COACH特集

2010年2月28日日曜日

ARESTI Palafitos CABERNET SAUVIGNON [2009]:雪山編(?)

アレスティのアート・シリーズの下のキュベ。
税込ワインコイン500円の価格!!
パラフィトスアレスティ・パラフィトス・カベルネ・ソーヴィニヨン [2009]

スクリューキャップの気軽さでスキーに持って行きました。まあ、あまり冷やしちゃ美味しくないのですが、山でもワインが飲みたいということで背中に背負って行くのがワイン好きの悲しい習性(笑)

パラフィトスとは世界遺産になっているチリの観光地チロエ島の
湾岸に建っている水上の家のこと。
アレスティ・ヴィンヤードのスタンダード・ブランドがこのパラフィトスだそうです。

ラベルにはパラフィトスの絵が描かれています。

外観:濃いルビー
香り:冷えていたせいもあると思うがかすかなハーブ香、果実香はあまりしない
味わい:アートに比べ酸味がある。味わいも正直貧弱である。

屋外でBBQなどと合わせていわゆるタンブラーでごくごくやるのが良いかもしれないですね。

【追記】半分残しておいたものを、翌日飲みましたが、少し変わってきてハーブ香が少し強まりました。甘草、タバコ等の香りです。味わいも少しに丸くなりました。ARTのCSがカリフォルニアの果実味なら、こちらはボルドーのスタンダードくらいですかね?

ちなみに行ったのはかぐらスキー場。あいにくの悪天候で雨は上がりましたが、すごい濃霧。先が全く見えません。

午後には太陽も顔を出して山頂付近は晴れてきました。



アレスティ・パラフィトス・カベルネ・ソーヴィニヨン [2009] 税込500円


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2010年2月25日木曜日

イタリアワイン講座 第6回 「ヴェネト」@Manner-BO

第6回は水の都ヴェネツィアのあるヴェネト州です。『ロミオとジュリエット』の舞台ヴェローナもこの州にあります。

ここのワインでは、日本人にお馴染みの「ソアーヴェ」や「アマローネ」があり、昨年2009年にもいくつかのDOCがDOCGに格上げになったとか。

プロセッコ・ディ・コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネや辛口のアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラと甘口のレチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ等ですが、正確に覚えないとまずいですね(?)。

ワインは
1.D.O.C.Prosecco di Valdobbiadene Brut NV
2.D.O.C.Soave Classico "Vine Soave" 2008
3.D.O.C.Soave Classico "Vigneti di Foscarino" 2008
4.D.O.C.G.Recioto di Soave 2006
5.D.O.C.Valpolicella Classico Superiore Ripasso 2006
6.D.O.C.Amarone della Valpolicella 2006
7.I.G.T.Loredan Gasparini Capo di Stato Colli Trevigiani 1998

いつもは講義の後、しかめっ面でブラインドティスティングするのですが、1.のプロセッコを飲みながら講義を聴き、白2~4、赤5~7で評価。

1.はプロセッコは密閉タンクでタンク内二次発酵をするシャルマ方式で造るスパークリング・ワイン。古式シャンパン方式でないと駄目と言っている方に飲ませたい爽やかな味わいのワイン。

2.と3.はソアーヴェ・クラシコ。昔、社会人になった頃食事に行きワインと言うと一番安いソアーヴェとミュスカデばかり飲んでいた頃を思い出しました。2.はまんま酸味のあるあの頃の味わい。でも少ししてくると、香りに青い野草の感じ、味わいにもグレープフルーツのようなほろ苦さが感じられました。わらのような香りとほのかなほろ苦さはぶどう品種Garganegaの特徴でもあるそうです。3.は同じ造り手ですが、樽を効かせたために白い花や遅れて蜜の香りがするまろやかなワイン。しっかり味わうと2.と同じほろ苦さも出てきました。4.がレチョートですから、甘口のデザートワイン。食後、冷やして飲んだら美味しいでしょう。

5.は酸味のある赤い果実の香り、ハッカのようなスースーする香り、甘草のようなハーブ。タンニンもけっこう感じられました。6.はアマローネ。伝統的なアパッシメントと言う、ブドウを1房ごと手摘みで収穫後、数ヶ月間陰干しして、 糖度を高めて醸造する製法によるもの。フランス・ジュラ・サヴォワのヴァン・ド・パイユを思い出しましたが、あちらはナチュレという白葡萄でしか造られないので、色は違います。酸味のない熟したプルーンやドライフルーツの香り、コーヒーカカオのニュアンスも。干した葡萄を使うと酸味が消え、葡萄の個性は薄れるとのこと。
7.は実は私が自宅のセラーに寝ているものを偶然、ヴェネトのワインだったのでお持ちしたもの。2~3年前に義父が土産に持って来てくれたものだが、何故このワインだったのかはわからない。Capo di Statoとは『国家元首』等の意味らしい。Loredan Gaspariniのトップキュベ。
香りはやや青臭さを感じる、カベルネソーヴィニオンやメルロが主体だろうと思えました。まんまボルドーの熟成ワインの味わい。ただ、エッジはわずかに煉瓦色ですがまだまだ、熟成しそうなワインでした。
セパージュはカベルネ・ソヴィニヨン65%、カベルネフラン20%メルロ10%、マルベック5%

茹で野菜のサラダ

横浜梅やのローストチキン。これは美味しかったです。

違うキュヴェ NV ビゾル ジェイオ キュヴェ・ロゼ ブリュット 税込2,850 円

 【イナマ】 ”ヴィン・ソアベ” ソアベ クラシコ 2008 税込2,500円

D.O.C.Soave Classico "Vigneti di Foscarino" 2008は見つかりませんでした。

レチョート・ディ・ソアーヴェ レ・コロンバーレ [2006] ピエロパン (500ml)  税込4,120円

D.O.C.Valpolicella Classico Superiore Ripasso 2006
これも見つからず

サンティ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ 2005 ヴィンテージ違い 税込4,120円

カーポ・ディ・スタート・エティケッタ・ネラ I.G.T 2004 ロレダン・ガスパリーニ ヴィンテージ違い 税込5,040円

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2010年2月24日水曜日

Estancia Chardonnay "Pinnacles Ranches" [2006]

エスタンシア・シャルドネ・ピナクル・ランチ 2006
毎度お馴染みCOSTCOワインの中から、昨夜はMonterey CountyのEstanciaのシャルドネ。
以前飲んだピノ・ノワールは2007ヴィンテージだったが、これは2006となっている。

外観:濃い黄色。涙は標準的。ディスクもそれほど盛り上がらず。薄いのかな?と心配に
香り:まず、白い花、柑橘、遅れてトロピカルフルーツ、開いてくると蜂蜜の香り
味わい:酸味が適度。外観から感じたより少しねっとりとした舌触りだが、ドライな味わい。樽も効きすぎておらず、雑味もなく好みのシャルドネ。ただ、ピノもそうだが、ミネラル由来と思われる塩っぽさが感じられる。

1,898円とピノノワールよりは高めだが、セントラルコースト・シャルドネの質の高さをこの値段で味わえるのはCOSTCOならでは。

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2010年2月23日火曜日

ARESTI ART CABERNET SAUVIGNON 2009

アレスティ・アート・カベルネ・ソーヴィニヨン2009

アレスティ8種も残すところ、このカベルネとカベルネ・シラーを残すのみ。


豚バラ肉の煮込みにこのワインを合わせてみました。

外観:向こうは見えませんからガーネット
香り:ベリー、ブラックチェリー、少しハッカのスースーする感じがあります
味わい:タンニンは強くなく、収斂性は感じません。甘みを感じますが、酸味もあるのでボケた印象はありません。

果実味で飲ませるワイン、熟成の枯れた味わいで飲ませるワインのどちらかと言えば確実に果実味で飲ませるワインです。熟成したワインがもつ香草の様な香りや味わいがあればもっと肉も引き立つかも知れませんが、これはこれで正解。

正直言って、このシリーズは同価格帯のコノスル・ヴァラエタル・シリーズより上でしょう。全てにおいて、リゼルバかその上の20バレル・リミテッドに対抗しうると思います。

2010年2月22日月曜日

趣味人倶楽部ワイン会@萬珍樓

mixi以外に昨年から入っているSNS趣味人倶楽部のメンバーの方からお誘いを受けて、初めての方々とのワイン会。

趣味人倶楽部は携帯メールの登録も必要なく、海外でずっと暮らしている方でも入れるようで、そんな方との交流には便利です。ここでは趣味のことしか書かないので、ボルドー・サンジュリアンのワイン好きの方が誘って下さった。
銘柄を記載し忘れたが、お店から提供のライチのシャンペンで乾杯。やや甘口のワインだが爽やかな食前酒。
ワインは
1.Lous Latour Corton Charlesmagne 2003
2.Kistler Dutton Ranch Chardonnay 2006
3.August West Rossella's Vineyard Pinot Noir 2007
4.Clos Du Marquis 2003
5.Ch. Leoville Las Cases 2003
6.Ch. Batailley 1996
7.Ch.Richard 2003 SAUSSIGNAC
とフランス対カリフォルニアの様相(笑)
今回の主催者の方はボルドーのサンジュリアン、とりわけレオヴィルラスカーズに惚れ込み自宅にかなりのストックがあるそうです。そのワインの感想は後ほど。
1.は、ご存じボーヌのグランクリュ。約70haと広大なグラン・クリュのうちの約10haを所有しているのが、ルイ・ラトゥールとのこと。酸味が豊かで、ミネラル由来と思われるわずかな渋みの感じられる、繊細なワイン。
2.は私の持ち込み。普段、フランスワインばかりお飲みの方が多そうなので、これはどうだ、とばかり持ち込んだKistler。酸味の点からVine HillよりはDuttonを選んでみました。皆様の感想は、「カリフォルニアってこんなに美味しいの?」とのご感想。
3.は同じく私の持ち込み。カリフォルニア・ピノを味わってもらおうとの意図で持ち込んだAugust West。まだ、熟成させた方が良いかも知れないが、1年前、昨年末と比べると大分開いてきてスミレの花やブラックベリーの香りなど、味わいもタンニンが丸くなってきてうずら肉と絶妙のハーモニー。
4.はいよいよ主催者がお持ち込みのクロデュマルキ。シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、ファーストラベルの品質向上の為、全生産の半分以上をセカンドに格下げしており、ラス・カーズのセカンドラベルとして世の中では通っているが、いわゆる格落ちワインではない。とのこと
甘草等のハーブ、胡椒等のスパイス。口に含むとドライだが、タンニンは丸くエレガントな印象。
5.はレオヴィル・ラス・カーズ。ここはボルドーの中で最もエレガントワインを造っていると主催者。2003は若いが、十分に飲めるのがここの腕前とも。両者共通するハーブ、スパイスの香り、味わいだが、タンニンがより感じられるのはこちらの方。コルクの長さが一番長く、コスト的にも手抜きをしていない。とはなかなかユニークな視点。
6.はお店からのバタイエ。1996だがまだまだ、ポテンシャルを感じる酸味とタンニンは残っている。4.と5.と共通するドライでエレガントな味わいが心に残りました。
7.はご参加の方からのデザートワイン。南西地方(スッド・ウェスト)の貴腐ワイン。甘いなかにハーブを感じるのは貴腐ワインながらでしょうか。英国の方(Richardさん)がやっておられるワイナリーだそうです。
料理は、全9品で満腹になりました。あっ、隣の方食べきれないからって、私の皿に盛らないで下さい(笑)

梅見月前前菜盛り合わせ
芝エビのマヨネーズ仕立て
鮑のホワイトソース仕立て
野菜の香り上げ(食べかけ(笑))
国産牛ヒレ肉の味噌炒め、花巻添え
うずらのたたきレタス包み
フカヒレと冬瓜のスープ
ずわい蟹のおむれっと炒飯

山桃杏仁豆腐シャーベット、ライチプリンセス

コルトン・シャルルマーニュ[2003](ドメーヌ・ルイ・ラトゥール)税込11,550 円


キスラー・シャルドネ[2006]ダットン・ランチ 税込13,335 円


オーガスト ウェスト ピノ・ノワール[2006] 税込8,190 円 ピノ・レポート95点!! やるなEdさん


クロ・デュ・マルキ[2003] 税込7,990 円 パーカーポイント90点 


シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ[2003] 税込26,985 円 こちらはワイン・スペクティター誌97点


シャトー・バタイエ2005 ヴィンテージ違いですが、税込5,980 円が最安でした。


シャトー・リシャールは現在情報入手中

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2010年2月18日木曜日

ARESTI ART PINOT NOIR 2009

アレスティのアートシリーズ、赤はカベルネ、カベルネ・シラーズ、ピノ・ノワールが残っています。5本目は何にしようかなと思いましたが、昨夜のおかず、チキンのトマトソース煮にはピノでしょう。
ということで、ピノ・ノワールを開けてみました。正直言って低価格帯のピノ・ノワールは薄くて酸っぱい(主にブルゴーニュやシャンパーニュ等)か、ジャムのようにぐちゃっと煮詰まった感じで少し苦みを感じる(主にラングドック、カリフォルニア、チリ等)か、なので、どうかなと思いつつ飲みました。

外観:濃いルビー色、かろうじて向こうが見えるくらいで紫よりは赤っぽいエッジ
香り:スミレなどの花の香りがしますが、弱いです
味わい:甘みはあまり感じられず、ドライでタンニンも強くなく、酸味と果実味のバランスがよい

正直驚きました。ぐちゃっと濃いか、薄いかとの予想は見事に裏切られました。香りは弱くスワールしても開いては来ませんし、味わいも変化しませんが、ピノの個性が感じられ美味いです。酸っぱいほどではないのですが適度に酸味があるので、トマトソースの酸味とベストマッチ。焼き鳥なんかでも、塩・タレどちらでも良さそうですね。これで600円というのは絶対お薦め。

アレスティ・アート・ピノ・ノワール [2009] 税込630円!!



8本セットで葡萄の個性を飲み比べるのも面白いです。カベルネとカベルネ・シラーズとゲヴェルツはまだですが、それぞれ個性があります。税込み5,040円



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2010年2月17日水曜日

Jaffelin MACON-VILLAGES 2006

我が家の定番、ジャフランのマコン・ヴィラージュです。


昨年9月に’07を飲んでるんですが、このときは酸が強く薄いと言ってます。昨年年始には'06をふぐちりに合わせてます。昨年9月のものは'06の勘違いかも知れません。それとも'07は無くなって、'06を安く出していたのか?ヴィンテージは大事だから間違えないはずだけど・・・・

まあ、それは良いとして、'06、酸が落ち着いてきて、良い感じになってたんですよ。

外観:黄金色、大分濃くなってきました。涙はそれほどではないアルコール13%
香り:白い花、アーモンドの様なナッツ香が以前より感じられます
味わい:酸はマイルドに変化、旨みが出てきました

これで900円代は買いだなあ!!まだあるか心配ですが、今夜でも買いに行ってみよう。




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2010年2月16日火曜日

イタリアンレストラン・ジュリアーノ

昨夜のワインが残っていたのですが、夜は家族と外食。狭山ヶ丘のイタリアンレストラン・ジュリアーノへ。ここはワインの持ち込みが出来るのが嬉しい。ワインはこのリゼルバ。

              
前菜はスモーク・サーモン等3種から選択。パスタは5種から。この夜はアリオリオ。唐辛子とニンニクオイルのパスタ。何時も思うのだが、ここのパスタはフーフー言うほど熱い。自分で作るとできたてにも関わらずぬるくなるのだ。何でだろう?
              

主菜は牛頬肉の赤ワイン煮込み。肉はほろほろに柔らかくなっており旨みが、リゼルバとマッチして最高の味わい。















デザートは焼きリンゴのアイスクリーム添え。

              













このワインはCOSTCOで購入したものです。1,400円位でした。リゼルバは樽で3年以上熟成、グランリゼルバは5年以上。こんなクランリゼルバがありました。

ビィーニャ デル ラガー グランリゼルバ 2002 税込1,050円!!




 


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