COACH特集

2008年12月31日水曜日

CHASSEUR SANGIACOMO GREEN ACRES HILL SONOMA COAST CHARDONNAY 2006

シャスール・サンジョコモ・グリーン・エーカー・ヒルズ ソノマ・コースト シャルドネ 2006秋に買い込んだシャスールのシャルドネ。
口開けこそ酸味が感じられましたが、バキュパンしておいて翌日飲むと富士リンゴや桃のニュアンスがしてやや甘さが感じられました。でも後味に雑味はなくすっきりした後口。
ただ、Durrelと比べると変化が少し乏しいく、蜂蜜の香りなどはあまりしてきません。しかし、料理とあわせるにはこちらの方が合わせ易いかも知れません。

わずか285ケースしか作られてはいないレアなシャルドネ。購入価格$47.95

ボディー(ライトからミディアム)
香り(フルーティー、桃、熟したリンゴ)
味わい(適度な酸味、後味はすっきり)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆;美味い上質のシャルドネ)

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Clefs des Papes Châteauneuf-du-Pape 2003 Domaine Jullian

今年のワインスペクテーター誌TOP10に5位と8位に2種類も入っていたワイン。フランスワインに(も?)無知な私はシャトー・マルゴーとかシャトーの名前だと思っていましたが、このシャトー・ヌフ・デュ・パプは『教皇の新しいお城』で地名だったのでした。

このワイン、近所のコストコで2,478円で購入したのですが、当りでした。色は濃いガーネットですが、味わいは酸味や渋みは強くなく果実味にあふれ、スミレや黒い果実の香りが立ち上ってきます。

ここのワインはグルナッシュ、ムールヴェードル、シラーなど13種の葡萄で作られるそうで、当然、造り手によってこの比率は異なります。このDomaine Jullianのものはグルナッシュ80%、シラー20%だそうです。

ボディー(ミディアム)
香り(フルーティー、干し葡萄、リコリス等の香草)
味わい(適度な酸味、後味はすっきり、黒糖)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆;エレガントな味わいは素晴らしい)

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2008年12月15日月曜日

Bistro HAK

ちょっと前の話ですが、いつものワイン仲間(と言っても私を含め3人ですが)で飲もうかと言うことで赤坂のBistro HAKに集合しました。ここはシェフとその若奥様二人のこじんまりしたビストロです。

ワインはアルゼンチンの白TERRAZAS。
赤は既にご紹介済みの同じくアルゼンチンのピノ・ノワールCHACRA55。
カリフォルニアBENOVIAのロシアン・リヴァー・バレーのシングルヴィンヤードもの。

アルゼンチンは同じ南米のチリとつい比較してしまいますが、これは寒いところのシャルドネのように酸が効いてて、柑橘の感触、でも少しすると変わって来るのは日差しが豊かなのかな等と言いつつ、秋刀魚のカルパッチョなどつまみました。

続いて私が持ち込んだCHACRA55、これは前回の感想でも書いたようにブルゴーニュの感触。御一緒した方は、「ニュイサンジョルジュみたいだね。でも、そんなにニュイサンジョルジュに詳しいわけじゃないんだけど(笑)」とのこと。タンニンがしっかりしていたとの感想。酸かしっかりしていて、と言っても酸っぱいわけじゃなく、飲みやすい感じに仕上がっています。100%除梗による効果ですかね。料理は鴨のコンフィ・スープ仕立て。
次はTさんの持ち込んだBENOVIA。今評判のピノで、我々がSONOMAのMARTINELIを訪れた時、「評判の良いワイナリーない」と聞いたら教えてくれたところ。またワイン仲間のBさんもFreemanを訪ねた時に同じように聞き、訪ねたそうです。こうやってワイナリーで評判を聞くのも良いワイナリー探し方かもしれません。旨みにあふれたPinot Noir。実は最近1本手に入れたのでいつ飲もうかと楽しみにしています。これに合わせた料理は、なんだっけ、忘れたorz
HAKはつまみとして料理をシェアーしてワイン飲みが出来るので好きな店のひとつです。

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2008年11月27日木曜日

CHACRA Pinot Noir

上:チャクラ・バルダ 2007
下:チャクラ 55 シンクエンタ・イ・シンコ 2007

旧世界でも新世界でもないピノ・ノワール。
1932年と1955年に植えられた木から摘み取られた果実を100%除梗したエグミのまったくない果汁から造られています。

アルゼンチンでサッシカイヤ・ファミリーが造っています。
バルダは両方の葡萄から造られた普及版ながら南米のワインとしては高めの3200円(税別)。
55は55年の木からのみで9500円、この上の32は12000円です。
ひょんなことから手に入れて飲みました。
香が素晴しく、エレガントなピノ・ノワールです。55は9200本しか作られていません。バルダのほうが今飲むと果実味が豊かでおいしいかもしれません。55はもう1本あるので3年から5年は寝かせてみようと思ってます。

評価があいまいだと言われてしまったので追加します。

バルダのほうが果実味は豊かで、早飲みタイプかなと思いました。しかし、55はしっかりした酸もあり、どちらかと言えば、カリフォルニアよりブルゴーニュに近いかなと率直に思いました。オレゴンのスモーキーさもありません。タンニンはそれほど強くないですが、果汁が薄いと言うわけではないのです。もう少し熟成すると旨味が出てくるのかな?

たまたまアルゼンチンに出張したワイン仲間が調べたらチャクラ55の現地価格390ペソで、ドル換算$130だそうです。また、ニューヨークの知人も55がバーゲンで$100、32はバーゲンなしで$125とのこと。

廉価版のCHACRA BARDA 2007は3,129円(「税込み)のものがありました。



CHACRA 55は9,975円



CHACRA 32は12,600円でした。



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2008年11月25日火曜日

CHASSEUR DURELL VINEYARD CHARDONNAY SONOMA VALLEY 2005

シャスール・デュレル・ヴィンヤード・ソノマヴァレー2005

オーナー兼ワインメーカーBill Hunterの名前から由来するシャスールのシングル・ヴィンヤードもの、デュレル・ヴィンヤード シャルドネです。毎度おなじみのナパヴァレー・ワイナリー・エクスチェンジ(NVWE)から案内があったので、ここのワインを気に入っている私としては我慢できずに購入してしまいました。今回はTANDEMで飲んだLORENZOなど3種類のシングルヴィンヤード・シャルドネを入手。

DURELL VINEYARDはKistlerでもおなじみですが、この1月にKistlerのDURELLを飲みました。共通する濃いけど雑味のない味わいは共通する感じですね。

いい感じです。

ボディー(ライトからミディアム)
香り(フルーティー、トロピカルフルーツ、桃)
味わい(適度な酸味、やや濃い味わい)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆+0.5;キスラーに匹敵する味わい)

2008年11月24日月曜日

ARISTA PINOT NOIR RUSSIAN RIVER VALLEY 2006

アリスタ ピノ・ノワール "ロシアンリヴァー・ヴァレー" [2006]サンフランシスコのワインショップNAPA VALLEY WINERY EXCHANGE(NVWE)のPinot Days4本セットの1本。このスタンダードキュベでさえたった1000ケース程度の生産量のようです。

濃からずかといって薄からず、しっかりしたしかし滑らかなタンニンもあり満足出来ました。カリフォルニア・ピノ・ノワールの美味しさを堪能できました。$35.95

ボディー(ミディアム)
香り(ブラックフルーツ、黒糖、バニラ)
味わい(カラメル、まろやか、アフターに雑味なし)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆;価格から考えると素晴らしい)

ここでは5,380円 (税込5,649円) です。まあ直購入とトントンですかね。



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Pavillon Rouge de Ch. Margaux 2005

御存知シャトー・マルゴーセカンド、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー2005
2005ブレンド比は

カベルネ・ソーヴィニヨン 48%
メルロ          48%
プティ・ヴェルド      4%

だそうです。シャトー・マルゴー2005はカベルネ・ソーヴィニヨンが85%、メルロが8%のブレンドとのこと。マルゴーに使われなかったメルロがこの年のパヴィヨン・ルージュに使用されているとのこと。

すごく期待していたのだが、香りがあまり伸びません。1日置いても開かない。まあ、私のようにフランスワインに無知な人間には良くわかりませんが、熟成によって変わるのでしょうか?

シャトー・マルゴー公式ホームページによれば

2005 is the richest Pavillon Rouge that we have ever produced.

だそうですが、ほんと?

意外とフレッシュな感じです。複雑度はそれほど感じない。甘草などハーブ、味わいは甘辛口の表現がピッタリかな。

ボディー(フルボディからミディアム)
香り(プラム、甘草)
味わい(フレッシュ、甘味を感じます、細かいタンニン)
余韻(やや長い)
評価(☆☆☆;う~む値段を考えると悩みます。まだ早すぎたのかな?)

楽天最安は10,500円でした↓



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2008年11月23日日曜日

結婚祝いワイン会@s.l.o

ワイン仲間のe君とzちゃんのお祝い会。神楽坂のs.l.oで開催されました。今s.l.oでは11月一杯の期間限定にて(条件あり)コルケージフリーサービスをやってます。まあ、それを利用して新郎新婦に飲んでもらいたいまたは自分で飲みたいワインを持ち込んでわいわいやろうということです。アイアンホースのWedding Cuveeに始まり、白はACACIA
オレゴンのEvesham WoodCopan
ブロゴーニュの1erCru
赤も私持ち込みのベッセルハイツ ピノ・ノワール フラット・ブロック 2006
ダック・フォーン メルロ

超レアなBROGAN CELLARSのZinfandel 2003
私がこんな時にでもないとと思い、おふざけで持ち込んだフィンカ・ソフェニア・アルト・スール マルベック・レゼルヴァ 2006はなんと678円。でもパーカーポイント87点とか、今知ったんですけど(笑)
その隣はダックホーンのSBの畑違い。


料理は事前予約による盛り合わせのコース料理でした。アミューズ・ギュ-ルオードブル盛り合わせ
シーザーサラダ
パスタチキンいやあ、美味しい料理と美味しいワイン、愉快な仲間で最高の一夜でした。ワインはみんな美味しかったとしかいえません(苦笑)

最後にデザート。別腹で色々試してみました。

一緒に飲んだのはBOLLIGERのROSE。泡の動画も見てください。




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2008年11月18日火曜日

クロ・バガテル ワインメーカーズ・ディナー@マ・ブロシェット

門前仲町マ・ブロシェットでのワイン会。

南フランス・ラングドック地方サン・シニアン村のクロ・バガテル(CLOS BAGATELLE)のクリスティーヌさんご夫妻をお迎えして彼女の造ったワインを楽しみました。

クリスティーヌさんのサービス精神と真摯なワインへの取り組みが感じられ楽しい一夜でした。



クロ・バガテル / ラ・グロワール・ド・モン・ペール[2003]

ムールヴェードル、シラー、グルナッシュ

「お父さんの功績を詰めた」という名のキュベです。複雑味もあり熟成させたらもっと素晴しくなりそうです。

何よりも感動したのはトップ・キュベのジュ・ム・スヴィアン2002の美味しさでした。
黒い果実やプルーンの香り、複雑味がありながら、雑味がないその味わい。う~む、ワインってなんて奥が深いんだろうとあらためて思わせるワイン。珍しいムールヴェードル80%、グルナッシュ20%のブレンド。葡萄の出来の良い年しか造らず、毎回ベストのブレンドで造るとのこと、この2002年はムールヴェードルが素晴らしかったのでこのブレンドにしたとクリスティーヌさんが語ってくれました。



それと「きんめの煮付け」も美味しかったです。金目のカルパッチョとキュベ・トラディション・ロゼのマリアージュも秀逸。
ジャンボマッシュルームの串焼。




2008年11月16日日曜日

Hoffman Cellars Block 16 Cabernet Sauvignon Napa Valley 2004

ホフマンセラー ブロック 16 カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2004
久々のカリフォルニア・カベルネ・ソーヴィニオン。
サクランボ、プラムと甘草と表現されるような甘いような薬草の香、バニラの香り。 サクランボもちろん干したプラムの甘さ、タンニンはまろやかになっています。カベルネ・フランが7%がブレンドされ、円やかな口当たりに貢献しています。

わずか347ケースの生産量のためネットで検索する限り、国内で飲んだ人はほとんど居ないようです。
NVWEから$39.95で購入。

ボディー(フルボディ)
香り(サクランボ、プラム、甘草、バニラ)
味わい(細かいタンニン、円やかな甘みを感じる)
余韻(長い)
評価(☆☆☆☆;カリカベも侮れない)

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