COACH特集

2014年10月15日水曜日

PATINASTELLA ワイン会

シダックスグループの高級レストラン。渋谷から少し歩くが静かにゆっくり食事できます。 料理は和洋の良い所取りカリフォルニア・キュイジーヌ。 この日は私のとっておきのOREGONワインとカリフォルニアワインの持ち寄り会。
☆Rebecca K Sparkling Brut North Coast NV
 幻の私市さんも奥方レベッカさんのスパークリング。海藻の様なミネラル感。

◇2011 Spottswoode SB Sonoma&Napa
 柑橘の香り。白桃の感じはカリフォルノアならではか?
 

◇2009 Firesteed CITATION CH W3
 私の持ち込み。W3とはWiilamette ValleyとWara Wara Valleyの三つのWです。酸の豊かなオレゴンに、ワシントン州ワラワラ・ヴァレーのビターな感じと思いきやビター感はあまり感じられず、酸の豊かなエレガントなシャルドネ。

◇2012 Plata Wine Partners CH New York Yankees Reserve Russian River Valley
 ニューヨークヤンキースの公式ワイン。爽やかではありましたが、上級キュベ達と比べると残念。

■2012 China doll Orin Swift (Grenache and SyrahのブレンドRose)
 独創的なワインをNAPAで造っているデーヴ・スイフト・フィニー(Dave Phinney)のオリン・スイフト。これはやや甘みを感じるオリン・スイフト唯一のロゼ。この甘みがフォアグラと出会って大変なことに。

◆2002 Firesteed CITATION PN
 ファイヤースティードのフラッグシップ。偉大な年しか造らないそうです。最新リリースでも2003年とか。オレゴンらしい酸のエレガントなピノ・ノワール。10年以上熟成を感じさせない果実味もある。

◆2003 Domaine Serene PN Monogram Willamette Valley
 ドメーヌ・セレーヌのフラッグシップ。何度もここには行っていますが、ワイナリーでは売っていません。米国価格も$250前後。
 ベリー系の濃厚な果実味。味わいも濃厚です。美味いけど、オレゴンらしくはないと言うのが、これを持ってきてくれた友人と私の素直な感想。

◆NV Overture Napa
 OPUS ONEのセカンド(公式にはセカンドとは呼んでいない)オーバチュア=序曲。 
ワイナリーでオーパスと比較試飲しても遜色ないばかりか、こっちの方が美味しいと言う意見もあるぐらいです。

 OPUS ONEと言えば、日本事務所代表のキャドビー康子さんがお見えになっていました。
‘PATINAには良くお見えになるとの事。ボルドーとオーパス・ワンの飲み比べをなさっていたとか。

米国ではLos AngelesにあるPATINA修業した杉浦シェフが腕を振るいます。ここはアメリカ西海岸と東海岸の食文化が融合した新たなアメリカ料理の世界=モダンアメリカン・クイジーンの料理を提供してくれます。LA、TOKYOの他、New York、San Francisco、Las Vegasにもあるそうです。


冷製スープ。上に乗っているのはスイートポテトチップ。

マンゴーで巻いた蟹のタルタル ライムのコントラスト。ライムは添え物の様ですが、薄く切って揚げてあるようで、適度な酸味の味わいが初めての食感です。
パンとエクストラ・ヴァージン・オリーブオイル。
フォアグラとカリフォルニアイチジクのポワレ スパイスキャラメルレッドワインソース。
グルナッシュ+シラーのロゼと絵に書いた様な見事なペアリング。フォアグラは、甘口のポートワインと合わせたりしますが、今回の料理の感じにはやや甘口のロゼがぴったり。

旬魚(真鯛)のポワレ キノコのフランと魚貝のスープ仕立て。
ブイヤベース風のスープと魚がみごとに調和、SBやシャルドネとピッタリ合いました。

アメリカン赤身牛のステーキワインソース、紫芋のソース、焼き野菜添え。
オーバチュアとのペアリング
ーで、もっと肉が沢山食いたい(笑)

プラムのスープとバニラアイスを添えて。デザートです。
マカロン等の盛り合わせ

実は杉浦シェフ、この日は出張で不在。 その理由は、これです。

安倍首相の国連訪問に合わせて、杉浦シェフが国連大使公邸にて「和食」を提供していたのです。 この日、私はレストランに向かう途中でこのニュースを知りました。また、ここでワイン会をやりましょう。

この夜のワインはここで買えます。W3やチャイナドールは売り切れでした。










にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

2014年9月16日火曜日

東御ワインフェスタ2014

9月6日~7日に開催された東御ワインフェスタに参加してきました。


長野県東御市の標高800mにある三つのワイナリー。


まずはお決まりの新幹線で一杯。


東御市の三つのワイナリーをフェスティバル事務局が運航するバスで周遊します。


まずは「ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナリー」.。
ここは、エッセイスト・画家として著名な玉村豊男さんが1991年に移住して、ワイン用の葡萄を植えたのが初めで、ワイナリーとしては2004年にオープンしたそうです。当初は、地元の方から「標高が高すぎてワイン葡萄なんか育たない」と言われたそうですが、見事に育ち、今ではメルロ、シャルドネ等の所謂国際優良品種葡萄のワインを出荷しています。ただ、多いものでも3000本、少ないものだと300本台と生産量はあまり多くないのでなかなか手に入りません。
綺麗に整えられた畑。一昨年訪れたときより畑が広がってますね。

綺麗な垣根作りの葡萄畑。

シャルドネ?

今回はフェスティバルと言うことで、テラスで300円~500円でティスティングできます。

ここではソーヴィニヨン・ブランと田沢メルロが気に入ったので、これらを入手。

◇ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナリー ソーヴィニヨン・ブラン 2013
 これも生産量の少ないソヴィニヨン・ブラン。シャルドネに見られる酸が綺麗な東御のテロワールは共通か?日照は多く雨が少なく、標高が高いため夜寒く酸が凝縮。所謂ピピット香は少な目。

◆ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナリー 田沢メルロ 2012
 東御市田沢地区の一部の自社畑で、有機合成農薬や化学肥料、除草剤を使用せずにブドウを栽培したもの。酸化防止剤(亜硫酸)の使用量も最小限にとどめ、ビン詰前の「ろ過」も行っていない。柔らかで優しいタンニンが特徴。

続いてバスに乗って、「はすみふぁーむ」に向かいます。
バスから降りると、ワイン工房がティスティングルームになってました。
ここでも500円でティスティング。
普段はこちら側がショップとティスティングルームです。
ワイナリー脇の畑。向かって右がシャルドネ、真ん中から左にピノ・ノワールが植えられているそうです。写っているのはオーナー兼ワインメーカーのニック蓮見さん。市議会議員でもあります。

シャルドネ
ピノ・ノワール

ハクビシンにやられないよう周りをネットで覆っています。

◇はすみふぁーむ 信州の甲州 2013
 「長野のワイナリーで甲州種のワインを造っているところは多いが、山梨からの買い葡萄。葡萄から長野で造っているのはここだけ。」とのこと。だから、信州で造られた甲州。ふくよかな味わいとのことだが、少量生産のため試飲は出来ませんでした。

◇はすみふぁーむ しゃるどね 2013
 東御シャルドネの綺麗な酸と後口の綺麗さを求めて購入。「はすみさんの味がするよね」との友人評価


隣接する「Rue de Vin」。電機関連の会社からワイン会に転身した小山さんのワイナリー。
以前にいた大手ワインメーカーで美味しいワインを造る評判になったそうです。
ここでも試飲したのですが写真が無いorz

樽を使ったシャルドネと使っていないものは面白い比較が出来ました。

最後は、ワインではなくビール。
地ビールのOH!LA!HO Beerです。

つまみを取って皆で乾杯。
野菜のフリッター
生ハムサラダ
ソーセージ盛り合わせ。

どれもビールにマッチして美味しい。

受付をしたサンテラスホールに戻りここでフェスティバルが始まります。



玉村豊夫さんもお仲間と盛り上がってます。
屋台村。
訪問した3カ所以外のワイナリーも出店してグラス売りしてます。
ジャズの演奏。
左からRue de Vin 小山さん、ヴィラデストの小西さん、はすみふぁーむの蓮見さん
醸造家さんのトーク・セッション。



信州の甲州[2012] はすみふぁーむ&ワイナリー
信州の甲州[2012] はすみふぁーむ&ワイナリー
価格:2,700円(税込、送料別)





にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村