COACH特集

2012年2月27日月曜日

TRATTORIA SENZANOME

週末は妻と二人で、武蔵藤沢の「TRATTORIA SENZANOME(トラットリア・センツァノーメ)」へ。ランチには何度か来ているのだが、夜は初めて。

 「気まぐれサラダ」。生ハムやサラミを加えパルミジャーノとドレッシングで和えたもの。シンプルだがサラダの原点で美味しい。
 「下仁田ネギと生ハムのグラタン」リーキの替わりに下仁田ネギを使ったのだと思うけど、これも美味しい。ソースが旨いのでパンを取っておけば良かった。
「生ハムとマスカルポーネチーズのピザ」ティラミスで使われるマスカルポーネチーズを使ったピザ。塩分の少ないチーズなので生ハムの塩分が加わり、美味い。

今回はつまみ系が多かったが、今度はセコンドもしっかり食べてみますね。

グラスワインは白赤とも、モリーゼ州のオスコ。
◇ビアンコは、この価格なので薄いデイリーワインだが、柔らかな酸味とフルーティーでフレッシュな味わいです。トレッビアーノ50%、マルヴァジーア50%

◆ロッソもミディアムな酸味のある赤。ただ酸味は丸くきつくはないので、魚から軽い肉まで幅広く合わせられると思います。モンテプルチアーノ70%、サンジョベーゼ30%
オスコ・ロッソ 750ml
オスコ・ロッソ 750ml
価格:651円(税込、送料別)

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2012年2月24日金曜日

Blind Tasting@Shibuya Chinois

ワイン仲間とワインバー渋谷シノワへ。初めてなのでスマホのナビを頼りにしたのだが、何故かナビが動かず見事遅刻。
シャンパンなど飲みつつメニューを選びました。止せばよいのに、「ブルゴーニュとカリフォルニアはそれなりに飲んでいるので、ブラインドで料理に合わせてグラスワイン見繕って下さい。」などと友人が言っている。私も品種位は判るだろうとたかをくくって、ソムリエールにお願いする。そのとき彼女の目が眼鏡の奥でキラリと光ったような。
右:グリューナーフェルトリナー(オーストリア固有の品種)
中:アルザスのリースリング
左:ブルゴーニュのピュリーモンラッシェ

左から並んだワイングラス。上のボトルだと右から左です。
自分的評価
1.酸味はあるが藁臭さや緑臭さがないが、酸味はソーヴィニヨンブランだろう。北フランス。ロワール?
2.ちょっと甘みがある?オレゴンで飲んだロワールのシュナンブランを思い出しました。
3.樽の効いたシャルドネ?でもどこだろう?酸味が強いから新世界じゃないだろう?ムルソー?それとも全然違うところ?
アミューズ
最初のお皿(左から)
 ・山菜(筍、うるい、わらび、こごみ、タラの芽)のテリーヌ、ふきのとう風味タップナード添え
 ・瀬戸内産イイダコのやわらか煮、赤かぶとキュウリ オリーブの粒マスタードマリネ
 ・北海道産タラバ蟹とカリフラワーのクリームコロッケ パプリカソース

Azienda Agricola Cos "Rami" 2009
アジエンダ アグリコーラ コス“ラミ”

シチリアの白ワイン。

赤鯛のポワレ


とんぶりとキャビアの冷そうめん(奈良三輪産3年熟成物)
熊本あか牛のロースト わさびソース
和風フォワグラ丼
CHATEAU CAMENSAC 1995
シャトーカマンサック 1995
AOC オーメドック メドック格付け5級。15年以上経つとオーメドックもこんなに丸くなるんですね。
赤の〆はジンファンデル。
SAUSAL
デザートに
Ratafia de Champagne / HENRI GIRAUD
ラタフィア・ド・シャンパーニュ / アンリ・ジロー
シャンパーニュの酒精強化ワインです。でもそんなに甘くないから私でもすいすい飲めました。
いちごと黒糖わらびもちパフェ

結論:ブラインドは難しい(苦笑)

見つけられた物だけ紹介します。

ラミ[2010] コス C.O.S
ラミ[2010] コス C.O.S
価格:2,499円(税込、送料別)




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2012年2月20日月曜日

MAZANTINI 2010 Jimenez Landi

マサンティーニ  2010 ヒメネス・ランディ【スペイン/D.O.メントリダ】
ワイナリー和泉屋の8本セットから。
スペインのワインというとタンニンたっぷりでボルドー以上にがっつり肉に会うワインを連想してしまうのですが、ここ「和泉屋」さんのワインは、オーナーがエレガントな酸味のあるワインが好みの様で良い意味で期待を裏切られます。

産地のメントリダ村は地図で見るとスペインの真ん中内陸にあり、マドリッドの南、古都トレドの北に位置しています。

主な黒葡萄は、ガルナッチャ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シラー。
和泉屋さんのHPによれば20haの畑はみな山の上だそうです。そう言えばスペインに行った友人も「半端じゃない山の上だよ」と言っていたのを思い出しました。

外観:濃いガーネット
香り:ドライフラワーやハーブの香り
味わい:果実の甘み、酸味とタンニンのバランスが良く、食事を妨げません。最後にコーヒーやチョコレートのビターなテイストがしてきます。

単体の販売はなく、このセットの1本に含まれています。


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2012年2月17日金曜日

GAVI 2010 MICHELE CHIARLO

ガヴィ 2010 ミケーレ・キャルロ
昔、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨン位しか知らない頃、GAVI を飲んでシャルドネだと思って居た時代がありました。最近でも樽を使ったフレッシュでクリーミーなものはシャルドネとまごうばかりのものもあるんですが、なにせ造り手が良く覚えられないので、酸の強過ぎるものとか買ってしまう事が多いです。
COSTCOに行ったらこれがあったので購入してみました。

香り:柑橘の香りはあるものの、トロピカルフルーツや桃のニュアンスあり?
外観:濃い黄色。薄いGAVIでは無さそうです。
味わい:予想通り果実味と酸のバランスが最適。ミネラルもあり、これは美味しい。

秋頃は秋刀魚とトマトのオリーブオイル煮を作っていたのですが、秋刀魚も冷凍物しか無くなってきたので、まんま自家製アンチョビじゃないかと、鰯とトマトのオリーブオイル煮を作って見たらこれが美味しい!!
残ったオイル煮ガーリックチリオイルを少し加えて、パスタと和えてみました。イタリアン・パセリをちぎって色合いに。いや~これは実に美味い!!

ミケーレ・キャルロはピエモンテの優良生産者のようです。COSTCOでは1,188円でした。


GAVIは無かったですが、同じ生産者のバルベラ・ダスティーがありました。

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2012年2月14日火曜日

Gloria Ferrer Carneros Chardonnay 2007

グロリア フェラー カーネロス シャルドネ 2007
スペイン・フレシネがカリフォルニア・カーネロスでやっているグロリア・フェラー。
何時もスパークリングを飲んでいるのですが、今回はスティルワインを買ってみました。先日のロデレール・エスティトのシャルドネの様に酸味とミネラルを期待したのですが、どうでしょう。スパークリングワインのメーカーは酸味の強いリザーブ・ワインを多く所有しこれをアッサンブラージュして瓶内2次発酵させます。昔は酸味が強めのワインが嫌いだったのですが、最近はそう言う方が美味しいと感じていると言う事は度々ここでも書いています。都合の良い言葉は「パレットが変わった」(笑)

外観:濃い黄色、黄金色と呼べるでしょう。
香り:熟したリンゴ、アーモンドのようなナッツ
味わい:色で想像がついたのですが、期待に反して、酸味は強くなく口当たりは丸く、樽の効いた典型的なカリフォルニア・シャルドネ。ただ、苦みや雑味が少ないためすっきりした飲み口です。

バターとレモンを聞かせた鱈のムニエルと好相性でした。

やまやで1,980円。グロリア・フェラーはやまやさんでしか買えないようです。

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2012年2月12日日曜日

DOMAINE CHANDON DE BRIAILLES PERNAND-VERGELESSES 1er LES VERGELESSES 2004

ドメーヌ・シャンドン・ドゥ・ブリアイユ ペルナン・ベルジュレス 1er レ・ベルジュレス 2004
先日、CORTON GRAND CRUを飲んだばかりのDOMAINE CHANDON DE BRIAILLES。今度はPERNAND-VERGELESSES 1er Cru LES VERGELESSESです。


ペルナン・ヴェルジュレス村の「レ・ヴェルジュレス」は泥質の土壌で、ドーメーヌの当主アイマール=クロード・ニコライ伯爵 が“プティ・コルトン”と言っており、タンニンが豊富で、熟成向きのワインになるそうです。  

外観:ルビー、縁にレンガ色が少し入り始めています。
香り:弱いがベリー系の果実香、ハッカ、ドライハーブ等
味わい:酸味は強くなく、タンニンも円やか。果実味が健在でやや甘味すら感じる美味しい飲み物といった感じ。

さて合わせたのは、エスカルゴ・ブールギニヨン。地方名の入った料理は同じ地方のワインがベストと言われているのでこれを開けてみました。

でも、日本ソムリエ協会の教本には、合わせるのは白のシャブリやマコン・ヴィラージュとなっていました。でもバターの感じと樽の効いたシャルドネというのはわかるけど、酸の強いシャブリだと駄目だと思うのです。

トマト味のチキンカチャトラとかも一緒だったですし、とても食事は楽しめました。

 やまやで、2,480円はお得。ネットでもそれほど高くはありません。


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2012年2月8日水曜日

2位じゃだめなんです会?@のみ山

蓮舫さんが閣僚を退かれたからと言うわけではありませんが、ボルドー五大シャトおよびカリフォルニア・カルト・カベルネのセカンドワインを集めて飲もうと言うことで参加してきました。
◇Vougeot Premier Cru le Clos Blanc de Vougeot 2007 Domaine de la Vougeraie(ブラインド)
    ヴージョ 1級“ル・クロ・ブラン・ド・ヴージョ”2007
    珍しいヴージョの白。シャルドネ95%、ピノ・グリ4%、ピノ・ブラン1%。新樽を25%使って16 ヶ月熟成し、清澄はせず、珪素土で濾過。
 適度な酸味とすっきりした雑味のない味わいは流石。ブルゴーニュのシャルドネとはすぐ判りましたが、そもそもヴージョに白があるなど思いもせずorz
 この畑は単独所有(モノポール)、コート・ド・ニュイにありながら十二世紀からシャルドネの畑だとか。

◇2008 Les Plantiers du Haut-Brion Pessac-Leognan
 2008 レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン ペサック・レオニャン
 5大シャトー オーブリオンの白、オーブリオン・ブランのセカンド。生産本数はファーストより少ない希少品。藁のような干し草の香り、口に含むとまろやかな酸味でなかなかの美味。白ワインなのにわずかながらにタンニンを感じるのは珍しい。開いてくるとタンニンは感じられなくなりました。

◆1999 Carruades de Lafite Pauillac
  1999 カリュアド・ド・ラフィット ポイヤック
  シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンド。最初はタンニンも強めで収斂性を感じましたが、30分~1時間と開いてくると、それも丸くなり美味しく変化してきました。カベルネ・ソーヴィニヨン 61%、メルロ 33%、カベルネ・フランとプチ・ヴェルド 1.5%

 '99はパーカーポイント90点市場では5万円前後!!
◆1999 Pavillon Rouge du Chateau Margaux Margaux
 1999 パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー マルゴー
  シャトーマルゴーのセカンドで有名なワイン。タンニンも粗っぽくなく最初から飲みやすいワイン。色は煉瓦色の片鱗もなく、酸味もまだ十分ありまだまだ熟成すると思われます。'88で16,800円

◆2001 Araujo ESTATE Altagracia Napa Valley
 2001 アローホ・エステート アルタグラシア ナパ・ヴァレー
 カリフォルニア・ナパのカルトワイン、「アローホ」のセカンド
 2007のセパージュは90%カベルネソーヴィニヨン, 6%メルロー, 4%プティ・ヴェルド。
 濃いガーネット色、甘草などのハーブ、タンニンはまだ強めながら酸味もあり、果実味の豊かさはボルドーのセカンドを圧倒しています。

◆2003 Harlan The Maiden Napa Valley
 2003 ハーラン・エステート ザ メイデン
   こちらもカリフォルニア・ナパのカルトワイン、「ハーラン・エステート」のセカンド。
 ただ、前のアルタグラシアもそうですが、カリフォルニアワインはボルドーの様にファースト、セカンドと明確にありません。高いラインとそれより安いライン、「リザーブ」とスタンダードの違いのようなものでしょうか?ボルドーは明確にセカンドと言ってファーストにはふさわしくない若い葡萄のワインや日照や土壌の条件が異なるワインをブレンドして出します。これはボルドーの広大な畑は部分部分で葡萄の植え替えを行いトータルで健全な畑を維持していくためと思います。狭い畑ではこうはいきません。
 さて、メイデンは未だ硬く飲み頃はまだかなと言う感じ。チョコレートやカカオのニュアンス。ただ、その昔酸味がないとけなされていたカリフォルニアワインのイメージはかけらもなく果実味、タンニン、酸味もそれぞれあり、熟成が期待できます。

料理はのみ山さんのおまかせで。




何故かヴィンテージは不明です。


けっこう良い値段です。でもファーストは5万位


昔は3,000円台で買えたそうです!!

カリュアド・ド・ラフィット[1999]
カリュアド・ド・ラフィット[1999]
価格:39,900円(税込、送料別)

これなら手が出そうですが・・・・


ヴィンテージは違いますが、こんな値段。


メイデンの同一ヴィンテージ。ナパ・キャブも高くなったなあ!!


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