Vine Hill Chardonnay 2005
Kistler Sonoma Coast Pinot Noir 2006

家内は風邪で調子が良くないというので半分ほどをバキュパン保存。

次の夜、家族で近所のイタリアン・レストラン「ジュリアーノ」へ。
近所と言っても車で少し走るのですが、まあまあまともなものが食べられるのでここへ行くことが多いのです。
以前行ったとき、「ワイン持ち込めます?」と聞くと、マダムはおろおろして、オーナーシェフに聞くと「コルクフィー1,000円で何本でも良い」と相変わらずぶっきらぼうな返答。ここのオーナー腕は良いのだが、愛想がない。まあ、ワインなんか持ち込んでまで飲もうという人は少ないのだろう。
なので、残りのKistlerを持ち込みました。前夜に飲んだ残りを持っていくところがせこいかも(笑)

メニューは、
・マグロのタルタル・クロスティーヌ
・スパゲッティー・ボンゴレ
・鴨のロースト・バルサミコ・ソース 2005のVine Hillは2004に比べての話ですが、少し香り味わいとも薄いように感じました。ピノはさすがの味わい、タンニンはそれほど強くなくエレガントな味わいとでも言いましょうか?鴨のロースト、今夜は少し焼き加減が甘くまた下味がもう少し付いていた方が良い様に思いました。ワインに負けちゃうよってな感じ。

2004のChardonnay Vine Hillはここで↓

2008年4月26日土曜日

リーデル・ヴィノム オレゴン・ピノ・ノアール


Dundeeを訪問したとき、最初に行ったDOBBESのティスティングは、このグラスでした。

そしてERATHはなんと$10でティスティング+このグラスが付いて来ました。グラスの足元(っていうのか?)には、例のRIEDELの文字が。特別のスタンプラリーの日とはいえすごいことでした。



1,050ccもあるブルゴーニュ・グラン・クリュ(400/16)と700ccのブルゴーニュの中間の800ccです。

↓2,800円かあ

2008年4月25日金曜日

オレゴンの旅(その7)

長いようでも1週間はあっという間、最後の1日です。

まずは、土産などをMade in Oregonにて調達。ここにはワインもありますが、Vinopolisのほうが安いのでトランクに詰込む分はそこで買いました。ハンドキャリーは空港で。

ランチは出発前から行ってみたかった、ダウンタウンにあるHeathman HotelのRestaurantでした。村上春樹が雑誌で書いてたので(笑)

今夜はこちらの方と会食する予定ですから、ランチで行って見ました。CRAB CAKE(蟹肉とハーブなどを混ぜミンチにしたものを揚げてある) ソースが辛いほどではないのですが、ちょっとピリッとくるのはアジア風か?

サービスの女性勧めてくれたグラス・ワインはDurant Vineyard CH 2005。
確かに樽を効かせたオレゴンのシャルドネがこの料理とはマッチしていると思いました。ボトルの写真を撮らせてくれというとネクタイをしたマネージャが持って来てくれ、下げるときにワインを継ぎ足してくれました。うれしいサービスですね。
メインはサーモンのグリル、ハーブリゾット添えです。皮がカリカリ、身はふっくら。塩味も適度。
それと合わせてくれたのがこれ。St. Innocent Pinot Noir 2006 Willamet Valley Villages Cuveé。
少しタニックな味わいとカリカリの皮の焦げた苦味が、ベストマッチでした。ここのPinotはティスティングのときはあまりよく思えなかったのですが、こうして料理と合わせるとお互いを引き立てるというマリアージュの良い見本ですね。
噂にたがわず味もサービスも一流のレストランでした。ただ、チップをはずんだので、支払いは$70。一人の昼食代とは思えない額ですね。

夕食は現地在住20年以上という方が、オイスターバーに連れて行ってやるおっしゃるので、7時半に待ち合わせ。 ANKENY St.にある、Dan & Louis Oyster Barへ
何はともあれ、オイスターサンプラー、手前の小さいのがクマモトという以外記憶なし。今年は、クマモトの出来が悪いのか他の店でもクマモトは見かけなかったが、ここでは出てきたので食べてみると味が悪いというか、味がしない。やはり出来が悪いようだ。

ワインはSokol BlosserのPinot Gris 2006。辛口の日本酒に通じるドライな白。生牡蠣やクラブ・カクテルにはぴったり。サービスの女性に聞いたところ1970年代か80年代か失念したが、昔は酒販の資格が厳しく、酒類はおいていなかったとのこと。同行の方が来たときは売っていなかったということだから、80年代半ばからかも・・・ ホール・ダンジュネスは無く、クラブカクテルを。

もう一軒河岸を変えて。
最後の締めはガツンとステーキを。
PETIT FILET MIGNON 7 1/2 OZ
一番小さいステーキでしたが、柔らかくペロッと平らげられました。
ワインはワシントンのシャトー・サンミッシェルのカベルネをグラスで。


この後は燃えるスパニッシュ・コーヒーと丸秘の場所で2時半まで。ディープな夜でした。

2008年4月22日火曜日

オレゴンの旅(その6)

最後のワイナリー巡りをしてPortlandに戻ります。
最初にCana's Feastに行き先日飲めなかった1999のEola HillのPinot Noirを味見。すごく濃い~ピノでした。まるでシラーみたいに感じました。そうとう果実を凝縮しているのでしょうか?もう9年近く経つのに枯れてはいないです。ただ、ちょっときつ過ぎますねえ。

これを$65で買うなら、昨日のDOBBESの方が良いと思い、そちらを購入しにDundeeに向かいました。
その後食事をしてREX HILLへ。
あまり良い印象の無かった南のRouge Valleyの葡萄を使ったワインですが、これが良かったので買い求めてみました。

入り口です。
ホテルに着いて、タイ料理が食べたいので市内のThai Peacock Restaurant‎に行ってみました。
すぐ近くのTyphoon On Broadway‎には以前行ったのですがちょっと口に合わなかったのです。
このワンタンスープはおいしかったのですが、スペシャルカレーは甘くて駄目でした。もっとピリっとしてなくちゃ・・・


オレゴンの旅(その5)

今日はお世話してくださっている、ワイナリーの御夫妻とDundeeのワイナリーのスタンプラリーに行くことに。滞在期間中にこんな催しがあるというのはとても幸せなことです。
まずDOBEESへ。ここではRouge Valleyのヴィオニエが最初に。驚いたのはその次にでたPinot Noir。2005のシングル・ヴィンヤードもの。まずノーズがすごい。香る香る。味わいもまろやか。聞くと$65だという。なるほど当然か。やはりうまいワインは高い。これから廻るワイナリーもあるし1本だけ購入。
次は、Dundee Bistroで昼食。鴨のコンフィなどを食べる。ここは3回目だがうまい店です。
1時にARGYLEでこちらのワイン仲間の方と合流。日本人のご夫妻、女性、今月末で帰国すると言う男性一人、それから内田裕也に良く似た男性。彼はこちらに来て20年になるという。それぞれに個的な人々だ。でもワイン好きに嫌な奴はいないというのはほぼ真理のようです。 ARGYLEでは期待していた、WS誌94ポイントのExtended Tirage Brut WV 1997は既に売り切れだったが、Blan de BlancやRoseのBrutなど購入。おいおい、そんなに買って日本に持って帰れるのかよ?





続いて、MARESH(RED HILLS WINERY)に行く。

ここはあまり見るべきものなしorz 06はまだ硬いです。
次はERATH。EARTH(地球=アース)なので無知にもアース、アースと呼んでいたのだが、イラスと発音するようです。ここでも91ポイントのDudee Hill ESTATE 2005も2006になっていました。しかも$30から$36に。でも価格の割りにうまいので購入。 ここは人気らしく、他のワイナリーも催しがあったのでそれなりに混んでいたが、ここはパーティー状態。えらくハンサム(?)な白人女性が同行の女性たちにハグしまくる。すっかりよっぱで、赤を飲んだり白を飲んだり。このころから雪がひどくなり少し積りだした。こんなことは珍しいそうだ。お前が雪を運んできたんだと言われるが、「おいらはドラマ~」と裕次郎(古)の話でごまかす。次へ向かおうと外に出ると彼女がまたハグ大会。しまいには私にまで。見るとリモで来てる。すげー。しかも女性だけ5~6人組み。ますます怪しい。


続いて、予約してあるSoterに向かうが、えらくわかりにくく何度も行ったりきたり。ここはアポがないと入れないのだが、それにしても看板も何も出ていない。何度も電話してやっと到着。しかし、ここのシングルヴィンヤードものはさすがです。
Mineral Springsの115クローン
その後Mcminvilleに戻りご夫妻と内田裕也氏とSPAINレストランでお土産に持っていった、メルシャン甲州きいろ香、イヤニック・アミロー・ル・カルティエ、もちろんLEWMANの2006で乾杯。またまた生牡蠣を食べました。 その後、ホテルに戻りブログを書こうとしたら、気絶したようで気付いたら1時。実は最後の夜に書いているのでした。

2008年4月21日月曜日

オレゴンの旅(その4)

本日はお買い物ということで、Woodburnにあるアウトレットモールに行きました。じつは日本で住んでいる付近にもアウトレットモールが出来比較してみたかったのもあります。 ポロとかバナナリパブリック、コールハーンなど日本でもおなじみのブランドが。
ここは消費税がないので値札どおり払えばよいのです。コールハーンなどは日本のアウトレットの値段がUSの売値くらい。つまり$150のものが15,000円位です。ですから、ここでは$150 → $98.99とかそんな値段。それをさらに30%引きで売っているものも。日本のアウトレットのさらに半値です。



続いては、Eola Hillにおもむき、WITNESS TREEに行ったのですが、この日は金曜日で非公開とのこと。 エチケットのシンボル↑になっている木のみ↓撮影。


つぎは隣のCRISTOMへ。ここでは試飲をして何本か購入。






この景色ガイドブックか何かで見たことありませんか?
CRISTOMから$下ってくるとこの風景に出会えます。
その後、St. Innocentに行くとここも週末のみなのですが、同行の方の顔と私が日本から来たと言う事でオープンしていただきました。結婚式場にもなるというお城のようなワイナリー。写真撮り忘れましたm(__)m
ここではシングルヴィンヤード物のシャルドネを購入。

それからは知る人ぞとぞ知るここのワイナリーのご家族とSalemで会食。Happy Hourを楽しみました。
新鮮な魚介とワイン。最高でした。 

2008年4月18日金曜日

オレゴンの旅(その3)

McMinnvilleはPortlandの南西、Salemの北西、両者の真ん中より少しSalem寄りにあります。


North Willamet Valleyの中心とでも言いましょうか。ワインの町のようで、小さい町ながらワインバーやレストランはけっこうあります。



ホテル前のメインストリート。




昨日はPonzi、Cooper Mountain、Cana's Feast Winery(旧Cuneo)、CaltonのワインバーHorse Radishなどでティスティングおよびワインの購入。


Ponziはオレゴン・ピノの草分けとのことで、Portlandで既に購入していたEstateを期待してティスティングしたが、香りがあまり開かず、味もどうということがないし、少し失敗したかもと後悔。




ここには、こんな巨大なリムジンで来ている団体もいました。16人まで乗れて1時間180ドル、6時間か8時間のツアーが組めるそうです。Pennar-Ashではロゼを購入。 この先暑くなれば、ロゼがおいしくなるし、比較的料理に合わせやすいと思ったからだ。

Cooper Mountainはあまり見るべきものなし。 Cuneoは同じ名称のワイナリーがどこかにあるということで名称がCana's Feast Wineryに変わっていたが、Syrahは同じ名前で2004があり、2005から名称変更とのこと。話がはずみ、サービスマンが垂直試飲させてくれ た。Pinot Daysの帽子を見せ、Pinotはと聞くと土日だけに開けるとのこと。これは1999ヴィンテージで$65もする。「わざわざ日本から来たなら開けよう か?」とソムリエナイフを開くがこれは流石に辞退。実は土日にこれそうなのでここでいただくことにしました。サービスマンは凝縮感や果実味などについて褒 めちぎっていた。
左がPinot 1999注目すべきはKen Wright Cellers。Horse RadishでPinot Blancを試飲したがすごい凝縮感。同行の方に言わせるとPinot Noirはもっとすごいとのこと。これは試飲できなかったし、ワイナリーもオープンされていない。