COACH特集

2012年6月30日土曜日

イタリアワイン講座 上級編Abbinamento(アッビナメント)第7回@Manner-BO

今回はエスニックにイタリアワインを合わせて。
被災地気仙沼唐桑から牡蠣の差し入れを持って特別ゲストも参加。
左から右に
☆LA JARA PROSECCO EXTRA DRY N/V
ラ・ジャラ プロセッコ エクストラドライ N/V
オーガニックのプロセッコ。ラ ジャラとは方言で小石の事だそうです。

◇D.O.C. Trentino SIMBOLI Nosiola 2010 [Lavisi] 11.5% (㈱ヴィーノ・フェリーチェ)
D.O.C. トレンティーノ シンボリ ノジオーラ 2010 ラヴィス
ノジオラ100%。ミネラルが感じられました。

◇I.G.T. Sicilia Grillo Punto8 2010  [OTTOVENTI] 12.5% (㈱オーデックス)
IGTシチリア グリッロ プント オット 2010 オットヴィンティ
グリッロ100%。香りは甘いのに辛口。

◇D.O.C. Trentino Traminer Aromatico 2009
 [Pojer & Sandri] 13.5% (テラヴェール㈱)
D.O.C. トレンティーノ トラミネール アロマティコ 2009 ポイエル エ サンドリ
私の選択。トラミネール アロマティコはアロマ品種ゲヴェルツ・トラミナールの別名。もともとイタリアのトラミナールが発祥の地とか。クリーンな辛口。パクチーと合うと思い選択したのだが。


◆D.O.C.G. Morellino di Scansano 2009 [Podere Casina] 13% (㈱ワインウェーヴ)
D.O.C.G. モレッリーノ ディ スカンサーノ 2009 ポデーレ カシーナ
  サンジョヴェーゼ 90% シラー 10%。ベリー系の果実味豊か、ハーブのニュアンス。

◆D.O.C. Faro 2009 [Bonavita] 13.5% (㈱相模屋)
D.O.C.ファロ。シチリアメッシーナ周辺のDOC。暑い土地のワインと思いきや意外とエレガント。

◇Taschlerhof タスケレルホフ / アルト・アディジェ
飲み足りなくて出てきたワイン。詳細調査中(笑)

 唐桑の殻付牡蠣。大きい!!
 殻を外すとこんな感じ。
 パン粉とハーブとパルミジャーノをまぶしてオーブン焼き
 オーブン焼きの出来上がり。
 残りはワイン蒸し。ぷりぷりです。
・パクチたっぷり春雨サラダ
・ハリーラ風煮込み(ハリーラをアレンジして、野菜たっぷりの豆のトマトカレー、最後に少々チーズを振りかけて)

正直前菜の牡蠣で満腹気味。
でもパクチーとトラミネール アロマティコの相性は抜群と自画自賛。
皆様のお持ちいただいたシチリアの白もこれまた別の相性あり。
トスカーナの赤、シチリアの赤もとても美味しくいただけました。






相模屋さん取扱いのFAROはなし。

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2012年6月28日木曜日

Kistler Sonoma Coast Pinot Noir 2010

キスラー ソノマ・コースト ピノ・ノワール 2010
毎度お馴染みのキスラー。

 早飲みと言われるSonoma Coast Pinot Noir。友人のなかには早飲みだから、このピノを買うんだと言う人もいます。キスラーが造るスタンダード・キュヴェ。ソノマコーストは一番海岸寄りのAVA、寒流の影響を受け冷涼な気候です。ナパやソノマは北や内陸に行くほど暖かく(暑く)なっていく、我々には不思議な気候になっています。

外観:ガーネットに近い濃い色合い。わずかに向こう側が見えます。
香り:ベリー系の果実味がいっぱいに漂ってきます。
味わい:適度な酸味もあり,凝縮感がいっぱい。ジャムを煮詰めたような苦味はなく、いわゆるジャミーではありません。苦味を残さない後口のすっきりさ加減がとても良いですね。

今夜は豚角煮と合わせてみました。

2010はまだ日本未発売の様です。2008はどんな感じですかね?
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2012年6月25日月曜日

Mannor-Boイタリアワイン講座 誕生祝ワイン会

イタリアワイン講座のお二人が誕生日と言うことで、お祝いのワイン会を開催。 場所は最近ご無沙汰の門前仲町「マ・ブロシェット」、「おとなの週末」の7月号に取り上げられたとオーナー・ソムリエールが教えてくれました。
☆N/V Cremant de Loire Brut Langlois Chateau
クレマン・ド・ロワール ブリュット/ ラングロワ シャトー
ソムリエールに選んでいただいた、スパークリング。シュナン・ブランを主体にシャルドネ、カベルネ・フランで造られているとのこと。酸味があり切れの良いまさに夏の乾杯向けワイン。今日は飛ばし過ぎに注意(笑) ◇2008 Merry Edwards CH Russian River Valley
メリー・エドワーズ シャルドネ ロシアン・リヴァー・ヴァレー 2008  ピノ・ノワールの女王(Queen of Pinot Noir)と言われるメリー・エドワーズが造ったシャルドネ。彼女の白はワインスペクテイター誌等で評価の高いソーヴィニヨン・ブランやスパークリングワインはあるが、シャルドネは2008からリリース。樽の効いたソーヴィニヨン・ブランに比べ樽は控えめ、ミネラルがあります。

◆2009 Siduri PN Clos Pepe Vineyard Sta Rita Hills
◆2009 Tyler PN Clos Pepe Vineyard Sta Rita Hills


私の持ち込み。最近のカリフォルニアワインは酸味とミネラルを生かして、食事にもマッチしやすいように造っています。あるワイナリーで聞いたところ、酸味を生かすため早摘みすることもあるそうです。太陽をいっぱい浴びたカリフォルニアの葡萄で酸の効いたワインも造れるのです。  そういうワインでしかも南カリフォルニアのものはないかと言うことで購入してきたのがこの2本。サンタバーバラのクロペペ。ここの葡萄はミネラルがとても豊かなので、特有の切れがあります。そのクロペペの造り手違いを味わってみたい。また、イタリアワイン好きに評価してもらおうと言うので持ってきました。  香や果実味は当然共通したものがありますが、酸味が効いているはTylerの方で皆さんに好評でした。Siduriは良くも悪くも従来のカリピノ的なやや甘いとさえ感じる果実味が前面に出ているように思えました。まあ、比べて飲まなきゃ十分美味しいんでしょうが・・・・

「カリフォルニアもしっかり酸があるじゃない」と言われたのはうれしかった(T_T)

◆2003 Feudi di San Gregorio Aglianico Serpico Irpinia Rosso Campania
[2003]フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ セルピコ  最後にカンパーニャのアリアニコ。  生産者のフェウディ・サン・グレゴリオといえば今やジャック・セロスとコラボしたスパークリングワインを産出しているとか。 ちなみに、バローロ/バルバレスコに使われるネッビオーロ、キャンティ/ブルネッロのサンジョベーゼとこのアリアニコをイタリア3大赤ワインと言います。  だいぶ酔ってきたのですが、酸味と果実味が感じられるイタリアの赤ワインらしい味わい。


料理はいつものお任せで。

 泡にシーフードゼリー寄せ
チキンレバーパテ。パンにバター代わりに
ニース風サラダ
 珍しくピザ。
 鴨のロースト。
ケーキまで用意していただきました。

覆面リポーターに寄れば、ここのパテは最高で、サービスもきめ細やかと絶賛していました。
マブロシェットでは何か新しいプロジェクトもあるようで、その時は行きますからね~

大人の週末7月号

【送料無料】おとなの週末 2012年 07月号 [雑誌]

クレマン・ド・ロワール ブリュット


メリー・エドワーズのシャルドネは希少品ゆえまったくなし。13,000円以上するようです。

クロ・ペペのピノ・ノワールは本家のクロ・ペペ・エステイトのみ発見


2003でもまだまだ熟成しそうです。

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2012年6月22日金曜日

Diatom Chardonnay "Hamon" Sta.Rita Hills 2010

ダイアトム シャルドネ "波紋"(ハモン)サンタリタヒルズ [2010] 」
 昨年11月にサンフランシスコのワインショップNapa Valley Winery Exchangeで残っていた3種類購入したDiatom。

其々、アルコール度が異なっており、花偲が12%台と寒冷地のワインの様な低アルコールでエレガントな造り。美夜、波紋と度数は上がってきます。
この波紋もアルコール度が16%あるとは思えない軽やかな切れの良さ。南のシャルドネらしいトロピカルな風味は後からやってきます。 Greg Brewerは2010ヴィンテージから畑の表示をやめ美夜、波紋、鼓動、花偲、風音の5種をリリース。私は読んでいないのだが、この波紋が漫画「神の雫」に取り上げられたらしく、一気に市場から消えたとのこと。 これはHuber Vineyard?

外観:透き通った黄色。
香り:最初に柑橘、温まってくるとトロピカル・フルーツ
味わい: 前述のとおり軽やかでミネラル由来のシャープな切れ味。その切れ味の後から厚みが感じられます。

Greg Brewerの白ワインには外れなし。

楽天は全て売りきれ、日本には2ケース程度しか入っていないようなので残っていない様です。8月1日から2011ヴィンテージの発売とのこと。サンフランシスコのNapa Valley Winery Exchangeには、美夜と風音の在庫があるようです。


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2012年6月21日木曜日

イタリアワイン講座 上級編Abbinamento(アッビナメント)第6回@Manner-BO

今回のテーマは
1)ブラウンマッシュルームとエビのオイルフォンヂュ
2)アニェッロ(仔羊)のローズマリーグリル
左から

前菜に
☆D.O.C.G. Franciacorta Brut [Ferghettina] 12.5% (㈱モトックス)






・ブラウンマッシュルームとエビのオイルフォンヂュ



◇I.G.T.Sicilia Catarratto ”Alastro” 2010 [PLANETA] 12.5% (日欧商事㈱)
 シチリアのまだ若いブランド「プラネタ」。このワインはグレカニコ50%、シャルドネ50%。ワイン工場の操業が ワイナリー設立から10年も後だったとか。果実味豊かなワイン。オイルやバター、クリームなどを使った魚介料理にはぴったり。
 
◇D.O.C.G. Roero Arneis 2010 [Matteo Correggia] 13% (テラヴェール㈱)
ピエモンテのロエロ・アルネイス。アルネイス100%、非常に軽いプレスのみ。100%ステンレスタンク発酵、熟成。トロピカル・フルーツの様な果実味のワイン。

仔羊に



◆I.G.T. Toscana 2009 [Podere La Cappella Poggio Camporonne] 14%(㈱モトックス)
トスカーナ州のキャンティの産地サントナード村にある小さなワイナリー「ポデーレ・ラ・カッペッラ」のワイン。ビオロジックだとか。ブドウ品種はサンジョヴェーゼ 80%/メルロー 20%、発酵をステンレス・タンク行い、オーク樽熟成12ヵ月(225L、1年目50% 2年目50%)、その後ステンレスタンクおよびコンクリートタンク熟成 6ヶ月/瓶熟成6ヶ月。メルローはD.O.C.Gキャンティとしては許されていないので、I.G.T.になります。でもこれで酸味が少し抑えられているのかとても飲みやすく美味しいワイン。
◆D.O.C.G. BRUNELLO DI MONTALCINO 2004 [POGGIO BASSO] 13.5% (日本未入荷)
私がNYCから持ち帰ったもの。ワインショップの店員にラムに合いそうなイタリアワインと聞いたところ、キャンティ・クラシコとこれを持ってきたもの。キャンティは誰か持ってくるだろうと思いましたし、3,000円以下($27.99≒2,200~2,300円)と言う条件にもあったので購入。確かに日本でブルネロ・ディ・モンタルチーノは3,000円以下では手に入りません。
これも酸味果実味タンニンのバランスが良く我ながら美味しいと思いました。もっと買ってくるんだったorz

◆D.O.C. Montefalco Rosso ”Noè Briante" 2006 [Rialto di Eraldo Dentici] 13% (日本未入荷)
ウンブリアのDOC。これもサンジョベーゼ主体。未輸入のため詳細なセパージュは不明。輸入されているある『モンテファルコ・ロッソ』はサンジョヴェーゼ70%、サグランティーノ15%、メルロ15%でした。

三種類ともサンジョベーゼが主体のため酸味の底流に共通の味わいがします。うまく言えないのですが、獣と言うか濡れた皮と言うか特有の味わいがして、これがラムととても調和しました。

 
□D.O.C. Cinque Terre Sciachetorà 2008 [Giuliani e Parini] 14%  (㈱W)
有名な観光地『チンクエ・テッレ(Cinque Terre)』でしか手に入らないらしい希少なデザートワイン。
『チンクエ・テッレ(Cinque Terre)』はイタリア語で「5つの土地」という意味イタリア北西部、リグーリア州ラ・スペツィア県のリグーリア海岸沿いにある5つの村を指す。


フランチャコルタ・ブリュ
プラネタ アラストロ 2008です。
マッテオ・コレッジア・ロエロ・アルネイス 2010
ポデーレ・ラ・カッペッラ 2009
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2012年6月18日月曜日

Diatom Chardonnay ’Miya’ Santa Rita Hills 2010

ダイヤトム シャルドネ 美夜 サンタ・リタ・ヒルズ 2010
シリーズ2本目。
グレッグが強い影響を受けたデザイナー、安藤美夜(Miya Ando)さんへの感謝の念を表したものとか。この漢字を書かれたのは、カリフォルニア・ワイン・ファン・クラブ(CWFC)の会長にして、今年7月28日に惜しまれつつ閉店を迎えるカリフォルニア・ワイン・ガーデンのオーナー杉本隆英さんの奥さま美代子さん。最近、お会いする機会が少なくて寂しいのですが、杉本さんにはCWFCの会やCWGで何度かお会いして懇意にさせていただいております。

外観:クリーンな淡い黄色。緑は少しあるから酸味もあるかな?
香り:柑橘の香り。
味わい:鉱物的な硬さ(クリスプ)がありますが、クリーンで雑味の無さは秀逸です。

 もっと買っておくんだったと思い、今回のツアーでたった1本ですが追加購入できました。


ホタテ貝のオリーブオイル焼きジェノベーゼソース、鱈のムニエルと共に。


日本には4ケースしか輸入されておらず、残念ながらすでに売り切れ。 余計な情報ですが、サンフランシスコのワインショップ、「ナパ・ヴァレー・ワイナリー・エクスチェンジ」に少しおいてありました。味は良いし、漢字のエチケットと言うことで日本人が土産に買っていくそうです。

杉本さんの情報ですが、diatom 2011 CHは、2012年8月1日リリース予定だそうです。
花偲 (Alcohol 13.8%)
鼓動 (Alcohol 14.8%)
美夜 (Alcohol 15.3%)
風音 (Alcohol 15.8%)
波紋 (Alcohol 16.3%)
と11年は少しアルコール高め。


下記ショップに入荷予定を聞いておくのも良いかもしれません。
 
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2012年6月17日日曜日

【米国東海岸-西海岸ツアー】帰国

13時発のフライトで帰国。
何度も言いますが、土地勘がないので、San JoseからSan Francisco International Airport(SFO)間は近いだろうと思っていましたが、渋滞考えると1時間は見たほうが良いとのこと。

 
それとレンタカーのガソリンはEmptyで返したらいいのだろうと思っていました。その点についても、満タンで返すとガス代がチャージされないし、ガス代も倍くらいの価格で請求されるから、満タンにしておきなさいとのこと。SFO付近はガススタンドが探しにくいから、この辺で入れておいて省燃費運転して行きなさいともアドバイスしてくださいました。そんなこんなで友人宅を早めに出発。すぐ近くの76で給油。Chevronでは聞かれなかった、カード登録したZIPコード(郵便番号)を聞かれました。焦ってサービスマンに相談、結局何とか満タンに出来ました。最終的には19.5ガロンほど入れてトータル走行距離は319マイル。510Kmをリッター辺り6.94Kmで走ったと言うことのようです。高速ばかり走ったとはいえV8で5.6リッターの車がリッター7Km近く走るってすごいですね。前回オレゴンで2日カムリを借りた時より少し高いだけですみました。

航空券は友人宅のプリンターで出力。空港でのチェックインはスムーズに終了。

 一息ついて空港のフードコートで食事。今回は和食食いまくり。私は家で作るようなジャガイモごろごろカレー。
まだ時差ボケの妻はきつねうどん。
セキュリティー検査を終え、搭乗を待ちます。
 Take offに向けて滑走路を移動。
 さようならサンフランシスコ。また来られるかな?
夕食はチキンを選択。
飲み物はウイスキーソーダ。
朝食は卵とチェダーチーズのブレックファーストサンド。

帰国後、車で帰宅。車があると楽ですね。



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